日本の歌100選が決まる
平成19年1月15日の読売新聞に「日本の歌100選」が決まった記事が出ていました。
昨年の9月3日に書いたブログで文化庁が日本の歌100選を選定することを取り上げました。4ヶ月あまりで100選が決まったのは、お役所仕事としては異例の速さではないかと思います。もしかしたらちょっと拙速かもしれません。
昨年9月-11月に全国からはがきや電子メールなどで公募。集まった6671通、895曲のなかから歌手の由紀さおりさんなどが委員を勤める選定委員会が検討し、101曲が選ばれました。
曲は「童謡からSPAPまで」と新聞に出ていました。特に他意はないと思いますが、由紀さおりさんがお姉さんの安田さんと一緒に唄っている叙情歌が多く含まれていました。それだけ国民に支持されているのでしょう。
SMAPの歌は「世界に1つだけの花」ですが、美空ひばりの「川の流れのように」、夏川りみの「涙そうそう」、山口百恵の「秋桜」などが選ばれています。演歌や民謡やフォークソングは選ばれませんでした。選ばれた101曲はいずれ月1回発行の「手賀沼通信」で取り上げたいと思います。
ただ9月3日に書いたように、注釈なしの「日本の歌100曲」というのはいかにも乱暴です。今後どんないい唄が出てくるかもしれません。また演歌や民謡やフォークソングにもいい歌が一杯あります。「平成18年までの100曲」とか、「アンケートと選定委員が選んだ100曲」などとするべきだったと思います。ジャンル別に選んでもよかったのではないでしょうか。
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