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2007年2月23日 (金)

70歳の傷害保険

 まもなく毎年1年更新で加入している傷害保険の更新時期を迎えます。今年もいつもと同じ傷害保険に入るつもりでいました。国内大手の損害保険会社が発売している夫婦がセットになっている保険で、死亡後遺障害、入院日額、通院日額、賠償責任の保険金額が夫と妻それぞれに決まっている比較的安価な傷害保険です。

 ところが送られてきたのは70歳から入れるそれらしい名前のついた保険のパンフレットでした。その保険は高齢になってくると転んだりして怪我が多くなることを前提にしたお年寄り向けの傷害保険です。特に足の「骨折」や「脱臼」を手厚く保障してくれます。女性の場合は怪我で家事ができなくなった時のために家事代行費用を保障してくれるようになっていました。素晴らしい保険です。その代わり従来の保険に比べると保険料がそれなりに高くなっています。体に自身がなくなったらぜひ入るべきでしょう。

 しかしまだまだしばらくは転ぶつもりはありません。従来の保険で十分と思い入ろうとしましたが、70歳以上はもう入れないのです。

 そこでよくテレビで放送している外資系の会社2つに電話して資料を取り寄せました。そのうちの1つの会社が今まで加入していたものと同様の保険で、70歳までに加入すれば75歳まで続けられるという商品を提供しているのを知りました。保険料は今までの保険とほぼ同額です。

 結局その保険に申し込みました。75歳までは急に老け込むことはないだろうと勝手な理屈をつけました。75歳の時点でまた考えればいいことです。

 扶養家族を多く抱えている時は死亡保障の大きい生命保険が必要です。しかし夫婦2人となり、体が衰えてくると医療保険や傷害保険の重要性が増してきます。しかし高齢になればなるほど加入時の保険料は高くなります。

 「歳をとるということは生活しにくくなるということ」を体験した傷害保険の更改でした。

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