「男はつらいよ」48作の放送が終わった
BS2で放送されていた「男はつらいよ」全48作が1月27日で終わりました。途中から放送されているのに気がついたので、全部を見ることはできませんでしたが、数本を除いてあとは全部見てしまいました。
時間の都合がつかないときは録画して見ました。48作の放送が終わった今、大変淋しい思いをしています。
寅さんの第1作が劇場公開されたのは1969年のお正月です。それが1996年のお正月まで27年間続きました。最初の頃はお正月とお盆の1年2作品だったようですが、途中からお正月だけになりました。おそらく寅さんを演じる渥美清の体調を考えてのことではないでしょうか。
マドンナには30数人の人気女優が競演しました。最多出演は朝丘ルリ子で同じ役で4回出ています。最後の48作目も朝丘ルリ子でした。
私は劇場公開中は見た記憶がありません。1969年は32歳でしたが、サラリーマン現役の頃はあまり映画を見ませんでした。見るときはほとんど洋画でした。また、寅さんの映画が民間放送で放映されていたときも、じっくり見た記憶はありません。
ところが今回は毎週の土曜日が待ちどおしいくらいはまってしまいました。なぜ熱中するようになったのかよく分かりません。この歳になって自分では経験できなかった、考えもしなかったような寅さんの自由な生き方に共感を覚えたのかもしれません。
3月には、後半の24作の中から視聴者が選んだアンコール作品が放映されます。楽しみです。
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