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2007年4月12日 (木)

語学講座の新学期

 4月になってNHKの語学講座が一斉に新学期を迎えました。

 私は月曜から木曜まで、スペイン語、中国語、イタリア語のラジオ講座を聞いています。どの講座も基礎講座で6ヶ月ごとに新しくなります。6ヶ月ごとに初歩から始まるのでいつまでたっても初心者です。70歳を越えると理解力も記憶力も衰える一方なので、楽しく学べるのは基礎講座しかありません。金曜日と土曜日にはそれぞれ中級講座がありますが、ついていけないので敬遠しています。

 英語については、夜11時15分からのビジネス英会話と徹底トレーニング英会話をカセットに録音して、ウォーキングの時に聞きながら歩いています。

 3つの基礎講座を聞いて感じるのは、その言葉が持っている特徴の違いです。

 中国語はいつも発音や読み方に時間の多くが使われます。日本人にとって中国語の発音が大変難しいからです。中国語は無気音、有気音、鼻音、摩擦音、有声音、そり舌音、舌歯音の区別や四声などがあり、何度聞いても覚えられません。チャ、チ、テュ、テ、チョなどのタ行の音が多くその違いがなかなか分かりません。その代わり文法はかなりおおざっぱで、あまり苦労はしません。

 スペイン語とイタリア語は発音は日本語のローマ字に似ていて簡単です。ところが文法が大変複雑です。人称、男性、女性、単数、複数によって、動詞だけでなく、名詞、形容詞、定冠詞、不定冠詞、代名詞などが変化します。特に動詞の変化は多様で覚え切れません。英語がとても簡単に感じられます。

 面白いのはスペイン語とイタリア語が大変よく似ていることです。どちらかが母国語の人は、もう一つの言葉は簡単にマスターできます。ただどちらも知らない私にとっては、時々どちらの言葉か分からなくなることがあります。

 いずれにしても暇つぶしとぼけ防止にラジオ講座を楽しんでいます。

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