自転車道はいいもんだ
オランダ・ベルギー・フランス旅行の体験談その6です。
オランダには車道と歩道の間に自転車専用道があります。日本のように自転車は歩道を走るのではなく自転車道を走ります。
日本では歩いている時はスピードを出して歩道を走る自転車が気になります。恐怖と怒りを感じる時があります。自転車に乗っている時は、のんびり歩いている人がわずらわしくなります。きちんと歩けといいたくなります。
オランダでは歩道は安心して歩けます。時々後ろを振り返る必要はありません。自転車道は人を気にせず走れます。かなりスピードを出せます。お互いにハッピーです。
日本では最近自転車による歩行者への事故が増えています。自転車に乗る人が増えたことと乗る人のマナーが悪くなっているためです。私も先日歩道で高校生に自転車をぶつけられ、足をすりむきました。
オランダで気をつけなければならないことは、歩いている時自転車道にはみ出さないことです。日本人観光客は大勢でぞろぞろ歩く上に自転車道があることを忘れて、つい歩道からはみ出してしまいがちです。また、道の向こう側に渡るとき、クルマだけでなく、自転車道を走ってくる自転車にも気をつける必要があります。
オランダでは自転車が一番威張っている感じです。中国でも自転車が一番威張っていました。中国では自転車は車道を走ります。車と今にも接触するのではないかと思うほど危ない走り方でした。結構事故も多いようです。
しかしオランダの自転車は専用の道があります。そこが中国と違います。通勤や通学で多くの人が自転車に乗って通っていました。冬にオランダに行った人の話では、凍りついた運河を通勤や通学にスケートですべる人がいるとのことです。クルマと比べるとはるかに環境に優しい方法です。
クルマ公害がますます激しくなっている日本でも、自転車専用道を作る都市が出てきてもいいのではないでしょうか。
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