税金が高くなった
先日市役所より、県民税と市民税の今年度の課税通知が送られてきました。その額に驚きました。1回分の課税額が大幅に増えていました。
おそらく皆様のお宅に送られた通知も税額がかなり増えたのではないでしょうか。
妻は何かの間違いではないかと言いました。一緒に送られてきた説明書には下記のように記されていました。
「平成19年度は市民税・県民税が大きく変わりました。三位一体改革により、国の所得税から地方の住民税へ3兆円の税源移譲が平成19年度から行われることにより、住民税所得割の税率が変更されます。所得税は減少し、個人住民税は増加となりますが、所得税と住民税を合わせた税負担は基本的には変わらないようになっています。」
早速過去2年と今年の税額に比較表を作ってみました。私の場合、基本的には年金所得だけなので比較は簡単です。
年金収入は3年間ほぼ変わりません。今年の年金からの所得税の源泉徴収額はたしかに昨年と比べると減っていましたが、地方税の増税分はそれを大きく上回り、年間6万2千円ほどの増税となっていました。(なお税額は源泉徴収分なので、年末調整で多少の違いは出てきます。) そのうえ介護保険料も年間7200円上がっていました。年金生活者にとっては大変な痛手です。
今年から定率減税が減ったための増税なのでしょうが、国民への事前の説明が不十分でした。なぜ日本の政治家やお役人は説明が下手なのでしょうか。
年金問題と地方税の増税は今度の参議院選挙に自民党には大きな逆風です。といっても野党が政権をとっても事態は変わらないでしょう。もっと悪くなるかもしれません。
安倍さんにはもっと頑張ってもらい、過去の膿を出し尽くしてもらいたいと思っています。
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