はじめての吉野
平成19年11月19日から22日まで家内と一緒に奈良、吉野、京都に行ってきました。奈良の「奈良ロイヤルホテル」に3泊し、歴史と文化と紅葉を求めていくつかの名所に出かけました。その報告を地域別に3回に分けて報告いたしましょう。
20日に行ったのは吉野です。私にとってははじめての吉野でした。
吉野山は春の桜で有名です。また義経の思われ人、静御前が隠れた場所として、そして足利尊氏に敗れた後醍醐天皇が南朝を開いた場所としても知られています。
ホテルから近鉄に乗り、大和西大寺から橿原神宮前までは特急、そこで大阪から来る別の特急に乗り継いで吉野駅に着きました。
吉野駅からはロープウェイ、ロープウェイの終点からは小型のバスで終点の「奥千本」まで行きました。
奥千本からは自然歩道をロープウェイの駅まで歩こうという、妻がガイドブックを見て決めたお勧めのコースをたどりました。
天気は晴れ、穏やかな秋の日が木々の間からまばゆいばかりです。赤や黄色の紅葉が目を楽しませてくれました。盛りにはもう少しという感じでしたが、赤や黄色といっても1本の木とて同じ色はなく、それぞれ微妙な違いはあることが分かりました。
途中お茶屋「花錦」に立ち寄り、おだやかな女性のご主人と親しくお話をしながら、手製のおいしいくずもちとくずきりをいただきました。心和むひと時でした。
吉野の秋には花の頃とは大違いの静けさがあります。奥千本のバス停で降りた 人は、私たち夫婦を除いては一人だけ、自然歩道を歩いたのは私たちだけでした。すれ違う人もまれでした。
高城山展望台、吉野水分神社、花矢倉、竹林院、吉水神社、金峯山寺などを見物しながら、また途中で昼食をいただきながら、ロープウェイの駅に着いたのは歩き始めてから3時間後でした。
はじめての吉野はすばらしい思い出を残してくれました。
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