55年ぶりの奈良
吉野に続いて奈良の報告です。
平成19年11月19日から22日までの旅行は、奈良の「奈良ロイヤルホテル」をインターネットで予約し3連泊しました。
旅行会社のツアーは料金が安く、面倒な手続きは要らず、効率的に名所を回れるというメリットはありますが、団体行動にしばられ、ゆっくり好きなところを時間をかけて見るわけにはいきません。余裕のあるスケジュールにはなっていません。またJR利 用の場合、喫煙席になる可能性があります。禁煙車しか乗れない私たちには、喫煙席は鬼門です。「愛・地球博」をツアーで行った際は喫煙車両で、妻は気分が悪くなりました。最近は国内旅行は自分たちで企画して、インターネットで宿を探し、JRはジパングクラブに入会しています。
奈良は中学校の修学旅行で行って以来、約55年ぶりです。
初日は法隆寺を訪ねました。修学旅行では法隆寺は行った覚えがなく初めてです。福沢諭吉に変わる前はお札の定番は聖徳太子と夢殿でした。観光客が少なかったので、ゆっくり見物することが出来ました。秋の日は短く、法隆寺についたのは2時過ぎでしたが、拝観して戻る頃には夕暮が迫っていました。
3日目に奈良観光を代表するコースを回りました。
猿沢の池→興福寺→春日大社→春日大社→奈良公園→大仏殿を徒歩で回り、近鉄で西の京まで行って、薬師寺を拝観しました。
興福寺では「秘仏の特別公開」が行われていました。妻は念願の「阿修羅像」が見られて大満足でした。
大仏殿は多くの観光客で賑わっていました。お水取りの行われる二月堂に上って奈良の町を見渡すことができました。
薬師寺は修学旅行の生徒たちが交代で法話を拝聴していました。新旧の2つの塔が夕映えにそそり立っていました。
タクシーのドライバーから、京都はお寺の建物が見ごたえがあるが、奈良は仏像が良いと聞きました。たしかに奈良のお寺の仏像のすごさに圧倒されましたが、建物も見事でした。
京都ほど多くない紅葉も色づき始めていました。
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