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2008年6月21日 (土)

手賀沼の揚排水機場を見学

 平成20年6月9日、若松地区水害対策委員会で手賀沼の水を管理している場所2つを見学しました。

 北千葉揚排水機場と手賀排水機場です。

Dc062001  私の住んでいる若松地区は手賀沼を埋め立てて作った住宅地です。地区に降った雨は手賀沼に排水されます。住宅地と手賀沼の水位の差を利用して自然排水されます。大雨が降り自然排水が間に合わない時は若松に設置された電動排水機で強制排水します。

 ところが大雨が降って排水機の能力を超えた場合は若松地区の一部が浸水します。若松地区水害対策委員会はその浸水による水害を防ぐために組織された委員会です。堤防が破壊されて家が流されるという水害ではなく、雨水による内水の水害です。生命や家屋流失の危険はありませんが、床上や床下浸水の厄介な水害です。

Dc062002  内水水害はいろいろな条件が重なっていてそれを防ぐにはいろいろな対策を考えなければなりません。その一つが手賀沼の水面を下げることです。そこで下げる働きを担っている2つの排水機場を訪ねることにしたのです。

 北千葉揚排水機場は、利根川と江戸川を結ぶ北千葉導水路ととともに北千葉導水計画によって建設されました。国土交通省の管轄です。

 北千葉導水路は3つの目的を持っています。1つは坂川と手賀川周辺地区を内水の被害から守ること、2つ目は手賀沼などの水質を浄化すること、3つ目は江戸川の水量不足を補うことです。

Dc062003  若松地区の内水被害の防止は目的には入っていませんが、大雨が予測される時に予備排水して手賀沼の水位を下げておけば、若松地区の自然排水に効果があります。

 北千葉揚排水機場には6台のポンプがありました。普段は手賀沼浄化のため利根川の水を揚水しています。この水が導水路を通って北千葉第二機場から手賀沼に注水されます。

 反対に大雨で排水が必要になったときは6台をフル稼動すると1秒間あたり80立方メートルの水が利根川に排水されます。ポンプの回転方向を変えるのではなく、水門の操作で揚水と排水の切り替えができるようになっていました。

 教室で説明を受けたあと、コントロール室やポンプ室を見せていただきました。我孫子市の関係者が同行していたためもあって、丁寧に詳しく説明してくれました。

 そのあと手賀排水機場に向かいました。こちらは農林水産省の管轄です。

 手賀排水機場の目的は、こめ作りなどの農業に資するためです。大雨の時、沼周辺の農地や住宅に浸水の被害が出ないよう手賀川の排水を行います。排水のみで揚水の機能はありません。

 排水ポンプは6台ありました。排水能力は1秒間当たり最大40立方メートルです。

 若松地区の水害防止に結びつけるためにどうするか、素人の私には分かりませんでしたが、普段見られないところを説明つきで見学できたのはよかったと思います。

 写真はクリックすると大きくなります。

 私のHPと、私に関係するHPです。

http://members3.jcom.home.ne.jp/ynitta/(手賀沼へいらっしゃい)
http://members3.jcom.home.ne.jp/nittay/(手賀沼通信バックナンバー)
http://www.josuikai.net/semi/koyukai(最新の手賀沼通信) 

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コメント

こんにちは。はじめまして坂口と申します。
現在、我孫子市白山3丁目の住民ですが、今後若松町に新築転居の予定です。水辺で環境は素晴らしいですが、水害については気になるところですのでブログはとても参考になりました。私は、若松町の8m2車線道路沿いに転居予定なのですが、周辺で過去に大雨等の影響で床上・床下浸水の被害にあわれた方はいらっしゃるのでしょうか?可能性があるのであれば住宅の床を高めにしなければいけませんね。若松町の床位置はかさ上げされている住宅が多くみられるのですが、やはり大雨を気にしてのものでしょうか?
よろしくお願い致します。

投稿: 坂口 | 2012年2月26日 (日) 22時23分

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