穴原温泉旅行
10月20日、21日福島県の飯坂温泉の近くの穴原温泉に1泊旅行に行ってきました。
柏市の高齢者の会「あけぼの会」のメンバー19名で京成バスを借り切った手作りバスツアーです。企画から実施までのすべてを家田会長ご夫妻にお任せのツアーです。
あけぼの会も年々高齢化し、体調のよくないメンバーが増え、参加者がなかなか集まりません。会長や一部の会員が懸命に会員外にも声を掛けましたが、参加者は20名を切ってしまいました。
費用節減のため、中型バス使用、ツアーガイドを断り、ドライバーだけのワンマンバスとなりました。ところがドライバーがよく気がつく親しみやすい人だったため、ガイド不在を感じさせませんでした。
お天気は2日間とも晴れ、10月下旬だというのに、クーラーを入れるくらい暖かな秋の日でした。
20日は那須の五峰館で食事をしたあと、福島市飯坂の片岡鶴太郎美術庭園を見学しました。ここには鶴太郎の絵画や陶芸作品だけでなくアトリエがあり、そこでの製作の様子を写したビデオや写真を見ることもできます。
そのあとは日本三大不動の一つ中野不動尊を訪ねました。時間がないため目玉の洞窟めぐりを省略、やや消化不良の参拝でした。
4時過ぎに今夜の宿、穴原温泉の吉川屋に到着しました。摺上川に面した由緒ある温泉旅館です。大きな温泉浴場にゆったりとつかり、いっぱいやりながら美味しい食事をいただきました。これぞ温泉ツアーの醍醐味です。
19名中15名が女性、しかも平均年齢70代後半とあって、お酒はあまり進みませんでしたが、皆さん若い頃の唄をカラオケで楽しみました。
21日はまず摺上川ダム見物です。ダムというとダムの両側とも垂直に切り立っており、上から眺めると目もくらむというのが普通ですが、2年前にできたばかりの摺上川ダムは両側とも歩いて降りられるなだらかな斜面でした。
そのあとは今回のお楽しみ、福島フルーツラインのあずま果樹園でのぶどう狩りでした。巨峰の一房は食べがいがあります。二房食べた人が最高でした。
義経の忠臣佐藤継信、忠信兄弟の菩提寺医王寺に立ち寄った後、岩代屋敷大王で蕎麦をいただきました。
二本松市は安達太良山と高村智恵子と菊人形展が有名です。安達太良山は雲の中でしたが、智恵子の生家・記念館と菊人形展会場の霞ヶ城を見学しました。智恵子の方をゆっくり見物し、菊人形展は見ないでお城だけの見物となりました。菊人形展は次回のお楽しみです。
予定通り柏に午後7時少し前に到着しました。大変有意義で中味の濃いバスツアーでした。
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