街道てくてく旅ー四国八十八か所を行くー結願
平成20年10月24日、NHKハイビジョン放送の「街道てくてく旅ー四国八十八か所を行くー」が終了しました。
プロ卓球選手の四元奈生美さんが四国八十八か所を歩いて回る番組です。月曜日から金曜日まで朝8時15分から8時30分までの放送でした。
春編は3月20日から6月6日までの57回、徳島県と高知県を歩いた記録でした。秋編は8月25日から10月24日までの愛媛県と香川県の45回でした。合計102回の放送です。私は録画して全部見るつもりでしたが、旅行で数日家を空けたとき機械の調子が悪く、5日間ほど見損ないました。
四国八十八か所は1番札所の徳島県の霊山寺からスタート、高知県、愛媛県のお寺を回って、88番札所の香川県の大窪寺で結願となります。距離は約1200キロです。歩き遍路の場合、通常は40日から50日で歩きますが、四元奈生美さんはその倍以上かかりました。
放送のために常に複数のカメラマンが同行し、毎回絵になるようなイベントを挿入する必要があるため、歩く距離と時間は短くなります。朝の生放送を終わってから歩き始めることも、1日の走行距離が短くなる原因でした。
当初番組が始まったときは、四元奈生美さんはミスキャストという感じがしました。浮ついた軽いキャラクターという印象で、お寺を回る番組にはとても向いていないと感じました。
ところが毎日見ているうち、四元奈生美さんの軽さの中に真剣さと謙虚さがあることがわかりました。なにより四元奈生美さんの明るさが番組を引き立てました。
大変楽しい毎日でした。番組が終わり大変さびしくなりました。
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