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2009年3月30日 (月)

WBCで同一カードの対戦を減らす方法

 WBCは楽しかったですね。日本人に勇気を与えてくれました。

 宿敵韓国と5度対戦し3勝2敗、決勝戦でイチローがヒットを打ち延長サヨナラゲームでの勝利でした。日本中が歓喜で湧きかえりました。しびれましたね。

 WBC運営について、同一カードが5回もあることが批判されています。宿敵韓国と雌雄を決するという面白さはありましたが、もっと多くの国のチームと対戦したほうがいいという意見が強いようです。

 そこで今回採用されたダブルエリミネーション方式を変えないという前提で考えてみましょう。エリミネーションとはふるい落とすというという意味です。2回負けるとお終いです。

 前回は予選リーグでは総当りでしたが、同じ成績のチームが複数出たので、点数の差で勝ち負けが決まるという面白さが欠ける結果となりました。今回はその欠点を避けるためにダブルエリミネーション方式がとられたのです。

 第1ラウンドでは16チームを4チームずつの4つのプール(A,B,C,D)に分けました。各プールの1,2位のチームが第2ラウンドに進んで4チームずつの2つのプール(1、2)になりました。そのプールの1,2位のチームが決勝トーナメントに進んだのです。問題は第1ラウンドのプールAとプールBの上位2チームがそろってプール1に進んだことにあります。

 もしプールA,B,C,Dから1チームずつが、第2ラウンドのプール1と2に振り分けられれば同一カードの対戦は2試合減ります。

 実例でお話しましょう。今回は第1ラウンドのプールAに、日本、韓国、台湾、中国が入りました。第2ラウンドのプール1に、日本、韓国、キューバ、メキシコが入ったのです。プール2はアメリカ、ベネズエラ、オランダ、プエルトリコでした。

 もしプール1をプールAの2位、プールBの1位、プールCの2位、プールDの1位とすれば、日本、キューバ、アメリカ、プエルトリコの4チームが争うことになります。同一カードの対戦は決勝戦を含めて最大3回です。

 次回はこの方法になるのではないでしょうか。

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