「夢庵」がおかしい
平成21年3月19日我が家から歩いて3分くらいのところある「夢庵」へ夕食をとりに行きました。「夢庵」は手軽な値段で、わりあい美味しい食事ができるのでよく行きます。夕方の6時少し前、混雑する直前の時間でした。
近くに「COCO’S」がありますが、洋食で子供が多く騒がしいのであまり行きません。やはり高齢者には和食のファミリーレストランのほうがなじみがあります。
春の新メニューのたけのこご飯の定食膳(メニューの正確な名前は覚えていません)を注文しました。そのメニューにはエビと野菜のてんぷらが含まれていました。
ところが注文をとりに来たウェイトレスは、「エビは都合で品切れになりました。エビの代わりはイカのげそとなります。よろしいでしょうか」と言うのです。
「エビがイカに変わるのなら仕方がないか」と思ったのですが、イカのげそはわびしい話です。ほかのメニューにしようとメニュー表を見たのですが、「なんとか膳」と名のついたものはほとんどエビが入っています。それがみんなイカのげそになるのです。
一旦履物を脱いで座敷に座り込んだため、別の店に変えるのもしんどい話です。そのうえ別の店と言っても近くにはラーメン屋くらいしかありません。同じ近所にあった「海鮮三崎港」は閉店し、回転寿司の「うおえもん」に改装中です。
仕方がないので、「イカのげそでもいいよ」と言って、最初注文した料理を食べました。
ほかのテーブルも、エビの入った料理を注文した人が多く、ウェイトレスの謝りの言葉があちこちから聞こえました。
常識としてファミリーレストランでエビが足りなくなるなどということは考えられない話です。ウェイトレスは「お昼が混雑したので」と言っていましたが、何があったのでしょう。夜遅くならともかく、夕食の混雑が始まる前の時間です。
そこで私は次のようなことを予想していました。
・レジでおわびの値引きがある。
・その場で値引きがなくても次回値引きの利用券とかおみやげがでる。
・それがなくても責任者から丁重なお詫びが聞ける。
どれもありませんでした。
我が家の近くは高齢化して人口が減りつつあるため、お店の3分の1はシャッターが閉まり、寂しい街並になっています。
その中で「夢庵」は元気なお店の1つなのですが、こんなことをやっているとそのうちおかしくなるのではないかと心配です。
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