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2009年5月29日 (金)

白内障手術のあとのお話

 平成21年5月21日に白内障の手術をしたあと1週間がすぎました。

 今日は前回の続きのお話です。

 頭と顔を洗えないため、手術後3日目から頭が痒くなる影響が出始めました。私は普段1日おきに頭を洗っていたのです。

 お風呂では首から下を洗ったあと、左目に触れないように顔と頭は濡れタオルでごしごしこすりました。風呂から上がったあと、髪にはヘアートニックをつけてキッチンペーパーで拭きました。

 朝はクリニックで勧められた「クリーンコットンアイ」や大型の濡れティッシュで顔と頭を拭きました。あまりさっぱりした気分にはなりませんでしたが、拭かないよりはましといった感じでした。

 汗をかかないよう外出はなるべく控え、できるだけおとなしくしていました。それでも髪の毛はだんだん脂で硬くなった感じになりました。

 1週間たって先生から顔と頭を洗ってよいといわれた時は本当にほっとしました。帰宅してさっそくお風呂を沸かし、昼風呂に浸かりながら普段より丁寧に頭を洗いました。

 手術後5日間は化のう止めに抗生物質の薬を飲む必要がありました。そのためアルコールを控えました。普段晩酌を楽しんでいますが、5日間もアルコールを控えたのは4年前に心臓のカテーテル手術をして以来です。

 薬を飲まなくてよくなった夜は、バンザイを唱えたくなり普段より多目の晩酌を楽しみました。

 手術後2日目、左目の視力が変わったため、クリニックと付属のめがね店で検眼し「眼鏡処方箋」をいただきました。手術した左目は近視がかなり改善されていました。さっそく20年来のなじみの我孫子の眼鏡店で新しいレンズを注文しました。

 遠近両用レンズで乱視も強いため出来上がるまで5日かかりました。その間は今まで使っていた眼鏡は強すぎてよく見えません。さいわいパソコン用に作っていた度の弱い眼鏡が左目にほぼ合ったため、それをかけて過ごしました。

 右目は遠くがよく見えないので、なんとも間の抜けた視界が広がっていました。5月28日の夜、新しい眼鏡ができたとき、やっと手術のありがたさが実感できました。

 手術の翌日から3種類の目薬を入れることになりました。2種類は1日6回、1種類は1日3回で、その薬だけは冷蔵庫保管です。6回も入れるとなると、しゅっちゅう時間を気にする必要があります。入れたかどうかを忘れることもありました。

 頭と顔を洗うのが解禁になったとき、点眼も4回と2回に減らされました。これがなくなったとき、最終的に白内障の手術が終わったといえるでしょう。

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2009年5月24日 (日)

白内障の手術をする

 平成21年5月21日に柏眼科クリニックで白内障の手術を受けました。

 4月2日に外出しようと家を出たとき、急に左目の中に黒い油のようなものが動いているのが見えました。しばらくすると油は小さな黒い無数の点に変わり、目の中を泳ぎました。

 幸いなことに、その症状は1日で消えましたが、何かの病気ではないかと4月10日に柏眼科クリニックに行きました。

 いろいろな検査を受けた結果、関根先生より、白内障と黄班前膜と診断されました。心配していた糖尿病の合併症はありませんでした。

 ただ視力は落ちていました。このままでは0.7以上の視力を必要とする自動車運転免許の更新はできません。 

 先生から白内障の手術で視力はある程度回復する、手術は簡単ということを聞いて、さっそく手術を予約しました。右目は特に問題はないので手術は左目だけです。

 クリニックの空きとこちらの都合で手術は5月21日になりました。

 午後2時20分頃に病院に着き、事前の点眼をしたあと手術です。手術を受ける仲間は3人、私は2番目でした。

 看護婦さんから、手術についての注意と術後守るべきことの説明を受けたあと手術台に向いました。手術は今回で4回目ですが目の手術は初めてです。目ということで緊張しました。

 床屋の椅子のような手術台に乗って上を向き、目を動かさないで手術を受けました。光がまばゆく手術そのものはよく見えませんでしたが、針やメスが目をつついていたのが感じられました。痛さは感じられませんでした。

 15分くらいで手術は終了しました。左目は厚い眼帯で覆われたため、メガネはかけられません。そのため右目には使い捨てのコンタクトレンズを入れてもらいました。コンタクトレンズのほうがよく見えました。

 妻が付き添ってくれていたので、片目でも安心して帰宅できました。

 翌日9時前にクリニックに行き眼帯をはずしてもらいました。眼帯をはずしたとたん、左目で見る世界はぱっと明るくなりました。左目は蛍光灯で見る世界、右目は電球で見る世界です。外の様子は白とやや黄色の違った色調が交じり合っていました。左目の視力は上がっていました。

 それからあとは1日6回の点眼が始まりました。1週間顔と頭は洗えません。目をこすることも厳禁です。目にゴミが入らぬよう風の強い日が外出を控える必要があります。

 今日は手術後3日目です。視力が変わったので今までのめがねでは合いません。作り直すことにしましたがすぐにはできません。

 テレビもうまく見えず、外にも行かず、本は読めるのですが、あまり目を使うのも気になり、元気な体をもてあます日を送っています。

 

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2009年5月17日 (日)

中国地方旅行(その3)

 前回に続いて中国地方旅行です。

 3日目も朝から快晴、午後からは雲が多くなり、広島駅に着く頃には雨が落ちてきましたが、まだ気温の高い日は続いていました。長期予報では3日目は雨だったのですが、3日間とも旅行には快適なお天気でした。

 Dc051508 8時に萩観光ホテルを出発、萩の城下町を歩いて回りました。城下町は昔の雰囲気を伝える静かな屋敷町です。現在人が住んでいる家もありますが、そんなに広くない一角に、高杉晋作、木戸孝允(桂小五郎)、田中儀一、青木周弼の住居や、重要文化財の菊屋家住宅などが残っていて、有料で公開されていました。

 そのあと、萩焼の販売店とかまぼこの販売店に立ちよりました。ツアーでは観光用の物産店やお土産屋に立ち寄るのは仕方ありません。

 萩焼は見るだけでしたが、かまぼこ店では山口県の名産の蒲鉾を買い込みました。

Dc051509  こちらの蒲鉾は「えそ」という魚が主原料です。たらが原料の関東の蒲鉾とは味が違います。たらは大味の魚ですが、えそは細やかな味で風味があります。私のふるさと愛媛県の蒲鉾もやはりえそを使います。その美味しさは一度食べると忘れられません。関東の名産小田原蒲鉾も味ではかないません。

 次は仙崎港から小型の快速艇に乗り、青海島遊覧を楽しみました。

 青海島は北長門海岸国定公園の中心で、仙崎港から橋で繋がっている周囲40Dc051510 キロほどの島です。日本海側は岸壁、断層、洞窟、石柱など波の浸食によってできた景色が楽しめます。

 船は洞窟に入れるよう、20人乗りほどの小型船です。風があったので豪快な乗り心地でした。

 船上からの観光のあとは内陸部の秋吉台でした。秋吉台はカルスト台地で草原の中に大小の岩が点在しています。カルスト展望台からは360度の大パノラマが楽しめました。トルコのカッパドキアには及びもつきませんが、日本では珍しい眺めです。

Dc051511  最後の観光は秋吉台の地下にある秋芳洞探索でした。私たちは正規の入口と反対の黒谷口から入洞し、約1キロの通路を下りながら、洞窟内に次々に繰り広げられる景勝や奇観に目を見張りました。

 それからは山陽自動車道に出て、一路広島まで走りました。広島からは新幹線グリーン車で東京まで、我孫子の家に着いたのは夜の12時15分前でした。

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2009年5月16日 (土)

中国地方旅行(その2)

 前回に続いての中国地方旅行記です。

Dc051504  2日目は朝7時45分にグランドプリンスホテルをバスで出発、まず広島の平和記念公園に向いました。

 ちなみに広島は平和記念公園、長崎は平和公園、沖縄は平和祈念公園というようです。

 広島には3度ほど来たことばありますが、平和記念公園にDc051505 来るのは初めてです。原爆ドームを見るのも初めてでした。

 丹下建三氏の設計になる原爆ドームと慰霊塔と原爆資料館が直線で結ばれた公園は圧巻でした。時間の関係で原爆資料館に入れなかったのが残念でした。

 次は世界遺産安芸の宮島です。宮島口からフェリーで宮島へわたりましたが、初夏の抜けるような青空の下、新緑Dc051506 の小山を背景に、鮮やかな朱色の宮島の大鳥居がだんだん近づいてくるのは、なんともいえないすばらしい光景でした。

 厳島神社も見事でした。ほぼ満潮の時間で、神社の欄干は海の上に浮いている感じがしました。

Dc051513  ツアーとあってここも駆け足の観光、妻は次回は島に泊まってゆっくり見物したいと言っていました。

 次に訪れたのは岩国の錦帯橋です。厳島神社は朱色が目に鮮やかでしたが、錦帯橋は材木の色がそのままで、日本の代表的な橋を感じさせます。下から見上げると橋のつくりが見事でした。

Dc051507  渡る前に昼食です。岩国寿司をいただきました。

 橋を渡って対岸の「岩国のシロヘビ」まで行って戻ってきました。

 その後2時間ほどバスに乗り、津和野を訪れました。津和野は島根県の小京都といわれる山間の小さな美しい街でDc051512 す。街中に掘割があり、大きなコイが群れていました。農業と林業よりも、観光が最大の産業という感じでした。

 2日目の最後の観光は萩市の松蔭神社と松下村塾でした。言うまでもなく吉田松陰ゆかりの場所です。松蔭は29歳で安政の大獄により処刑されるのですが、松蔭の松下村塾で3年足らずの間に教えを受けた弟子たちが、明治維新を起こす一大勢力になったのです。

 松下村塾は小さな普通の民家といった感じでした。

 この日の宿は萩観光ホテルでした。

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2009年5月15日 (金)

中国地方旅行(その1)

 平成21年5月10日から12日まで、妻と一緒にクラブツーリズムの「世界遺産安芸の宮島・萩・津和野と、きらめく瀬戸内海尾道・原爆ドーム・広島・岩国・青海島・秋吉台」という長たらしい名前のツアーに行ってきました。

 その報告を3回にわたってまとめてみます。

Dc051501  初日の10日は東京駅10時30分集合、10時50分発というゆっくりの出発でした。関東地方の遠隔地からの参加者も集めようという旅行会社の方針なのでしょう。

 参加者は35名、いつものように高齢者、女性中心です。添乗員も高齢者の女性でした。往復とも新幹線のグリーン車利用がうたい文句です。

 岡山駅で下車、バスに乗り換えました。岡山の観光はありません。

Dc051502  最初の観光地は尾道でした。尾道はしまなみ海道の本州側の起点です。過去2回しまなみ海道のウォーキング大会で尾道から今治まで歩いて渡ったことがあります。

 尾道の千光寺公園の駐車場でバスを降り展望台に登りました。天気は快晴、5月10日というのに途中の高速道路の温度計は32度をさしていました。展望台からはすばらしい眺めが楽しめました。

 眼下には尾道水道が対岸の向島との間を隔てています。ゴルフのドライバーで打てば届きそうな距離です。その向こうはしまなみ海道の諸島、しまなみ海道の道筋や島と島をつなぐ橋もも見えていました。

Dc051503  夕食は広島駅前のビルの6階にある、広島焼きの村でいただきました。そこには20軒以上の広島焼の店が並んでいました。

 妻が同じフロアのお土産屋の店員から美味しい店を聞き出し、迷わずそこに行きました。広島焼は広島風のお好み焼きです。添乗員の女性も加わりました。

 宿泊は旧プリンス系の「グランドプリンスホテル広島」でした。旧宇品港の近くにあるホテルで、クラブツーリズムの案内には「オーシャンビューの豪華ホテル」とありました。

 翌朝早くホテルの周りを散歩しました。多くの釣り人が集まり、コウイカやイワシを釣っていました。

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2009年5月 9日 (土)

ゴールデンウィークに「満天の湯」に入る

 平成21年5月4日に手賀大橋のたもとにある「満天の湯」に入りました。

 満天の湯は2年前の平成19年3月にオープンしました。満天の湯に入るのは2度目です。ちょうど仙台から帰省していた長男一家が行ってみたいと希望したので、混雑を覚悟で3歳の孫をつれて5人で出かけました。

 Dc021406 満天の湯は温泉です。我孫子は温泉地ではありませんが、日本はたいていのところは地下深く掘れば温泉が湧くようです。最初、温泉を掘っていると聞いた時は信じられませんでした。

 お湯はちょっと赤みを帯びた色をしています。塩辛い味がします。満天の湯のホームページの説明では、「泉質はナトリウム-塩化物強塩泉」となっています。

 歩いても15分くらいのところですが車で行きました。案の定駐車場は満杯、第2駐車場の端にやっと空きを見つけました。 

 脱衣場はそれほどではありませんでしたが、湯船も露天風呂も洗い場も芋の子を洗うような混雑でした。連休中なので子供が大勢来ていました。妻の話では女湯のほうがもっと混んでいたようです。

 上がったあとは2階の満天茶屋の和室でビールと軽食をいただきました。風呂上りのビールの味は格別でした。

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2009年5月 4日 (月)

ゴールデンウィークに裏磐梯旅行

 平成21年5月1日から2日にかけて、裏磐梯に旅行に行ってきました。前回ゴールデンウィークに泊りがけで出かけたのは、何十年前か記憶にないほど久しぶりのことです。

 Dc050401 退職してからは、ゴールデンウィークはどこも混雑して、料金も高いと出かけることさえ敬遠していました。

 今回裏磐梯に行ったのは、仙台に転勤しいている長男一家が我孫子の我が家に帰るのに、途中で合流して1泊し、翌日の高速料金1000円を利用して帰りたいと妻と話し合って企画したものです。高速料金1000円はやはり政府の予想通り消費に繋がりますね。

 宿泊は裏磐梯の桧原湖畔にある猫魔ホテルを予約しました。昨年6月にさくらんぼ狩りのツアーで利用して気に入ったため、再度泊Dc050402 まることに決めたわけです。

 猫魔ホテルまではホテルで運行している直通バスで行きました。東京始発ですが、武蔵野線の南越谷からも乗ることができます。新幹線を使うと一人片道8000円以上かかりますが、ホテルのバスだと2500円です。

 南越谷を午前9時に出発し、ホテルには午後1時過ぎに到着しました。ゴールデDc050403 ンウィークにもかかわらず、道もホテルもすいていました。5月1日はまだ高速道路の通行料が1000円になっていなかったせいかもしれません。

 幼稚園児の孫といっしょに桧原湖の湖上遊覧を楽しみ、そのあと、五色沼を弁天沼まで散策しました。

 お天気は五月晴れ、やや暑いくらいでアウトドアの行動には最高のコンディションでした。

Dc050404  ホテルの夕食は美味しい和食、宿泊料もゴールデンウィークで高くなってもいず、ゆったりと温泉を楽しむことが出来ました。

 翌日は磐梯ゴールドラインを通って猪苗代湖に出て観光しました。

 帰りの磐越自動車道も、常盤自動車道も渋滞は全くなし、快適なゴールデンウィーク観光旅行でした。

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