中国地方旅行(その2)
前回に続いての中国地方旅行記です。
2日目は朝7時45分にグランドプリンスホテルをバスで出発、まず広島の平和記念公園に向いました。
ちなみに広島は平和記念公園、長崎は平和公園、沖縄は平和祈念公園というようです。
広島には3度ほど来たことばありますが、平和記念公園に 来るのは初めてです。原爆ドームを見るのも初めてでした。
丹下建三氏の設計になる原爆ドームと慰霊塔と原爆資料館が直線で結ばれた公園は圧巻でした。時間の関係で原爆資料館に入れなかったのが残念でした。
次は世界遺産安芸の宮島です。宮島口からフェリーで宮島へわたりましたが、初夏の抜けるような青空の下、新緑 の小山を背景に、鮮やかな朱色の宮島の大鳥居がだんだん近づいてくるのは、なんともいえないすばらしい光景でした。
厳島神社も見事でした。ほぼ満潮の時間で、神社の欄干は海の上に浮いている感じがしました。
ツアーとあってここも駆け足の観光、妻は次回は島に泊まってゆっくり見物したいと言っていました。
次に訪れたのは岩国の錦帯橋です。厳島神社は朱色が目に鮮やかでしたが、錦帯橋は材木の色がそのままで、日本の代表的な橋を感じさせます。下から見上げると橋のつくりが見事でした。
橋を渡って対岸の「岩国のシロヘビ」まで行って戻ってきました。
その後2時間ほどバスに乗り、津和野を訪れました。津和野は島根県の小京都といわれる山間の小さな美しい街で す。街中に掘割があり、大きなコイが群れていました。農業と林業よりも、観光が最大の産業という感じでした。
2日目の最後の観光は萩市の松蔭神社と松下村塾でした。言うまでもなく吉田松陰ゆかりの場所です。松蔭は29歳で安政の大獄により処刑されるのですが、松蔭の松下村塾で3年足らずの間に教えを受けた弟子たちが、明治維新を起こす一大勢力になったのです。
松下村塾は小さな普通の民家といった感じでした。
この日の宿は萩観光ホテルでした。
写真はクリックすると鮮明になります。
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