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2009年5月17日 (日)

中国地方旅行(その3)

 前回に続いて中国地方旅行です。

 3日目も朝から快晴、午後からは雲が多くなり、広島駅に着く頃には雨が落ちてきましたが、まだ気温の高い日は続いていました。長期予報では3日目は雨だったのですが、3日間とも旅行には快適なお天気でした。

 Dc051508 8時に萩観光ホテルを出発、萩の城下町を歩いて回りました。城下町は昔の雰囲気を伝える静かな屋敷町です。現在人が住んでいる家もありますが、そんなに広くない一角に、高杉晋作、木戸孝允(桂小五郎)、田中儀一、青木周弼の住居や、重要文化財の菊屋家住宅などが残っていて、有料で公開されていました。

 そのあと、萩焼の販売店とかまぼこの販売店に立ちよりました。ツアーでは観光用の物産店やお土産屋に立ち寄るのは仕方ありません。

 萩焼は見るだけでしたが、かまぼこ店では山口県の名産の蒲鉾を買い込みました。

Dc051509  こちらの蒲鉾は「えそ」という魚が主原料です。たらが原料の関東の蒲鉾とは味が違います。たらは大味の魚ですが、えそは細やかな味で風味があります。私のふるさと愛媛県の蒲鉾もやはりえそを使います。その美味しさは一度食べると忘れられません。関東の名産小田原蒲鉾も味ではかないません。

 次は仙崎港から小型の快速艇に乗り、青海島遊覧を楽しみました。

 青海島は北長門海岸国定公園の中心で、仙崎港から橋で繋がっている周囲40Dc051510 キロほどの島です。日本海側は岸壁、断層、洞窟、石柱など波の浸食によってできた景色が楽しめます。

 船は洞窟に入れるよう、20人乗りほどの小型船です。風があったので豪快な乗り心地でした。

 船上からの観光のあとは内陸部の秋吉台でした。秋吉台はカルスト台地で草原の中に大小の岩が点在しています。カルスト展望台からは360度の大パノラマが楽しめました。トルコのカッパドキアには及びもつきませんが、日本では珍しい眺めです。

Dc051511  最後の観光は秋吉台の地下にある秋芳洞探索でした。私たちは正規の入口と反対の黒谷口から入洞し、約1キロの通路を下りながら、洞窟内に次々に繰り広げられる景勝や奇観に目を見張りました。

 それからは山陽自動車道に出て、一路広島まで走りました。広島からは新幹線グリーン車で東京まで、我孫子の家に着いたのは夜の12時15分前でした。

 写真はクリックすると鮮明になります。

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