葛西臨海水族園と手塚治虫展に行く
平成21年6月2日、妻と葛西臨海水族園と江戸東京博物館に行ってきました。
葛西臨海水族園(なぜか水族館でなく水族園です)に行くのは2度目です。最初に行ったのはいつか覚えていません。おそらく20年以上前でしょう。
今回行くきっかけになったのは、読売新聞で無料の入園券を配布していたためです。お金を払っても65歳以上は350円です。大した金額ではないのですが、何かきっかけがないとなかなか出かけないのは困った性分です。
お天気は快晴、太陽の光りが白内障手術後の目に強すぎましたが、湿度が低いため外出には快適でした。
水族園は平日のため空いていました。小学生や高校生の団体とちいさい子供をつれたお母さんが目立ちました。
1時間ほどのガイドツアーに参加し、この水族園の売り物のいくつかのポイントで説明を受けました。一番の売り物は一番大きな水槽の中で元気に泳ぎ回っているクロマグロの群れです。マグロの体が大きいのに比べて、その卵の小ささに驚きました。一緒に回った小学生の二人が熱心に質問していました。
ガイドツアーではそのほかに館内を回りながら、マンボウと北極海の水槽、触れるプールの魚や東京湾の魚、葛西臨海公園の浅瀬にいる魚やかになどの説明がありました。
レストランで昼食をとった後、館内を一回りして見物しました。
旅行会社主催のツアーには水族館を見物する機会が結構あります。一昨年は沖縄の水族館に行きました。巨大なシンベイザメとマンタに驚きました。
最近の水族館はいろいろな見せ場を工夫しています。葛西水族園は水族館の中では古株に当たるようで、新しい水族館に比べるとやや目玉が乏しいような気がしました。
そのあと両国の江戸東京博物館に足を伸ばしました。「生誕80周年記念特別展 手塚治虫展 未来へのメッセージ」を見るためです。妻がぜひ見たいといっていた展覧会です。
私はマンガには疎く、「鉄腕アトム」くらいしか読んだことはなかったのですが、この展示会で手塚治虫が生涯に書いたマンガや製作したアニメを知り、その量の多さ、内容の多彩さ、考え方の新しさ、見通しの鋭さなどに大変驚きました。まさに「目からうろこ」でした。
「未来へのメッセージ」というキーフレーズがぴったりだと思いました。
見物客は若い人から高年齢者と層が厚く、手塚治虫が日本人全体に支持されているのが分かりました。
写真はクリックすると鮮明になります。
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