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2009年7月10日 (金)

皆既日食が楽しみ

 平成21年7月22日に日本の南西諸島で皆既日食が見られます。

 皆既日食が見られるのはトカラ列島、屋久島、種子島の南部、奄美大島の北部などです。関東でも部分日食が見られます。

 日食を始めて観測したのは1948年5月9日でした。私は小学校6年生でした。太平洋戦争が終わって3年目、北海道の礼文島で金環食が見られるというニュースは、混沌とした世の中を元気づけたように記憶しています。

 私は四国松山の近くに住んでいたので見えたのは部分食でしたが、ガラスに煤をつけて黒くし、太陽を眺めたのを覚えています。

 今回は金環食よりすばらしい皆既食です。おそらくテレビで皆既食の初めから終りまで放送されるのではないでしょうか。すばらしい自然のドラマが楽しめるはずです。

 そのドラマについての楽しみを増やすため、我孫子市の図書館で武部俊一著「完全ガイド 皆既日食」を借りてきました。予備知識があるのとないのとでは楽しみ方が違います。

 さっそくその本に出ていた「日食グラス」を近くの眼鏡屋で取り寄せてもらい購入しました。ピクセン社の「高品位遮光プレート”ソーラープロテック”」です。1470円でした。

 その本には、小学生のとき使った煤で黒くしたガラスは目をいためるので使わないようにと書かれていました。

 東京では部分食が9時55分33秒に始まり、11時12分58秒に最大の食分となって太陽の74.9%が欠けます。部分食は12時30分20秒まで続きます。東京でもかなり暗くなるはずです。

 皆既日食がもっとも長く続くのはトカラ列島の悪石島で、10時53分から6分25秒続きます。皆既食の中心線に近いほど皆既日食の時間が長くなります。

 私の年齢ではもうそんなにチャンスは多くありません。7月22日が待ち遠しくてなりません。当日晴れることを祈っています。

 

 

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