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2009年9月30日 (水)

NHKラジオ外国語講座を比較する

 平成21年9月28日NHKラジオ外国語講座の2009年秋の講座が始まりました。

 私は7時30分から8時30.分まで、「まいにちフランス語」「まいにちイタリア語」「毎日スペイン語」「まいにち中国語」を聞いています。各講座とも15分ずつです。

 4月から9月までは春の講座でした。フランス語とイタリア語は月曜日から水曜日までは初級編、木曜日と金曜日は中級編でした。スペイン語と中国語は5日間通しの講座で、スペイン語は中級、中国語が初級という感じでした。

 4つの講座にはそれぞれ目的、内容、教え方などが違います。6ヶ月間聞いていると、目的、内容、教え方などの良し悪しや、講師、アシスタントなどの好き嫌い、私との相性といったものを感じました。

 春の講座を採点すると、良かったほうから、①中国語、②イタリア語、③フランス語、④スペイン語の順位でした。

 中国語の講座は、講師、アシスタントとも中国人でした。皆さん丁寧で、分かりやすく教えてくれました。内容も中国語の発音と文法を基礎から積み上げていく方式で、講座の終りには簡単なテストがあり理解しやすい構成になっていました。

 6ヶ月ごとに変わる中国語の講座の中でも私に一番合っていたように思います。

 イタリア語講座も分かりやすく楽しい講座でした。ただちょっと初歩的すぎてまだるっこしい感じがしました。登場人物が数え切れないくらい多く、みんなが同じフレーズを発音するので、くどすぎる感じもしました。

 フランス語は講師、アシスタントとも大変真面目に取組んでいました。ただ、いかにも内容が多すぎ、短い時間にあれもこれもという感じでした。聞くのが精一杯で消化不良、面白味に欠ける15分でした。

 一番評価が低かったスペイン語はふざけすぎでした。スペイン語を理解させるという構成でなく、短い言葉を説明する内容でした。講師、アシスタントとも無駄なおしゃべりが多く自分たちで楽しんでいて、聞いているほうは置いてけぼりといった感じでした。学習効果はあまりありませんでした。

 今週から始まったばかりの講座は、3講座が昨年春の講座の再放送です。聞くのは2度目ですが、忘れていたことも多く結構楽しんでいます。中国語講座だけはもっと以前の講座の短縮版のようです。

 高齢者のぼけ防止には外国語講座も一つの選択肢です。その国に言ったとき片言でしゃべる楽しさもあります。

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2009年9月26日 (土)

小岩井農場、田沢湖温泉、田沢湖、角館に行く

 平成21年9月21日から1泊旅行で田沢湖温泉に行ってきました。

 長男の家を訪れた際、私たち夫婦と長男一家3人でマイカー旅行を楽しんだわけです。

Dc092605  朝8時15分仙台のマンションを出発、東北自動車道を盛岡で降り、まず小岩井農場に向いました。

 5連休の中日、高速道路1000円の効果もあって、小岩井農場は大勢の家族連れで賑わっていました。

 ちょうど昼食時もあって、食堂は2時間待ちの大混雑。待ちきれないので、これも大混雑の売店でパンやお菓子やチーズなどを購入、牧場の広場でいただきました。孫娘は「遠足ごっこみたい」と大喜びでした。

Dc092609  そのあと孫たちは「トロ馬車」に乗ったり、「牛の乳しぼり」を体験したりして楽しみました。

 宿は田沢湖温泉の「田沢湖高原ホテル」でした。旅行を思い立ったのが遅かったため、なかなか望みどおりの場所の宿がとれず、やっと妻と嫁さんがインターネットで苦労して予約しました。

 こじんまりしたホテルで、部屋や設備はややお粗末でしたが、家族的な雰囲気で、温泉や食事は満足できました。小さな子供に対する心配りが感じられました。

 Dc092607 翌日は雨模様でした。まず田沢湖の辰子像のある場所に行きました。雨の中でも大勢の観光客が訪れていました。

 孫娘が気に入ったのは田沢湖の湖岸での魚のエサやりです。孫がえさをやるとウグイの群れが折り重なるように群がってえさの取り合いをしました。

 そのあと角館に立ち寄り、武家屋敷のある通りを散策しました。知覧や萩の武家屋敷にも行きましたが、角館の特徴は屋敷の敷地が広いのと大きい木が多いDc092608 ことです。桜のころはさぞ見事な景観になることでしょう。

 昼食には稲庭そばをいただきました。孫娘はぐっすり寝込んでいました。そのため孫娘の食事時間を別にとる必要がありました。

 旅行中の食事や行動はすべて孫のペースです。仙台に帰り着いたときは夜の10時半になっていました。

 旅行会社のツアーと違ってのんびりした余裕のある旅を楽しむことができました。これもマイカーとドライバーの息子夫婦と孫娘のおかげでした。

 写真はクリックすると鮮明になります。

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シルバーウィーク仙台旅行

 平成21年9月19日から23日までのシルバーウィークに仙台の長男の家に行きました。シルバーウィークというのはゴールデンウィークから生まれた新語で、今年急に使われ始めたようです。

Dc092601  長男一家は長男の嫁さんと3歳の孫娘の3人家族、昨年夏に我孫子から転勤になりました。私たち夫婦が仙台を訪れたのは昨年11月に孫の七五三で行って以来今回で2回目です。

 4泊5日のゆったりしたスケジュールでしたので、3日目から1泊2日で田沢湖温泉に行きました。なお田沢湖温泉の報告は次のブログに載せます。

Dc092602  長男が借りたマンションは仙山線の陸前落合の駅から徒歩5分のところにあります。仙山線は仙台と山形を結ぶ単線のローカル電車です。

 以前は1時間に1本くらいののんびりした田舎の汽車でしたが、今は仙台と愛子の間に新しい駅がかなり多く新設され、新しい団地やマンションが建設されて、通勤列車に変身しています。

Dc092603  滞在2日目に仙台郊外の定義如来に行きました。正式名称は西方寺です。縁結びや安産のご利益があるとのこと。門前町の物は「三角油揚げ」です。若いカップルのデートコースとして、またはファミリー層のドライブコースの目的地の1つとして人気があるそうです。

 私たちはおまいりしたあと、名物のそばを食べ、三角油揚げを賞味しました。

 途中の大倉湖はかなり水が減っていました。晴天が続いたためでしょうか。

Dc092604  そのあと以前住んでいた中山ニュータウンを訪れました。私たち一家は1975年から78年まで仙台に転勤していました。私たちの小さなマンションは新しい大型のマンションに立て替えられていました。31年前に卒業した長男が通っていた尚絅教会の幼稚園の建物は残っていましたが、幼稚園は閉鎖されていました。教会の方が親切に昔のアルバムを見せてくださいましたが、そんな昔の写真は残っていませんでした。でも昔を偲ぶことはできました。

 そのかわり近くに当時はなかった高さ100メートルの中山観音が聳え立っていました。

 最終日は仙台天文台を訪れました。東京にもこのような興味深い天文台はありません。大勢の子供たちが連休最終日を楽しんでいました。

 写真はクリックすると鮮明になります。 

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2009年9月17日 (木)

民主党内閣誕生

 平成21年9月16日特別国会の衆議院本会議で鳩山由紀夫民主党党首が首相に指名されました。

 いよいよ政権交代です。同日鳩山内閣の閣僚が決まり、皇居での認証式後に初閣議を行い、民主・社民・国民新の三党連立による鳩山政権が正式に始動しました。

 閣僚名簿は次の通りです。

 総理       鳩山由紀夫 62

 副総理・国家戦略 菅  直人 62

 総務       原口 一博 50

 法務       千葉 景子 61

 外務       岡田 克也 56

 財務       藤井 裕久 77

 文部科学     川端 達夫 64

 厚生労働     長妻  昭 49

 農水       赤松 広隆 61

 経済産業     直嶋 正行 63

 国土交通     前原 誠司 47

 環境       小沢 鋭仁 55

 防衛       北沢 俊美 71

 官房       平野 博文 60

 国家公安委員長  中井  洽 67

 金融・郵政改革  亀井 静香 72 国民新党党首

 消費者・少子化  福島 瑞穂 53 社民党党首

 行政刷新     仙谷 由人 63

 ※菅氏は経済財政諮問会議の廃止まで経済財政相と科学技術相を、前原氏は防災・沖縄・北方相を、中井氏は拉致問題相を、福島氏は男女共同参画・食品安全相をそれぞれ兼務します。

 私のブログに新聞に出ているこんな記事を書くのは初めてです。わざわざ書くまでもなくみんなが知っていることです。

 それをあえて書いたのは、今まで日本の政治を牛耳ってきた自民党に代わって民主党が政権をとったためです。日本が大進化するかもしれません。

 民主党は官僚による政治を打破し、新しい日本を作ろうとしています。マニフェストに思い切ったことを載せています。財源がどうなるか不安も一杯ですが、まずはお手並み拝見と行きましょう。

 日本のプロ野球は今はセリーグとパリーグが同じように注目されていますが、数年前まではセリーグばかりが話題になりパリーグはマスコミにもあまり登場せず、お荷物といわれていました。パリーグが話題になるのは、極論すればオールスターゲームと日本シリーズのときだけだったといってもいいでしょう。

 ところが2004年近鉄バッファローズが球団経営難からオリックスに身売りして、1リーグ11球団になりそうな事件をきっかけにパリーグが、ひいてはプロ野球が変わりました。

今回の政権交代はそれを思い出させました。日本がよくなることを切に願っています。

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2009年9月10日 (木)

鉄道博物館に行った

 平成21年9月9日、千葉県の高齢者団体あけぼの会の日帰りバス旅行で鉄道博物館に行きました。あけぼの会では年に3回ほど柏市のバスを利用して日帰りバスハイクを楽しんでいます。今回は今年3回目のバスハイクです。26名の皆さんが参加されました。

Dc090903  8時30分柏市を出発、大宮を目指しました。天気は曇り、秋の涼しい風が吹いていました。

 10時少し前に大宮の氷川神社に到着、本殿におまいりして境内を散策しました。

 大宮の氷川神社は武蔵の国に点在する氷川神社の総本山。武蔵の国の一宮、勅祭社で、旧社格は官幣大社です。大宮の地名は氷川神社を「大いなる宮居」すなわち「大宮」と称えたことに由来します。(Wikipediaより)

 Dc090904 広大な氷川神社の隣には広大な大宮公園がありました。

 そのあとは目的の鉄道博物館に向いました。鉄道博物館は孫たちに大人気の博物館です。以前万世橋にあったときは何度か行きましたが、さいたま市に引っ越してからは初めてです。

 平日とあって、また2学期が始まったばかりで、通学している子供たちの姿はなく、通学前の子供たちを連れた親子と高齢者やツアーの団体が主なお客でした。

Dc090905  まず1階のヒストリーゾーンで過去活躍した機関車や列車や電車にお目にかかったり、乗ってみたりしました。

 私たちの世代は、子供の頃から大人になったあとも、だいたい鉄道人間です。懐かしい車体に昔を懐かしみ、じっくりと思い出に浸りました。車人間でも航空機人間でもありません。

 2階には1860年から2009年までの鉄道歴史年表がありました。広い壁面に1年毎の鉄道に関する出来事が掲示されていました。下にはその頃の関連の物品が展示されていました。ここでも懐かしい思いが湧いてきました。

Dc090906  そのあと3階の休憩所で駅弁をいただきました。

 2時からは10分間模型鉄道ジオラマを見物しました。JR東日本の新幹線や在来線の各列車の模型が走り回るのを、ナレーション付で観客席から見る仕組みです。見事でした。

 2時40分まで各階の展示や屋外の乗り物を一通り見物できました。ミニ新幹線にも乗りました。鉄道博物館が大人にも面白いということを発見しました。

 じっくり見るには個人で来て時間にとらわれず見る必要があります。次は孫たちと来ることになるでしょう。

 写真はクリックすると鮮明になります。

 

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グラウンド・ゴルフを始めた

 平成21年9月8日、グラウンド・ゴルフを始めました。

 4月まで毎週火曜日は中国語の講座を続けていましたが、4月28日にやめました。涼しくなった9月、友人の亀田さんから勧められていたグラウンド・ゴルフを毎週火曜日に楽しむことになりました。

Dc090902_2  入会したのは生涯大学の卒業生が始めたゆうあい倶楽部です。毎週火曜日の午前または午後に南柏の低見台多目的運動場に集まって、グラウンドゴルフの大会を開いています。

 ゆうあい倶楽部からいただいたパンフレットによれば、グラウンド・ゴルフは1982年に鳥取県泊村で創案されたスポーツです。高齢者のスポーツといえばゲートボールが有名ですが、ゲートボールは団体競技で、人間関係に微妙に影響するなどと言われることもあって、最近では個人競技のグラウンド・ゴルフのほうに人気が移ってきています。今や愛好者の数は全国で約150万人だそうです。

Dc090901_2  グラウンド・ゴルフで使うクラブは1本、ボールは1個です。本物のゴルフのように複数のクラブは使いません。ゴルフではボールをなくすこともあるので、ボールも複数用意しますが、グラウンドゴルフではボールをなくすことはありません。

 ゴルフは広い専用のゴルフ場でプレイしますが、グラウンド・ゴルフは縦横60メートルくらいの場所があれば十分です。ホールはホールポストを立てるだけです。 一定のルールを守ればどこにでも立てることができます。ホールは8つです。

 道具は安く、プレイの費用もほとんどかからず、ボールが高く飛ばないので安全、女性も男性と一緒に、手軽に誰でも楽しめるスポーツです。

 8日は亀田さんの車に同乗し、午前10時前に運動場に着きました。集まったのは19名。4人4組と3人1組でゲームを始めました。私は亀田さんに教わりながら3人の組で回りました。各ホール、パー3、8ホールなのでパー24です。ホールインワン1つにつき、合計打数から3を引きます。

 力の入れ具合と方向を間違えなければ、初めてでもパーやバーディを取れます。

 4回まわってパー96(24×4)のところ、6オーバーの102でした。2年半ほど前に1度やった経験があるだけなので初めてといっていい状態です。まずまずの成績だったのではないでしょうか。

 写真は友人の亀田さんです。クリックすると鮮明になります。

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2009年9月 7日 (月)

「大聖堂-果てしなき世界」を読む

 平成21年9月6日、ケン・フォレットの「大聖堂-果てしなき世界」を読み終わりました。久しぶりにすばらしい小説を読み終わったという爽快感に浸ることができました。

 「大聖堂-果てしなき世界」はソフトバンク文庫全3巻、どれも700ページに及ぶ大作です。

 1989年に発表された前作「大聖堂」は全世界で1500万部の大ベストセラーとなりました。本書は18年後の2007年に発表された続編で、発売後1年余りで全世界27カ国で350万部の売り上げとなりました。

 私はケン・フォレット大ファン、出世作の「針の目」以後の作品はほとんど読んでいます。「針の目」は翻訳で読みましたが、その後の作品はすべて英語のペーパーブックを読みました。

 最近は歳をとったためか英語の本を読む根気がなくなり、「大聖堂-果てしなき世界」は日本語で読むこととなりました。

 今回の物語は前作の約200年後の14世紀中ごろです。主人公は前作と同様大聖堂を創る建築職人です。前作の主人公の末裔となっています。

 下記は下巻にでている解説記事、児玉清氏(俳優)の「一度飛び込んだら、もう絶対抜けられない面白地獄」の内容の一部です。ちょっと長いですが引用させていただきます。

 『「大聖堂-果てしなき世界」の原題は「World Without End」。直訳すれば「果てしなき世界」と時間と空間を含めて永遠に続く世界といったところなのだろうが、実に持って意味深長なタイトルだ。

 既にこの本を読み終えた人は、大きくうなずいて読後の素晴らしき余韻にどっぷりと浸かり、至福の心境でいることと確信しているが、まさにこの物語のメインキャラクター、男女4人の織りなす、1327年から1361年までの34年間にわたる長尺人生冒険物語は、人間が生きるうえでのすべてのことを網羅した、面白人生読本としての最高の1冊。

 営々と繰り返される人間の生きることへの営みは不変であり、永遠に繰り返すという点でも「終りなき、果てしなき世界」といえよう。作者フォレットの狙いはまさしくここにある。』

 愛、恋、憎しみ、歓喜、成功、没落、戦争、病気,殺人、強姦、いじめなど人生のあらゆる営みが克明に描かれている、最高のストーリーテラー フォレットの最新作です。あなたを中世のイギリスに引き込んでくれます。

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2009年9月 2日 (水)

手賀沼遊歩道の百日紅

 夏の間、毎朝5時半頃から30分くらい手賀沼遊歩道を散歩しています。夏以外は日中歩くのですが、夏は日中は暑いため避けています。

Dc090201  私の歩くみちには夏はむくげと百日紅が見事な花をつけます。むくげのシーズンは終わったようですが、百日紅はまだ咲いています。

 写真は1週間ほど前に撮ったものです。その後台風11号のため大分花が散ったので今はちょっと寂しくなっています。

 私は花は詳しくないので「広辞苑」を引いてみました。以下はその説明です。

Dc090202  「さるすべり-猿滑り・百日紅・紫薇花(幹の皮が滑らかなので猿もすべるの意)

 ミソハギ科の落葉高木。中国南部の原産。幹は高さ数メートル。平滑でこぶが多く、淡褐色。葉は楕円形で四稜のある枝に対生。夏から秋に紅色または白色の小花が群がり咲く。日本で昔から庭木として栽培。材は緻密で細工用」

とありました。

 Dc090203 写真はクリックすると鮮明になります。

 

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