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2009年12月28日 (月)

「坂の上の雲」第1部が終わった

 平成21年12月27日、NHKスペシャル大河ドラマ「坂の上の雲」第1部が終わりました。

 「坂の上の雲」は11月29日に第1回がスタートしました。1回の放映時間は普通の大河ドラマの倍の1時間30分です。今年は第1部5回の放映でした。来年12月は第2部4回、再来年12月は第3部4回の放送が予定されています。

 原作者の司馬遼太郎氏は「映像化は難しいだろう」と言っていたそうですが、NHKの熱意が実を結びすばらしいドラマに仕上がっていました。

 「坂の上の雲」には特別の思い入れがあります。

 私のふるさとは秋山兄弟や正岡子規と同郷の伊予松山です。松山に生まれ、1歳から18歳までは松山から10キロほど西の伊予市で育ちました。高校は子規堂のすぐそばの松山南高校です。

 「坂の上の雲」は単行本が出たときすぐ購入して読みました。司馬遼太郎氏が亡くなったときに読み返し、今回3度目を読んでいます。

 ドラマはNHKがじっくり時間とお金をかけて制作した成果がよく出ています。1年かけて放送する普通の大河ドラマは往々にして間延びした退屈な画面がありましたが、「坂の上の雲」は引き締まったドラマになっています。

 それになんと言っても配役が芸達者な豪華メンバーで占められています。主なキャストは次の通りです。

 秋山真之 本木雅弘

 秋山好古 阿部寛

 秋山久敬(2人の父) 伊藤四朗

 秋山貞(2人の母) 竹下景子

 正岡子規 香川照之

 正岡八重(子規の母) 原田美枝子

 正岡律(子規の妹) 菅野美穂

 夏目漱石 小澤征悦

 高橋是清 西田敏行

 伊藤博文 加藤剛

 山県有朋 江守徹

 小村寿太郎 竹中直人

 陸奥宗光 大杉漣

 井上馨 大和田伸也

 児玉源太郎 高橋英樹

 東郷平八郎 渡哲也

 山本権兵衛 石坂浩二

 廣瀬武夫 藤本隆宏

 乃木希典 柄本明

 大山巌 米倉斉加年

 森鴎外 榎木孝明

 陸羯南 佐野史郎

 佐久間多美(好古の妻) 松たか子

 来年12月の第2部が楽しみです。

  

 

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2009年12月26日 (土)

野球10大ニュース

 世界や日本の2009年10大ニュースが出揃いました。 

 野球ファンの立場から2009年の野球10大ニュースを選んでみました。内容は私の独断と偏見で決めました。すみません。

1 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本が世界一に輝く

 3月に日本の侍ジャパンが韓国との決戦に勝利し、前回に続いてWBC連覇を果たしました。

2 イチローが9年連続200本安打のメジャーリーグ新記録を樹立

 9月にマリナーズのイチローがすばらしい新記録を樹立しました。イチローは同じ月に日本人で初めてメジャーリーグで2000本安打を達成しています。また4月には日米通算3086安打を打ち、張本勲の持つ生涯最多安打記録を破りました。

3 ヤンキースが9年ぶりに優勝、松井秀喜がワールドシリーズMVPを獲得

 11月メジャーリーグのワールドシリーズでヤンキースが優勝しましたが、松井秀喜は13打数8安打、3ホームラン、8打点で勝利に貢献、シリーズMVPを獲得しました。

4 読売ジャイアンツが7年ぶりに日本シリーズ優勝

 ジャイアンツは一昨年、昨年とセントラルリーグで優勝しながら日本一を逃していましたが、3度目の正直で今年日本一になりました。

5 楽天がパシフィックリーグで2位、それでも野村監督が解任される

 楽天が開幕前の予想を覆して2位となりました。球団創設5年目の快挙でした。それでも野村監督は解任されました。

6 高校野球は春の選抜大会で長崎の清峰が優勝、夏の大会では中京大中京が優勝

7 ジャイアンツの松本哲也が育成選手出身で初の新人賞を獲得

8 ドラフトで花巻東高校の菊池雄星が9球団から指名を受け西武に入団

9 ヤンキースの松井がアナハイム・エンゼルスに入団

10 マリナーズの城島健司が帰国、阪神タイガースに入団

 後から3つは入団のニュースです。それだけ来年の期待がかかっています。どんな活躍をしてくれるか楽しみです。

 

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2009年12月22日 (火)

セコガニを食べる

 平成21年12月15日、友人からセコガニが届きました。

 冬の日本海の味覚セコガニは地方によってセイコガニとかコッペガニなどと呼ばれますが、松葉ガニ(ズワイガニ)の雌のことです。雄の松葉ガニに比べると体は小さめですが、内子や外子がたっぷり詰っています。

 内子は卵巣で鮮やかな赤色です。独特の濃厚な味です。外子はプチプチした触感で小豆色をしています。

セコガニは資源保護のため捕獲期間が厳しく制限されており、11月6日ころから翌年の1月10日ころまでしか水揚げすることができません。

 贈られてきたセコガニは、兵庫県美方郡香美町の蔵平水産からの直送でした。5匹入っていたので妻と2匹ずついただきました。

 食べ易くするために事前にカニのはさみと足を切り離し切れ目を入れました。外子と甲羅はがし、甲羅にミソと内子をまとめます。胴は包丁を入れて横から半分にきりました。小さなカニなので、2匹分がお皿にきれいに並びました。カニのミニチュアのような感じになりました。

 いっぱいやりながらカニを食べるには事前に準備をしておくのが一番と思っています。カニをほぐしながら飲むと、ほぐすのに気持ちと時間をとられて一杯の方がお留守になってしまいます。

 時間をかけて準備し、食べるほうはあっという間でした。

 大変美味しくいただいたセコガニでした。お酒のほうも一段と進みました。

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2009年12月17日 (木)

我孫子市民カレッジが終わった

 平成21年5月14日にスタートした我孫子市民カレッジが、12月10日に12回目をもって終了し、来年の継続講座の打ち合わせを12月17日に行い、すべてのスケジュールを完了しました。

 市民カレッジは我孫子市公民館主催、NPO法人ふれあい塾あびこが運営する市民向けの講座で、「我孫子を知る」をテーマに毎年開催されています。

 場所はアビスタ第1学習室、定員36名、参加費年間1000円でした。

1回目 古墳時代の我孫子

2回目 江戸時代の我孫子

3回目 平安から中世の我孫子

4回目 史跡めぐり①-我孫子地区

5回目 明治からの我孫子

6回目 白樺派の文人たち(講義と文学館訪問)

7回目 史跡めぐり②-布佐地区

8回目 手賀沼を知る(講義と船上学習)

9回目 我孫子の現状と将来像

10回目 市の「基本構想」の見直しについて

      市民と進める行政改革

11回目 最近の財政状況と改善対策について

      我孫子市の市民活動について

12回目 事例紹介「私の市民活動を語る」

      締めくくりの話し合い

 我孫子市に住んでいながら知らないことが多く、有意義な講座でした。

 一度も休むことなく出席しました。 

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2009年12月11日 (金)

しっかりしろ鳩山首相

 手賀沼通信ブログではあまり政治の話は取り上げないのですが、今回は黙っていられないので書くことにしました。

 鳩山政権が迷走しています。私の民主党政権に対する期待が大きいだけに、いまのドタバタがやりきれないのです。

 衆議院議員選挙で国民の絶対的な支持を得て民主党内閣が誕生しました。ところがここに来てにわかに日本の前途が心配になってきました。

 私の独断と偏見で言えば今の状態になったのは2つの理由があります。1つは連立政権、もう1つはマニフェストです。

 衆議院では民主党だけで過半数を取っていますが、参議院では単独過半数ではありません。民社党と国民新党の議員を加えてやっと過半数になります。

 自民党政権のときは参議院で野党が過半数を占めるいわゆるねじれ国会でした。自民党は法案を通すのに大変な苦労をしました。民主党は逆の立場になってねじれ国会になることを嫌ったのです。民主党は国民の立場になって考えることより、民社党や国民新党に配慮しなければならなくなったのです。

 普天間基地移転については、国外に移転するよう強行に主張する社民党に振り回されています。

 国民新党は危機的な財政赤字にもかかわらず景気対策のためにいっそうの歳出をごり押ししています。

 ねじれ国会を覚悟して連立政権なぞにしなければこんなに混乱することはなかったでしょう。来年の参議院選挙まで待っていればおそらく単独過半数は取れたことと思います。

 マニフェストは選挙に勝つため大向こうをねらってあまり深く考えないで作ったところもあると思います。そのマニフェストにしばられ、無理を重ねています。

 こども手当てや高速道路無料化やガソリンなどの暫定税率の廃止などのため、科学技術の進歩に必要な財源をカットしたり、扶養控除を廃止したり、税収を上回る国債を発行しようとしています。

 君子豹変という言葉があります。真に国民のことを考えるなら、今何が必要な政策かを真剣に考える時ではないでしょうか。マニフェストで約束したことが、政策のバランスを考えた時必ずしも適当でないと判断したなら、十分国民に説明したうえでいさぎよく修正すれば、国民も納得すると思います。

 鳩山政権は馬鹿の一つ覚えのようにマニフェストを振りかざしています。

 母親からお金をもらっていたのを慌てて申告したり、夫人と外国でパフォーマンスをしたりでひんしゅくを買っています。国と国民のことをもっと真剣に考えてほしいものです。

 「しっかりしろ鳩山首相」と声を大にして言いましょう。

 

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2009年12月 7日 (月)

時之栖に行ってきた

 平成21年12月4日、妻と二人で御殿場の「時之栖(ときのすみか)」に行ってきました。

Dc120701  クラブツーリズムの「御殿場プレミアムアウトレットとビール工場見学 時之栖・光りのトンネルとみらとみらい・赤レンガ倉庫」というタイトルの日帰りバスツアーです。

 最初は神戸ルミナリエに行くつもりだったのですが、日程や交通機関が希望に合わず、師走の夜のライトアップの名所を探し回って決めたツアーでした。

 Dc120702 我孫子駅から観光バスが出るというのも決めた理由の一つです。お目当ての時之栖に夜ちょうどの時間につくため、みなとみらい赤レンガ倉庫、神奈川ビール工場、御殿場わさびの里、御殿場プレミアムアウトレットと4ヶ所も寄り道をします。

 出発も日帰りバスツアーにしては始発の我孫子が8時50分発という遅い出発でした。

 前日のつめたい雨がうそのような快晴で暖かい1日でした。バスは44人の満席、珍しく男性の添乗員です。参加者は男性5名、あとは高齢者中心の女性でした。

Dc120703  横浜みなとみらい赤レンガ倉庫には途中混雑のため予定より30分以上遅れて到着。元倉庫内の崎陽軒で中華そばの昼食を食べると、あとは倉庫内の店をちょっとだけ見物する時間しかありませんでした。

 アサヒビール神奈川工場は神奈川県南足柄市にありました。昔仕事で通った第一生命大井本社が酒匂川の対岸に見えるすばらしい環境のところです。

Dc120704  機器点検で動いていない生産ラインをガイドの案内で見学のあと、お目当てのビールの試飲をしました。出来立てのスーパードライと赤と白のベルギービールのコップ3杯のビールでいい気持ちになりました。

 わさびの郷とアウトレットは私にとってはただ立ち寄っただけ、特に面白い場所ではありませんでした。

 時之栖には日もとっぷり暮れた夜、6時前に到着しました。

 Dc120705 び物の「時之栖冬のイルミネーション」は430メートルの光りのトンネルでした。400万個以上の電球、トナカイの北極そり6台18頭、シャンデリア30台、氷上の妖精150体のまばゆいばかりの光りのファンタジーでした。

 ちなみに入場料は無料とのことでした。

 7時過ぎに時之栖を出発、9時半ころに我孫子に着きました。

 写真はクリックすると鮮明になります。

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2009年12月 2日 (水)

日立総研の庭園公開

Dc120201  平成21年11月28日、我孫子市の手賀沼湖畔にある日立総合経営研修所の庭園公開をみてきました。

 日立総合経営研修所は手賀沼を望む広大な土地に、企業内の人づくり、後継者教育の場として1962年に開設されました。

 庭園は、その研修環境を整備するために、我孫子の地形の特色である丘陵と、谷津と斜面林をたくみDc120202 に生かした自然庭園として造園されました。

 庭園公開は毎年1回、紅葉がきれいなこの時期に行われます。当日は秋晴の好天、多くの人が集まっていました。入園料は100円、湯茶の接待が用意されていました。

 本館前庭には3本の巨大なヒマラヤスギが聳えています。正面玄関前の植え込みには、元駿府城内Dc120203 にあった樹齢300年以上のマキの木が移植されていました。また、筑波山の山奥から運ばれた重さ30トンの筑波石が前庭にありました。

 奥に入ると斜面に沿って山道があり、下まで降りると池がありました。周りには紅葉したモミジやカエデ、黄色くなった木々がそこここに見られました。

 池から再び登っていくと「観月亭」と「ほととぎす」Dc120204 があり手賀沼のすばらしい眺めが楽しめました。「ほととぎす」ではお茶やお菓子が提供されていました。

 また「ほととぎす」ではフルートの演奏が、藤の庭ではハーモニカの演奏が行われていました。

 写真はクリックすると鮮明になります。

Dc120205

 

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