金沢、白川郷旅行-3
3日目は今回の旅行で一番行きたかった白川郷を訪ねました。
3日目も冬型の気候で日本海側は大雪、白川郷の手前の東海北陸自動車道は吹雪いていて前もよく見えない状態でした。このままではせっかくの白川郷も何も見えないのではないかと心配しましたが、白川郷に近づくと雪はやんでいて薄日がさすほどの天気でした。
妻と孫娘は晴れ女を自称しています。今回は孫娘は同行していませんが、妻のパワーが健在でした。
でも積もっている雪の多さは今回の観光地では一番多くさすが白川郷でした。
まず飛騨牛のほうば焼昼食をいただいたあと、町営のマイクロバスで荻町城址展望台に行きました。このバスが驚きでした。ややくたびれた車体に乗れるだけの観光客を詰め込みます。ひところの東京の国電並みです。時刻表では20分おきとなっていましたが、1台の車でピストン輸送しているため、遅れ遅れとなっていました。
展望台からの眺めは圧巻でした。雪の積もった合掌造りの家々が折り重なるように遠望できました。ポスターなどに載っている写真はここからとったものが多いようです。
展望台からの帰りは途中でバスを降りて観光ルートを一巡りしました。
国の重要文化財となっている「和田家」では中に入ってみました。想像していた通りの重厚な家構えです。昔は2階は蚕を飼っていたそうですが、今は観光のため昔の民具や生活道具などが展示されていました。昔の雪に埋もれた厳しい生活が偲ばれました。
明善寺には、本堂のほかに県の重要文化財の鐘楼や庫裏が残されていました。
できれば合掌造りのカフェでお茶などいただきたかったのですが、時間がないためちょっとした買物だけで帰途につきました。
帰りは3本の高速道を通って上田駅まで大廻り、新幹線に乗り継いで夜10時過ぎに家に無事到着しました。
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