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2010年3月29日 (月)

藤沢周平作品の朗読を聴く

 平成22年3月28日我孫子市のけやきプラザのふれあいホールで開催された朗読会を聞きに行ってきました。

100328_134209  友人の亀田さんが所属している「れいたく朗読グループR」の第21回公演です。読まれたのは藤沢周平の「山桜」と「花のあと」、出演したのは男性2人、女性9人のベテラン会員でした。

 このグループの朗読会は何度が拝聴していますが、今回初めて皆さん和服を着ての出演でした。また舞台の背景にも物語の雰囲気を出すような演出が工夫されていました。

 藤沢周平は私の好きな作家の一人です。長編はほとんど読んでいますが、今回取り上げられた2作品は読んでいませんでした。

 どちらも江戸時代の武家のけなげに生きる娘が主人公で感動的な物語です。出演者の皆さんは、登場人物になりきり、感情を込めた巧みな読みで、すばらしい舞台でした。舞台を重ねるたびに進化しているのが感じられます。100328_134120

 いただいたしおりに、「山桜」は2年前に映画化され、「花のあと」は今年の3月に映画化されたとありました。

 舞台の写真はとれないだろうとデジカメは持参しませんでしたが、写真は雰囲気を伝えられたらと古いケイタイで撮ったものです。

 

 

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2010年3月25日 (木)

「古河桃まつり」に行ってきた

 平成22年3月24日あけぼの会の日帰りバス旅行で「古河桃まつり」に行ってきました。

 あけぼの会はこのブログで何度も取り上げた千葉県柏市の高齢者の会です。

 あいにくの雨の1日でしたが、平均年齢約80歳の22名、柏市のバスを利用して元気に楽しんできました。

 私は古河市に行くのは初めてです。いくつかの新しい発見がありました。

 1つはJR宇都宮線や東武日光線沿線の古河市が埼玉県や栃木県でなく茨城県にあるということ、2つ目は古河市が桃の花の名所であること、3つ目は古河市が豊かな自然と歴史のあるしっとりとした街ということ、4つ目はこれは私の不勉強そのものですが今まで全く知らなかった古河市の生んだ土井利位、鷹見泉石、奥原晴湖などの歴史上の人物について知ったことです。

 桃まつりの会場は古河総合公園でした。ちょうど桃の花は満開、2人の女性ボランティアガイドさんが出迎えてくれました。ガイドさんは桃まつりだけでなく、市の観光案内も熱心に務めてくれました。

 あけぼの会の会長家田さんと2人のガイドさんです。今回の写真はすべて家田さん撮影です。

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 桃娘とともに集合写真をとりました。

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 桃まつりの会場と満開の桃の花。

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 昼食は古河市役所そばの和食丘里古河店で、釜飯と珍しいかごに入ったお弁当をいただきました。

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 古河市の観光は、食事の前に、篆刻美術館、永井路子旧宅、食事の後に古河歴史博物館、古河文学館、鷹見泉石記念館に行きました。

 写真は鷹見泉石記念館の板塀です。

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2010年3月23日 (火)

バンクーバー・パラリンピックが終了した

 平成22年3月21日バンクーバー冬季パラリンピックが終了しました。

 日本は最終日にスキー距離スプリント男子立位クラシカルで新田佳浩が金メダルを獲得し、本人2つ目の金メダル、日本勢3つ目の金メダルとなりました。

 国別のメダル数は以下の通りです。

         金  銀  銅 合計

ドイツ     13  5  6  24

ロシア     12 16 10  38

カナダ     10  5  4  19  

スロバキア   6  2  3  11  

ウクライナ   5  8  6  19

アメリカ     4  5  4  13 

オーストリア  3  4  4  11

日本      3  3  5  11

日本は健常者のバンクーバーオリンピックでは、金メダルはなく、銀3、銅2しかメダルは取れませんでした。パラリンピックは参加国が少ないとはいえすばらしい成績でした。前回のトリノの9個をしのぐ成績です。

 アイススレッジホッケーでは前回優勝のカナダを破り、銀メダルの快挙でした。アイススレッジホッケーの主将の遠藤隆行には日本人初の「ファン・ヨン・デ功績賞」が贈られました。

 それにしてもマスコミの報道は寂しいものでした。NHKは頑張っていましたが、読売新聞などはパラリンピックの報道は捜さないと見つからないほどの記事しか出ていませんした。

 政府の支援も欧米の諸国に比べると悲しいほど少ないようです。そんな中で頑張った選手は見事でした。

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2010年3月20日 (土)

手賀沼の春

 平成22年3月19日また手賀沼公園と手賀沼遊歩道の写真を撮りに出かけました。

 1週間前に撮った写真を「早春の手賀沼」としてブログに載せましたが、1週間の「とき」はさらに春の到来をすすめて、風景を変えていました。

 もくれんが咲いていました。 

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 朱もくれんも開花寸前です。

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 ボケも咲き始めていました。

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 アンズは満開でした。

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 名前を知らない花が道端にありました。

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 雪やなぎはいっぱいあります。

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 ソメイヨシノはまだつぼみでしたが、まもなく開花するでしょう。

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2010年3月17日 (水)

「ねんきん定期便」が届いた

 平成22年3月13日突然「ねんきん定期便」が送られてきました。

 中には6枚の印刷物と返信用封筒が入っていました。印刷物は「年金加入記録のお知らせの主旨」、「年金加入履歴」「標準報酬月額の一覧」「年金加入記録回答」でした。

 そこには、『厚生年金の加入記録をお届けします。今回お示しした加入履歴等をご確認いただき、「もれ」や「誤り」がある場合には、該当する部分についてご記入いただき、同封の返信用封筒によりご返送をお願いいたします。「もれ」や「誤り」がない場合には、ご返送いただく必要はありません。』とありました。

 私は現在73歳、61歳から年金をもらっているので、年金受給者になって12年がたちます。何で今頃こんなものが届くのか不思議に思いました。

 数年前に「ねんきん特別便」というのを社会保険庁から受け取った記憶があります。たしかそのときも「もれ」や「誤り」があるときは返信用封筒で連絡しろとあったように思います。

 なぜ同じようなことを2度もするのでしょうか。今回の「ねんきん定期便」は「ねんきん特別便」になかった標準報酬月額が出ています。これを用紙に印刷してねんきん加入者と年金受給者全員1億800万人に送るのは莫大なコストがかかるはずです。

 私のような普通の年金受給者には全く余計な資料です。無駄遣いそのものです。 

 なぜこうしたか、以下は私の勝手な推測です。

・今年の1月1日から「社会保険庁」が「日本年金機構」に生まれ変わった

 社会保険庁は最も評判の悪い官庁でした。お金があることを幸いに、したい放題をしてきました。逆にしなければならないことは手抜きして年金制度への不信を招きました。

 おそらく新しい組織になっても人はそんなに変わっていないと思いますが、新しい名前にして今までの不信感の一掃を図っているのではないでしょうか。

・「ねんきん特別便」のあと新たな不正が見つかった

 「ねんきん特別便」でも保険受給の「もれ」や「誤り」を見つけようとしたのですが、保険金額が不正に減額されているのは分かりませんでした。

 新たに見つかった不正行為は社会保険庁の職員と雇用主が結託して、従業員の報酬月額を実際より減らして届けていたのです。これは報酬月額が「ねんきん特別便」では示されていなかったためです。

 最初から「ねんきん特別便」で確認しておけばいいものを、手間と費用を惜しんだため2度手間となり、倍の費用がかかることになったのでしょう。

 「ねんきん定期便」を受給者に出すのは今回だけのようですが、加入者には年に一度送られるようです。お金をかけるのですから、少しでも役立つように運用してもらいたいものです。

 いずれにせよ年金制度は、真剣に議論して、国民の納得を得て、抜本的に改革しないかぎり国の財政と国民の生活を脅かすと思います。

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2010年3月14日 (日)

早春の手賀沼-2

 早春の手賀沼の続きです。

 手賀沼遊歩道を歩いていると、いろいろなところに春の息吹が感じられます。ソメイヨシノのつぼみはまだ固いですが、春はもうすぐそこです。

 もくれんのつぼみが大きくなっていました。

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 スイセンがそっと花を咲かせていました。Dc031207

 早咲きのさくらでしょうか。木は小さいのですが花は一人前です。

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 椿も咲いていました。

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 名前は分かりませんが、この花がいろいろなところで見られました。

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2010年3月13日 (土)

早春の手賀沼-1

 平成22年3月12日暖かい春の日に誘われてカメラを手に早春の手賀沼を歩いてみました。

 そのとき撮った写真を2回にわたってご紹介いたしましょう。

 手賀沼と言えば鳥です。ところが冬の間たくさん見られたカモ類の多くが姿を消していました。北の空に旅立ったのでしょうか。

 こぶ白鳥と我孫子市の鳥おおばんとカルガモです。

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 ユリカモメはまだ残っています

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 公園ではのんびりとお弁当を食べているグループも見かけました。

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 梅の花は散りかけている木が多かったですが、満開の木もありました。

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 手賀沼ふれあいライン沿いには菜の花が咲きほこっていました。

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2010年3月11日 (木)

宮城蔵王遠刈田温泉とスキーと樹氷めぐり

 平成22年3月7日から8日まで妻と長男一家の5人で宮城蔵王の遠刈田温泉に行ってきました。

 7日は宮城蔵王のえぼしスキー場で4歳の孫娘を中心に長男一家がスキーを楽しみました。私と妻はその様子を写真にとるのを楽しみました。

 長男一家は一昨年から仙台に住んでいます。孫娘は4歳、この冬から地の利を生かしてスキーを始めました。身長に合わせてスキーとスキー靴を新調しました。スキーウェアは札幌のおばあちゃんのプレゼントです。

Dc031101  まだ数回しかゲレンデに立っていませんが、リフトに乗って上まで行き、何とか転ばずに滑って降りてこられるようになりました。

 Dc031104  母親が札幌出身でスキーはおてのもの。その血を引いているのか筋はいいようです、と見るのは爺爺馬鹿でしょうか。

 その日も4回リフトに乗りました。時間が遅くなったので帰ろうとしましたが、切り上げる時はもっとやりたいと大泣きでした。

 遠刈田温泉は宮城蔵王の中腹にある古くからの温泉です。インターネットで捜した「バーデン家壮鳳」に泊まりました。部屋はマンション風のつくりで広々としており、2人なのに2部屋あり、台所がついていました。面白いのは30分の整体マッサージのサービスがついていることでした。食事は食べきれないほど多く、値段も手ごろでした。

 8日はすみかわスノーパークの樹氷めぐりを楽しみました。樹氷めぐりはみやぎ蔵王スキー場から雪上車で刈田岳山頂近くまで登ります。途中からは雪の蔵王エコーラインを走ります。

 3月はじめの暖かさや雨のため、写真で見るような大きな樹氷は解けてしまいましたが、前日の雪と寒さでミニ樹氷ができていました。

 週間天気予報が見事に外れ、当日は快晴の青空でした。

 樹氷は雪が積み重なったものと思っていましたが知識不足でした。水蒸気が水滴になり、強い風と冷気で凍り樹氷に成長するようです。

 雪上車はカナディアンロッキーのコロンビア大氷原のものとは大違い、身動きができないくらい狭く、乗り心地は良くありませんでしたが、快晴の天気と美しい景色がそれを補ってくれました。

 40分くらいで休憩所につき、下車して景色を楽しみました。孫娘は眠っていたところを起こされたため、ここでも大泣きでした。

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2010年3月 3日 (水)

バンクーバーオリンピックが終わった

 平成22年2月28日第21回冬季オリンピックバンクーバー大会の閉会式が行われ雪と氷の祭典が終わりました。

 ほぼ毎日テレビで観戦しましたが、数々の感動と悔しさの入り混じった2週間でした。

 日本とカナダのバンクーバーとは17時間の時差があったので、昼間の競技は日本では夜中から早朝となりました。夜中に目が覚めたときはテレビをつけ、寝床で音だけ聞きながら、ときどき画面を見ました。

 フィギュアスケートのように夜行われた競技は、日本では昼間でしたのでゆっくり見ることが出来ました。

 主な国のメダルの数は次の通りです。

         金  銀   銅

カナダ    14   7   5

ドイツ    10  13   7

アメリカ    9  15  13

ノルウェー  9   8   6

韓国      6   6   2 

スイス     6   0   3

中国      5   2   4

スウェーデン 5   2   4

オーストリア 4   6   6

オランダ   4   1   3

ロシア     3   5   7

  ---中略---

日本      0   3   2

 日本のメダルは、銀が、女子フィギュアスケートの浅田真央、男子スピードスケート500の長島圭一郎、女子団体追い抜きの(穂積、小平、田畑)の3つ、銅が男子フィギュアスケートの高橋大輔、男子スピードスケート500の加藤条治の5個でした。

 浅田真央と韓国のキムヨナとの対決は見事でした。フリーでトリプルアクセルを2回決めた時は思わず身が震えました。

 アスリートの笑顔と涙は感動的ですね。

 次回冬季大会は2014年にロシアの黒海沿いの保養地ソチで開催されます。

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