さんご会熱海旅行
平成22年4月20日~21日、三井生命に昭和35年に入社した同期生のさんご会の14人のメンバーが、熱海岡本ホテルに集まり、入社50年記念懇親会を開催しました。
さんご会は昭和35年に三井生命保険相互会社に大学卒内勤職員として入社した42名が作った同期会です。既に8名が鬼籍に入っています。永久幹事の川中秀作氏の奮闘で、年2回の懇親会や散策の会、旅行会などを開催しています。
岡本ホテルは伊豆に4館、箱根に2館を持つ温泉リゾートホテルで、東京駅からホテルまで無料バスで宿泊客を送迎しています。途中横浜も乗降可能となっています。
今回私は東京駅から朝9時発のこの無料バスを利用しました。東京から利用したのは4名、10時発の横浜からは30名以上の利用客がありました。
無料バスを利用したさんご会の6人は懇親会までの時間を利用して起雲閣に行きました。パンフレットによれば、起雲閣は「緑豊かな庭園、美しくたたずむ建築様式、訪れた人はそこに、歴史の絵筆を観る」とありました。鉄道王根津嘉一郎によって建てられた洋館は独特の雰囲気をかもし出していました。
今回の宿泊料金は1泊2食、2人のコンパニオン付で11000円、アルコール代は別です。ホテルのホームページを見ると、男性宴会パック「うきうきプラン」が5人に1人2時間のコンパニオン付で11800円からとなっていました。少し安くなったのは幹事の腕なのでしょう。
最近は旅館の料金も安さを競っています。「おおるりグループ」など1万円を大幅に切る格安の料金もあります。設備を簡素化し、省力化やサービスカットなどで値段を下げているのです。
岡本ホテルも同様でした。利用客はそれを知った上で利用しています。部屋の中での食事のサービスはコンパニオン任せ、コンパニオンは食事のあと、お客から声がかかるのを待っているのです。
ホテルの中のスナックの従業員は、熱海にお客が来ないのを半ばあきらめた口調で歎いていました。ゴールデンウィーク中も観光客は熱海を素通りして伊豆に流れるそうです。
幹事の部屋で1時間ほど2次会を行いました。2人のコンパニオンはいつの間にか4人になっていました。翌日の幹事の話では2次会のコンパニオン代は2万7千円だったそうです。
翌日は朝食後流れ解散し、無料バスグループを中心に来宮神社の大楠を見に行きました。樹齢2000年の大楠です。
そのあと私は仲間2人と10時過ぎの電車で帰途につきました。懐かしい仲間にも会え、大満足とはいかないまでも、まずまず満足の記念懇親会でした。
写真は起雲閣と来宮神社と大楠です。
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