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2010年6月17日 (木)

プロ野球交流戦が終わった

 平成22年5月12日に始まったプロ野球交流戦が昨日6月16日に終わりました。

 今年は大変興味深い結果が出ました。パリーグが81勝59敗4分けで圧勝したのです。

 1 オリックス  16勝8敗

 2 西武     14勝10敗

 3 ソフトバンク 13勝10敗1分け

 3 ロッテ    13勝10敗1分け

 3 楽天     13勝10敗1分け

 6 日本ハム  12勝11敗1分け

 7 巨人     12勝12敗

 8 阪神     11勝12敗1分け

 9 中日     11勝13敗

 10 広島    10勝12敗2分け

 11 ヤクルト  9勝14敗1分け

 12 横浜    6勝18敗

 上位6チームはすべて勝ち越しのパリーグの球団、セリーグは巨人が5分の成績を残しただけで、他チームはすべて負け越し。パリーグが交流戦6年連続で優勝チームを独占しました。オリックスは優勝賞金5千万円を獲得しました。

 交流戦が始まった2005年以後の日本シリーズはパリーグが3勝2敗なのでそんなに差がありませんが、交流戦にパリーグが強いのは何か理由があるはずです。

 私の独断と偏見ですが、パリーグは次の点でセリーグより勝っているのがその理由でしょう。

①いい選手が多い

 交流戦の打撃成績ベストテンのうち8人をパリーグの選手が占めています。また交流戦投手防御率ベストテンのうち6人がパリーグの選手です。昨年のWBCで活躍したピッチャーはパリーグの選手でした。なぜかパリーグのほうがいい選手をそろえています。 

②ハングリー精神と勝ちたい意欲

 パリーグは2004年、5球団になるか、セリーグに吸収されるかという存亡の危機に瀕しました。それ以後も入場者数やマスコミへの露出度などでセリーグに差をつけられています。そのことからセリーグには負けたくないという気持ちが強いのではないかと思います。

指名打者制

 パリーグはアメリカのアメリカンリーグと同じように指名打者制をとっています。ピッチャーが打席に立たないため、好機でピンチヒッターに替えられることがありません。投手の完投能力がつくことになります。

 交流戦の結果でリーグ内での順位にそれほどの差はつきませんでした。今後はリーグ内での優勝とプレーオフに参加できる3位争いに興味が移っていきます。

 今はワールドカップサッカーが話題をさらっていますが、熱い夏にはまた野球が戻ってくることでしょう。楽しみです。

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