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2010年7月31日 (土)

アルプス旅行-2

 旅行1日目、私たち夫婦は7月17日午後12時25分成田発JAL417便でミラノへ出発しました。

 JALのミラノ便は今年の秋、赤字解消のため廃止となります。最後の貴重な経験となりました。

 ミラノのマルペンサ空港着は現地時間夜7時40分、7時間の時差があるため日本時間では深夜2時40分、12時間15分のフライトでした。

 空港からはホテル ドミナインミラノフィエラに直行、夕食は出ないため、ただ寝るだけのホテルでした。

 旅行第2日目の18日、お天気は快晴、午前9時発のバスでティラノに向け出発しました。参加者は男性10名、女性12名の合計22名です。1人で2人分の席を利用できるほどゆったりしています。

 このバスに9日目のテーシェまで乗ることになりました。電車を利用する間はバスはスーツケースを積んだまま別の道を走りました。ただ、ガソリン車の入れないウェンゲンとツェルマットでは、バスは手前の駅までで、参加者がスーツケースを持って電車に乗りました。

 バスはイタリア北部の観光の名所のコモ湖を左に見ながら湖岸の道とトンネルをひた走りました。トンネルの連続です。日曜日とあって家族を満載したマイカーが併走していました。

(車窓から見たコモ湖)

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 途中渋滞のため遅れ、12時にティラノに到着しました。早速昼食にレストランでリゾットと魚のフライをいただきました。

 そのあと13時40分発のレーティッシュ鉄道ベルニナ線に乗車しました。この鉄道は高度を稼ぐためループ状の線路があることで有名です。みなさんしきりにシャッターを切っていました。ループ状の線路は日本でも旧上越線の清水トンネルの近くにありましたが、上越新幹線が開通したためなくなっています。

(レーティッシュ鉄道ベルニナ線)

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(ループ線を走る列車)

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 オスピッツォ・ベルニナで下車しラーゴビアンコを散策しました。氷河のふもとの湖は氷河の岩石の混じったグレーシャー・シルツで白く濁っていました。草原は高山植物の花々が見事でした。

(氷河湖)

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(高山植物)

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 再度ベルニナ線に乗車、宿舎のあるサンモリッツに到着、バスでホテル サン ジャンに入りました。

 夕食はレストランでターキーをいただきました。日本人の口にはちょっと合わなかったようです。

 ホテルのお風呂もみんないっせいに入ったため、お湯が水に変わり、添乗員の崎山さんに電話が集中したようです。

 何かと話題の多かった高原の夜ですが、10時ころやっと暗くなりました。

 

 

 

 

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アルプス旅行-1

 平成22年7月17日から27日まで妻とアルプス旅行のツアーに参加しました。

 阪急交通社の「スイス4大名峰と2大絶景列車の旅」です。サブタイトルに(日本航空ビジネスクラス直行便で行く!全食事つきの11日間)とありました。

 当初はクラブツーリズムのスイス旅行のツアーに申し込んでいたのですが、JALのビジネスクラスを10万円ほどの差で使えるこのコースが見つかったため変更しました。通常はビジネスクラス利用はエコノミーと比べて20万円から40万円も高くなります。同じような内容で10万円しか違わないのが変更した理由です。

 アルプスはヨーロッパの中央南部に横たわる山脈で、イタリア、フランス、スイス、ドイツ、オーストリアの各国に連なっています。ただ観光で有名な山はモンブランを除きスイスが占めています。そのため旅行会社のツアーはスイスが中心です。

 スイスはEUに加盟していません。通貨はユーロでなくスイスフランです。イタリアとフランスはユーロです。したがって両替はスイスフランとユーロの二本立てとなりました。

 今回のツアーはJALの直行便でイタリアのミラノに入り、スイス、フランス、スイスと移動してミラノから日本に戻るという旅程になっていました。1日おきに、ビッツベルニナ、ユングフラウ、モンブラン、マッターホルンを眺める4つの展望台に登り、1日おきに移動と観光が入るという構成でした。

 アルプスのツアーはハイキングを取り入れたコースが数多く提供されています。キャンセルしたコースにはハイキングが組み込まれていましたが、参加したツアーにはハイキングは用意されていませんでした。しかしマッターホルンでは添乗員の裁量でミニハイクを行いました。楽しい経験でした。

 まず今回の旅をイメージする写真をご紹介します。私と妻が撮ったものです。

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 旅行中私たちをサポートしてくださった添乗員の崎山幸一さんとドライバーのプリスカさんです。

 崎山さんは経験35年のベテラン添乗員、その的確なガイドや指示やアドバイスは旅行を素晴らしいものにしてくれました。

 また安全運転ドライバーのプリスカさんは、明るくタフな女性で笑顔を絶やしません。バスの車中を楽しいものにしてくれました。

 お二人には感謝感謝です。

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 次回から日程にそって旅行を追っかけてみましょう。

 

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2010年7月15日 (木)

NHKドラマ「蒼穹の昴」を見た

 平成22年7月10日NHKドラマ「蒼穹の昴」全25回が終わりました。

 NHKハイビジョンで毎週土曜日午後10時から45分間の放送でした。毎回録画して25回全部を見ました。

 大河ドラマが50回弱ということを考えると、25回はその半分以上、大河ドラマに次ぐ大作です。

 原作は浅田次郎のベストセラーです。清朝末期の西太后と3人の若者を主人公とした壮大な歴史ドラマです。原作も読みました。

 テレビドラマ化は日中合同で行いました。物語の舞台は中国北京の故宮(紫禁城)、出てくる人物もほとんど中国人です。製作統括とプロデュサーこそ日本人ですが、監督、脚本、その他のスタッフはほとんど中国人、出演者も田中裕子と数人の日本人や西洋人の俳優のほかはすべて中国人の俳優でした。

 田中裕子は主人公の西太后を堂々と演じました。テレビでは中国人の吹き替えの声が流れましたが、田中裕子は中国語のせりふを話していました。田中裕子はテレビドラマ「おしん」で中国でも有名で、日中共同制作のシンボルとして中国の新聞やネット上で大いに話題となっていたそうです。

 今まで映画やドラマに登場した西太后の中でもっとも本物に似ていると中国の新聞に出たとのことです。

 ドラマの舞台となった故宮は観光の名所、そこでロケすることは不可能です。

 「蒼穹の昴」公式ホームページには次のように出ていました。 

 『ドラマ「蒼穹の昴」は、杭州の郊外にある中国のハリウッドとも呼ばれる横店影視城で撮影された。ここは映画のテーマパークになっており、総面積330ヘクタール。なかでも紫禁城のセットは敷地総面積が100ヘクタールもあり、原寸大の宮殿、庭園、邸宅、民家等北京の著名な四種類の建築スタイルが揃えられ、明・清代の紫禁城及び当時の北京の町並みが忠実に再現されている。』

 さすが広大な中国です。スケールが違います。

 浜崎あゆみさんの歌った主題歌もすばらしい出来ばえでした。

 日中間にはいろいろなきしみもありますが、文化や芸術面でのこのような成果が積み重ねられることを願っています。

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2010年7月13日 (火)

サッカーワールドカップ世界大会が終わった

 平成22年7月11日、サッカー南アフリカ大会はスペインが延長戦の末オランダを1-0で下し、初優勝を果たしました。

 スペインは賞金3000万ドル、日本円にして約26億7000万円を獲得したと読売新聞に出ていました。

 スペインでは歓喜の輪に国王も巻き込んだようです。

 それにしてもワールドカップサッカーの盛り上がりはグローバル、それもすべての国が熱中しますね。

 なぜサッカーこんなに世界的なのかを日本でもっとも人気のあるスポーツの野球と比べてみましょう。私の独断と偏見です。

①サッカーはボールが一つあればよいが、野球はボールの他に,バットやグローブが必要、お金がかかる。アジア、アフリカ、南米など貧しい国ではサッカーが一番受け入れやすい。

②サッカーは少ない人数で楽しめる。野球は1チーム9人そろえる必要がある。

③サッカーはルールが簡単、どこの国でも普及するのが簡単。一方野球はルールが複雑、教育レベルの低い国では普及が難しい。

④サッカーはトレーニング方法が簡単で分かりやすい。

 まさにサッカーはシンプル イズ ベストです。これがどこの国でも、どんな人でも親しめるスポーツになっています。

 日本のJリーグもワールドカップを契機に人気が沸騰するよう祈っています。

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参議院議員選挙で民主党大敗

 平成22年7月11日の参議院議員選挙で与党民主党が大敗しました。

 民主党は改選議員数54を大幅に下回る44名しか当選できませんでした。そのため非改選議員を合わせた参議院議員数は過半数に達しないことになりました。ねじれ国会がまたやってきたのです。

 民主党の国会運営はかなり厳しいことになりました。

 党派別当選者数です。

      当選数 改選数 非改選数 新勢力

・民主    44   54    62    106

・自民    51   38    33     84

・みんな   10    0     1     11

・公明     9   11    10     19

・共産     3    4     3      6

・社民     2    3     2      4

・たち日本  1    1     2      3

・改革     1    5     1      2

・国民     0    3     3      3

・諸派     0    0     1      1

・無所属    0    1     3      3

合計    121  120   120    242

 私の独断では民主党の敗北の原因は、鳩山首相と小沢幹事長のカネの疑惑と鳩山政権の普天間基地の迷走と子供手当てや高速道路無料化などのバラマキだと思います。消費税については自民党が明確に引き上げを打ち出しているので引き上げそのものはそれほど問題ではないと思いますが、菅首相の取り上げ方が野党からの攻撃の的になったのでしょう。

 今後日本の政治はどうなるのでしょうか。

 ねじれ国会では、衆議院で可決された法案が参議院で否決されるおそれがあります。その際には再度衆議院で3分の2以上の賛成で可決されますが、今の与党は3分の2以上の勢力はありません。

 12日の新聞各社の社説のタイトルです。

・読売新聞 「参院選民主党敗北 バラマキと迷走に厳しい審判」

・朝日新聞 「参院選 民主敗北-2大政党にさらなる責任」

・日経新聞 「民主党は敗北反省し政策実現の道探れ」

 もう足の引っ張りあいは結構、与党、野党とも日本再生に向けて実りある議論をつくしてほしいと思います。 

 中国や韓国は問題はあるものの、強い国家を目指して着実に実績を積んでいます。「政治家よ目を覚ませ」と声を大にして言いたいですね。

 

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2010年7月10日 (土)

建設中の我孫子インフォメーションセンター

 我孫子インフォメーションセンターがやっと建設されています。インフォメーションセンターとは観光案内所のようなもので、市が賑わい元気になるよう、市内外の人たちに我孫子市の観光・商業などの情報提供や案内を行う施設です。

 平成19年8月から12月まで、「我孫子市駅前インフォメーションセンター整備事業検討委員会」のメンバーを公募していたので市民代表の一人として応募し、市の職員や、大学の先生、業者代表の方々と熱心に議論をたたかわせました。

 そのときはすぐにでもインフォメーションセンターが建設される雰囲気でしたが、なかなか着手されず、3年目の今年にやっと建設が始まりました。

 場所は我孫子駅前、けやきプラザのすぐそばです。場所が狭いのでこじんまりとしたセンターになります。

 あびこ広報5月号にインフォメーションセンターの愛称が決まったと出ていました。市民から公募した結果、「アビシルベ」に決まりました。

 「オープンは9月中を予定しています」と広報にありました。

 写真は平成22年7月10日に撮ったものです。

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2010年7月 6日 (火)

NTT社宅解体作業終わる

 平成22年7月5日、NTT社宅の解体作業がほぼ終わったので写真を撮ってきました。

 解体作業は今年5月下旬に始まりました。内部の設備や木材の部分を取り外したあと、社宅1棟ごとにスチールのフェンスで囲い、水をかけながら巨大なクレーンの鉄の爪でコンクリートをなぎ倒していくような感じで、あっという間に社宅を解体しました。

 以前NTT社宅の4棟を解体したときは、クレーンにぶら下げたコンクリートの塊で叩き壊す感じでしたが、今回は爪で引きちぎりました。時代が変わるとともに解体作業も騒音やほこりを少なくするように変わったのでしょう。

 解体が終わると、スチールのフェンスは取りはずされました。そしてコンクリートや鉄の塊を取り除き,整地をしていきました。

 現在は整地の残りと駐車場の解体作業が続いています。

 整地された社宅跡です。

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 以前解体されてフェンスで囲われていたところは、フェンスが取り外され分譲が始まりました。

 我が家に配られたチラシによると、敷地120.3㎡、建物96㎡で2690万円となっていました。

 かすみストアの社員の駐車場となっていたところも、契約が終了しいずれ分譲されることになります。

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 なお今回解体された跡地も、別の業者によって分譲されるようです。

 

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2010年7月 2日 (金)

おかえりなさい岡田ジャパン

 平成22年7月1日サッカーワールドカップで日本中を湧かせた岡田ジャパンが関西空港に帰ってきました。

 読売新聞には、関西空港の到着ロビーに開港以来最大の4200人のファンが詰め掛けたとありました。

 早速空港内のホテルで記者会見が行われ、その様子がテレビで放送されました。

 岡田ジャパンはワールドカップ会場の南アフリカに行く前の何試合かに破れ、大方の予想では予選で敗退するのではないかと見られていました。

 ところが予選では

 ・対カメルーン(世界ランキング19位)戦 1-〇で勝利

 ・対オランダ(世界ランキング3位)戦 1-〇で敗北

 ・対デンマーク(世界ランキング36位)戦 3-1で勝利

の2勝1敗でグループEの2位、決勝トーナメント進出を決めました。日本は世界ランキング45位でしたので、いずれも格上のチームでした。

 決勝トーナメントは8グループの2位までの16チームが勝ち抜き戦を戦います。

 日本はグループFの1位チームのパラグアイと当たりました。そして〇-〇の同点、延長戦でも点が入らず、PK戦となりました。

 PK戦では、駒野選手がゴールをはずし残念ながらベスト8にはならず敗退となりました。

 でもよくやったと言えます。予選全敗も予想されていたのですが、ここまで戦ったのです。

 サッカー界ではメキシコオリンピック3位の成績に次ぐ快挙です。また近年のスポーツ界では昨年の野球WBC優勝に次ぐ立派な成績といえます。

 政治や経済の低迷が続く日本で、スポーツが日本人に感動と勇気を与えてくれました。 

 

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