アルプス旅行-2
旅行1日目、私たち夫婦は7月17日午後12時25分成田発JAL417便でミラノへ出発しました。
JALのミラノ便は今年の秋、赤字解消のため廃止となります。最後の貴重な経験となりました。
ミラノのマルペンサ空港着は現地時間夜7時40分、7時間の時差があるため日本時間では深夜2時40分、12時間15分のフライトでした。
空港からはホテル ドミナインミラノフィエラに直行、夕食は出ないため、ただ寝るだけのホテルでした。
旅行第2日目の18日、お天気は快晴、午前9時発のバスでティラノに向け出発しました。参加者は男性10名、女性12名の合計22名です。1人で2人分の席を利用できるほどゆったりしています。
このバスに9日目のテーシェまで乗ることになりました。電車を利用する間はバスはスーツケースを積んだまま別の道を走りました。ただ、ガソリン車の入れないウェンゲンとツェルマットでは、バスは手前の駅までで、参加者がスーツケースを持って電車に乗りました。
バスはイタリア北部の観光の名所のコモ湖を左に見ながら湖岸の道とトンネルをひた走りました。トンネルの連続です。日曜日とあって家族を満載したマイカーが併走していました。
(車窓から見たコモ湖)
途中渋滞のため遅れ、12時にティラノに到着しました。早速昼食にレストランでリゾットと魚のフライをいただきました。
そのあと13時40分発のレーティッシュ鉄道ベルニナ線に乗車しました。この鉄道は高度を稼ぐためループ状の線路があることで有名です。みなさんしきりにシャッターを切っていました。ループ状の線路は日本でも旧上越線の清水トンネルの近くにありましたが、上越新幹線が開通したためなくなっています。
(レーティッシュ鉄道ベルニナ線)
(ループ線を走る列車)
オスピッツォ・ベルニナで下車しラーゴビアンコを散策しました。氷河のふもとの湖は氷河の岩石の混じったグレーシャー・シルツで白く濁っていました。草原は高山植物の花々が見事でした。
(氷河湖)
(高山植物)
再度ベルニナ線に乗車、宿舎のあるサンモリッツに到着、バスでホテル サン ジャンに入りました。
夕食はレストランでターキーをいただきました。日本人の口にはちょっと合わなかったようです。
ホテルのお風呂もみんないっせいに入ったため、お湯が水に変わり、添乗員の崎山さんに電話が集中したようです。
何かと話題の多かった高原の夜ですが、10時ころやっと暗くなりました。
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