アルプス旅行-6
旅行9日目の7月25(日)の天気は曇りのち晴れ。いよいよ人気ナンバーワンのマッターホルンを見に行く日です。
モルゲンロートを見ようと明け方近くの橋に出かけました。同じ目的で多くの人が集まっていました。ほとんど日本人のようでした。しかし雲が立ち込めてマッターホルンは見られませんでした。昨日アーベントロートが見られたのでよしとするしかありません。
朝8時15分ホテルを出発、8時48分ツェルマット発のゴルナーグラート展望台に向かいました。電車も日本人の乗客が大半を占めている感じでした。
ツェルマットを出たときは雲が低く垂れ込め、展望は利きませんでしたが、途中で突然登山電車が雲の上に出て視界が開け、マッターホルンが姿を現しました。まるでマジックでも見ているようでした。
電車に33分ほど乗ってゴルナーグラート展望台に着きました。展望台からはマッターホルンよりも標高の高いモンテローザが左端に鎮座していますが、右端にあるマッターホルンのほうが目立ちます。独立峰だけに、その存在感は他を圧倒していました。
展望台でプロの写真家に集合写真とアルプス犬セントバーナードをはさんでの妻とのツーショットを撮ってもらいました。もちろんマッターホルンがバックです。
11時過ぎまで場所を変えながら、快晴のなかのアルプスの眺望を楽しみました。いつまでもそこにいたい気持ちでしたが次のスケジュールがあります。
帰りはローテンボーデンで下車、逆さマッターホルンの見えるリッフェルゼー湖まで歩きました。
湖に写った逆さマッターホルンの姿はなんとも言いようがないような美しさでした。
下山後、ツェルマットでソーセージの昼食。そのあとは自由時間となりました。
自由時間は、ツェルマットの街を散策しました。展望台でとった写真を購入し、おみやげの買物をしました。
ツェルマットは電気自動車の世界です。一番多いのはホテルの送迎と荷物運搬用の電気自動車です。バスやトラックも電気自動車でした。馬車も走っていました。
夕食は最後の晩餐となりました。ツアー仲間がスイスの民族衣装を着て歌を聞かせてくれました。
旅行10日目の7月26日(月)の天気は晴れでしたが、マッターホルンのモルゲンロートは霧で山が隠れ、今日も見られませんでした。
今日はイタリアミラノに入り、ミラノで少しの時間観光をしたあと、マルペンサ空港から帰国の途につきます。
ホテルを8時15分に出発、9時の電車でテーシェへ向かいました。電車に乗る前、残ったスイスフランでチョコレートとライターを購入、スイスフランを使い切りました。
ミラノまでは約3時間半のバス旅行でした。スイスは涼しい高原の空気でしたが、ミラノは夏の暑さです。それでも帰国後の東京の暑さに比べると涼しかったように思います。
昼食はミラノ名物のカツレツでした。
そのあと2時にドオモの前で一旦解散し、2時間15分の自由時間がありました。スイス以外のおまけの観光時間です。
ミラノは3回目ですがドオモの上には登ったことがありません。妻と2人でエレベーターでドオモの屋根に上りました。デパートに入ったり、エマヌエーレ2世のガレリアを歩いたりしてミラノを楽しみました。
チェックイン後ビジネスクラスのラウンジで過ごし、20時45分発のJALに乗り込みました。
翌7月27日(火)の15時30分成田空港につきました。
「アルプス4大名峰」を目的に、スイス、フランス、イタリアを巡る9泊11日間の旅が無事に終わりました。
ツアーコンダクターの崎山さん、ドライバーのプリスカさん、旅仲間の皆さん、そして何よりも妻に感謝感謝です。
| 固定リンク
コメント