アルプス旅行-5
旅行7日目の7月23日(金)天気は雨のち曇りのち雨、モンブランを見るためエギュ・ド・ミディ展望台に登ります。
9時にホテルの玄関に集合し、雨の中エギュ・ド・ミディへ登るロープウェイの駅まで歩いていきました。歩いて約10分でした。
ところが駅に着いてみるとロープウェイは雷のおそれがあるため運行を停止していました。しばらく駅で待ちましたが、雨が降り続いていて運行再開のめどが立ちません。
添乗員の崎山さんの判断で、午前中を自由時間にして様子を見ることになりました。
ホテルに引き返し荷物を置いてシャモニーの街を歩きました。シャモニーは1924年第1回の冬季オリンピックが開かれた場所です。しゃれたブランド店、お土産屋、長期滞在者のための日用品を売る店、レストランやカフェが並んでいて、いかにもフランスのアルプスの玄関口といった感じがあふれていました。
昼食はロープウェイ駅の近くのレストランでラクレットをいただきました。つるしたチーズをあぶり、解けたところをナイフでこそげ取って、ゆでたジャガイモにつけて食べる料理です。初めて食べましたが、大変おいしくいただけました。
さいわいに雨もあがり、ロープウェイの運行も再開されました。途中1回乗り換えましたが、約20分で約3800メートルまで登りました。そしてさらにエレベーターで3842メートルの展望台に昇りました。
今回のぼる4つの展望台の最高峰です。残念ながらモンブランの頂上は見えませんでしたが、雲の切れ目からシャモニーの街やボッソン氷河が望めました。
展望台のカフェでコーヒーを飲んでいると、また天候が崩れるとの放送があり、皆さん急いでロープウェイで下山しました。
夕食はレストランでポーク料理をいただきました。
旅行8日目の7月24日の天気は曇りのち晴れ。観光と移動の1日です。
朝9時にホテルを出発、水で有名なエビアンに向かいました。エビアンは世界にミネラルウォターを輸出しています。
エビアンはレマン湖に面した大変美しい街で、ちょうど女子プロゴルフのエビアンマスターズを開催中でした。
街の小高い場所にエビアンの水が注ぎ出ていました。現地の人が空の大きなペットボトルを何本も持ってきて酌んでいました。私たちもならんで一口ずつ飲みました。
市街や湖畔を散歩したあと、カジノの中にあるレストランで昼食をいただきました。カジノに入るにはパスポートを提示し、荷物や帽子は預ける必要がありました。
そのあとは一路ツェルマットに向けてバスを進めました。途中再び国境を越えてスイスに入りました。
ツェルマットもウェンゲンと同じようにガソリン車は乗り入れ禁止です。1つ手前のテーシェでバスを降りました。
2日目からお世話になったバスのドライバーのプリスカさんとはここでお別れです。プリスカさんからは毎日水も買っていました。500ミリリットル1本2スイスフラン(178円)か1.2ユーロ(140円)でした。
テーシェからツェルマットまでは電車でした。ツェルマットのホテル アストリアに入ったのは17時頃でした。ホテルの近くの橋の上からマッターホルンの勇姿が見えました。
夕食はこのツアーで初めて宿泊したホテルでとりました。
夕食後、橋の上から日が沈むまでマッターホルンを眺めました。アーベント・ロートに輝くマッターホルンは見事でした。
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