「誕生!中国文明」展
平成22年9月2日上野の東京国立博物館平成館で開催されている特別展「誕生!中国文明」に行ってきました。
読売新聞の販売店から無料鑑賞券をいただいたので、涼しくなるのを待って行くつもりでしたが、9月5日で特別展は終わります。天気予報ではしばらく猛暑が続くとのことでしたので、35度の猛暑の中、9時30分開館の朝一番で見に行きました。
この特別展のチラシには次のようにみどころが書かれていました。
『この展覧会は、中国の河南省で出土した数々の名品に焦点をあて、中国文明の誕生と発展のあとを紹介します。2009年末に報じられた「三国志」の英雄・曹操のものとされる墓が発見された河南省は、中国大陸を西から東へ流れる黄河の中流域に位置する中国王朝発祥の地です。
中国最初の王朝といわれる夏の中心地は、河南省にあったと考えられます。その後、商(殷)の安陽、後漢・魏(三国時代)・北魏(南北朝時代)の洛陽、北宋の開封など、歴代の王朝の都が河南省に置かれました。夏が始まった紀元前2000年ころから北宋が滅亡した12世紀ころまで、河南省は中国の政治、経済、文化の中心地として栄えました。
この展覧会は「王朝の誕生」「技の誕生」「美の誕生」という3つのテーマで構成されます。最新の発掘成果を交え、青銅器、金銀器、漆器、陶磁器、壁画、彫刻、文字資料など、約150件の名品が勢ぞろい。これらを通して、王朝、工芸技術、文字(漢字)など、中国文明を特徴づけるさまざまな要素がこの河南省で生まれ、ダイナミックに発展していくさまをたどります。』
音声ガイドを借りて約2時間かけてまわりました。平日午前中で比較的空いていたのでじっくり見ることが出来ました。
大変見ごたえのある展覧会でした。集中して見たせいか、涼しい会場から外に出ると日差しの強さと暑さにくらくらしました。
デジカメをもって行くのを忘れたため、古い携帯の写真です。鮮明に撮れませんでした。申し訳ありません。なお展覧会の会場内は撮影禁止でした。
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