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2010年9月 1日 (水)

民主党代表選―菅と小沢の一騎打ち

 平成22年9月1日、民主党の代表選が告示され、菅直人首相と小沢一郎前幹事長が立候補して14日の代表選を争うことになりました。

 菅首相は6月に鳩山前首相のあとをついで民主党の代表に選ばれ首相になりました。ところが今回代表選に小沢一郎が出ることになりました。もし小沢が代表になることになれば、この1年で民主党の総理大臣が3人目となります。民主党は一体どうなっているのでしょう。

 民主党は今日本のことをそっちのけにして、代表を誰にするかという私闘を演じています。まさに政権抗争、国民を置き去りにしています。

 こうなったからには代表選で正々堂々と民主党の代表を選び、代表が決まったら、争いの矛を収めて挙党一致の政権を作るべきでしょう。

 ただ争いの後遺症が収まるかどうかは分かりません。両者の主張がかなり違っているためです。また感情的な対立や人事での不満も出てくるでしょう。もしかしたら党が二つに割れるかもしれません。自民党やその他の野党との連立もあるかもしれません。

 日本は景気不安や円高などで窮地に立っています。アジアでは中国や韓国に比べて存在感が薄くなっています。

 ばかばかしい民主党の代表選に日本の浮沈がかかっています。

 以前自民党の党首候補に、「三角大福中」があがりました。三木武夫、田中角栄、大平正芳、福田赳夫、中曽根康弘の5人です。一番手には田中角栄が勝ちましたが、結局5人とも総理になりました。

 次は「安竹宮」の争いでした。安部晋太郎、竹下登、宮沢喜一です。安部晋太郎だけ総理になれませんでしたが、息子の安部晋三が総理になりました。

 これらの争いに比べると今回の抗争は大変暗いイメージがあります。小沢一郎のイメージがそうさせているのかもしれません。

 小沢を総理にしてはいけないと思っています。

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