6月の歌舞伎鑑賞教室を楽しむ
平成23年6月8日、柏市の高齢者団体のあけぼの会の皆さんと国立劇場で歌舞伎鑑賞教室を楽しみました。
あけぼの会の6月と7月の例会としてしっかり定着した歌舞伎鑑賞教室は、高校生を対象とした教室に相乗りして鑑賞しています。内容は若手の歌舞伎役者よる歌舞伎についての解説のあと、一幕の歌舞伎の演目が披露されます。歌舞伎鑑賞教室の公演時間は2時間~2時間半くらいで、料金も通常の歌舞伎公演より格安となっています。
今回は第79回、演目は「義経千本桜 河連法眼館の場(かわつらほうげんやかたのば)」です。
国立劇場前には大勢の高校生が集まっていました。
場内も高校生が1階の席、私たちは2階でした。
坂田藤十郎の孫の中村壱太郎の解説で歌舞伎教室が始まりました。
2人の高校生が解説者の呼びかけで舞台に上がり、解説者から質問されたり役者の所作のマネをさせられたりしながら、歌舞伎鑑賞の基礎知識の解説が行われました。
そのあと歌舞伎鑑賞です。
主役の佐藤忠信と源九郎狐は坂田藤十郎の長男で中村壱太郎の父親の中村翫雀の一人二役でした。中村壱太郎は静御前を務めました。他にもいきのいい若手俳優が大勢登場しました。
一幕だけでしたが、懇切丁寧な解説書が前もって渡されていて、義太夫の語りのテロップが同時進行で流されていたので、お芝居の内容を十分理解でき、楽しく鑑賞できました。
舞台は撮影禁止のため写真はありません。
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コメント
「歌舞伎のみかた」も写真撮影は禁止されています。
開演前に放送でも流れていましたし、係員に見つかった人は注意を受けていました。
役者さんにも高校生にも肖像権があるので、この写真を載せるのは問題があると思います。
投稿: k | 2011年6月10日 (金) 00時50分