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2011年7月27日 (水)

テレビのアナログ放送が終了した

 平成23年7月24日正午、テレビのアナログ放送が、東日本大震災で被害が深刻な宮城、岩手、福島を除く44都道府県で終了しました。その後は地上デジタル放送になりました。

 私は家族で北海道旅行をしていたため、終了の瞬間を見ることはできませんでしたが、NHKや民放のキー局はその前後を特別番組で放送したようです。

 テレビ放送は昭和28年(1953年)2月1日NHKが開始しました。続いて8月28日に日本テレビが放送を始めました。

 読売ジャイアンツのオーナーだった正力松太郎さんが、これからはテレビの時代だといって初のテレビの民間放送をはじめたのを今でも覚えています。当時私は高校生でした。

 それ以来アナログ放送は58年間続いたことになります。

 地デジは情報を圧縮して送れるため電波を有効に使えます。国内ではアナログ放送の終了で空いた周波数帯を活用し、携帯電話や携帯情報端末向けに、映画やスポーツ中継などの放送が来年4月から始まるとのことです。

 海外でもデジタル放送が主流になっており、50カ国以上の国、地域に広がっています。アメリカやスウェーデンなど17カ国では、アナログ放送をやめ、、デジタルに完全移行しました。

 日本民放連は、44都道府県約5000万世帯のうち、6月末で未対応は約29万世帯、7月24日になっても約10万世帯が残ると推計しています。

 総務省は、テレビが見られなくなったら、地デジコールセンター(0570-07-0101または03-4334-1111)に電話するよう呼びかけています。

 なお我が家はJCOMを利用していますが、2015年3月末まではJCOMがデジタルをアナログに変換して放送しています。私の部屋のアナログテレビで今まで通りテレビを見ることができます。

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2011年7月22日 (金)

ありがとう魁皇関

 平成23年7月20日、大相撲の大関魁皇が引退しました。38歳、23年間の土俵生活に終止符を打ったのです。

 魁皇は今場所千代の富士の通算勝ち星1045勝を超える1047勝の記録を作りました。しかし10日目で3勝7敗、ついに力尽きた感じです。

  魁皇の主な記録です。

・通算勝ち星 1位 1047勝

・幕内勝ち星 1位 879勝

・幕内在位場所 1位 107場所

・幕内出場回数 1位 1444回

・大関在位場所 1位タイ 65場所

 魁皇は不思議な関取でした。強いのか弱いのか分かりませんでした。しかし人気は抜群でした。モンゴル場所では、モンゴル出身の当時無敵の横綱朝青龍より魁皇の方に人気が集まりました。

 幕内優勝は5回、横綱昇進が期待されましたが、昇進はかなわず、相次ぐ故障でカド番13回の記録も作りました。

 満身創痍でいつ辞めるかハラハラさせながら、いつの間にか千代の富士の記録を破ってしまいました。

 私は最初は魁皇と同期の貴乃花のファンで、魁皇は特に好きというわけではなかったのですが、最近はいつも魁皇を応援していました。引退は残念ですが年齢を考えると仕方がありません。「ありがとう、長い間ご苦労さん」と言いましょう。

 魁皇が引退して大関以上で日本人力士はいなくなりました。琴奨菊にぜひ大関になってほしいと思います。

 そして大器と言われながら期待を破ってばかりいる稀勢の里にも跡を継いでほしいと願っています。 

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2011年7月19日 (火)

あっぱれ「なでしこジャパン」

 平成23年7月17日なでしこジャパンが、第6回女子サッカーワールドカップドイツ大会決勝戦でアメリカをPK戦で破り、世界1となりました。

 決勝戦はスリリングな見事な試合でした。アメリカは世界ランク1位、日本はランク4位です。日本は今までアメリカとは24回戦って1度も勝ったことのない相手です。

 前半は0-0、後半で1点先行されましたが、追いつき延長戦になりました。延長戦でも1点のビハインドを再び追いついてPK戦に持ち込みました。PK戦ではゴールキーパーの海堀あゆみがシュート2本をとめて3対1で勝ちました。

 主将の沢穂稀は通算5得点で得点王になるとともにMVPにも選ばれました。

 試合は日本時間18日の午前3時半に開始、早朝なので寝ながらテレビの音を聞いていましたが、5時ごろから真剣に見始め、決着がついたときは6時を過ぎていました。

 見ていた人は試合展開に感動したことでしょう。野球のワールドベースボールクラシックで、原監督率いる侍ジャパンが韓国を破って優勝して以来の感激でした。

 佐々木監督率いるなでしこジャパンの成績をまとめておきます。

グループリーグ戦

・日本 2-1 ニュージーランド

・日本 4-0 メキシコ

・日本 0-2 イングランド

2勝1敗 2位で決勝トーナメント進出

決勝トーナメント

準々決勝 日本 1-0 ドイツ

準決勝 日本 3-1 スウェーデン

決勝 日本 2-2 アメリカ

       (PK3-1)

 次の目標はオリンピックに出場し金メダルを取ることだそうです。がんばってほしいですね。

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2011年7月15日 (金)

英語は学びやすい-その3

 5月27日のブログの続編です。

 前回は動詞について書きましたが、今日は英語がイタリア語、スペイン語、フランス語、ドイツ語に比べて学びやすいということを名詞について考えてみましょう。

 英語の名詞の変化は単数と複数だけです。複数にはsまたはesがつきます。複数に何もつかない名詞もありますがごく稀です。

 ところが他の4カ国語には単数、複数の別だけでなく、性の区別があります。イタリア語、スペイン語、フランス語には男性名詞、女性名詞の区別が、ドイツ語は男性名詞、女性名詞に加えて中性名詞があります。すべての名詞に男女の別があるのです。

 父、母、息子、娘、などに該当する言葉なら男女の別は分かります。ところが山、川、ビール、ワインなどに相当する名詞にも男女の別があるのです。

           ビール ワイン       

・イタリア語  女  男  女   男

・スペイン語  女  男  女   男

・フランス語  女  女  女   男  

・ドイツ語   男  男  中   男

 イタリア語とスペイン語では名詞の最後の母音で、大体男女の区別がつきますが、フランス語とドイツ語は単語ごとに覚えるしかありません。

 ドイツ語はさらに格の区別があります。1格から4格まであるのです。

 性と数と(さらにドイツ語では格)の違いは、名詞そのものの変化に加えて、それにつく冠詞(定冠詞と不定冠詞)や形容詞に変化を要求します。

 例えばドイツ語の定冠詞の変化は次のようになります。

         男性 女性 中性 複数 

・1格(~は) der die das die 

・2格(~の) des der des der

・3格(~に) dem der dem den

・4格(~を) den die das die

 英語の学びやすさがここにも表れています。

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2011年7月11日 (月)

2011我孫子市近辺の花火大会

 楽しみにしていた今年の手賀沼花火大会が中止になりました。

 当初は実施する予定でしたが手賀沼近辺の花火大会が中止になり、手賀沼花火大会に観客が集中し警備上安全が保てないというわかったようなわからないような理由からです。

 我孫子市のホームページに行ってみましたが、花火大会の情報はありませんでした。ちょっと不親切です。

 そこで我孫子市近辺の花火大会を探してみました。結構開催されます。市が中止した理由がおかしいように思います

 もっと開催されると思いますが、分かっているものだけ書きます。

・東葛飾花火大会 7月26日(火) 19時20分~20時 江戸川河川敷 京成線柴又駅

・取手花火大会 8月13日(土) 19時~20時 利根川河川敷 JR線取手駅

・流山花火大会 8月20日(土) 19時~20時30分 江戸川堤防 流鉄流山線流山駅または平和台駅

・松戸花火大会 8月27日(土) 19時~20時 江戸川河川敷 JR松戸駅

・あびこかっぱ祭り 8月27日 かっぱまつりのフィナーレの20分 手賀沼公園

 

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2011年7月 7日 (木)

義経千本桜二幕を見た

 平成23年7月6日、7月の「国立劇場第八〇回歌舞伎鑑賞教室」で義経千本桜「渡海屋の場」と「大物浦の場」の二幕を鑑賞しました。

 6月の第七九回歌舞伎鑑賞教室が、同じ義経千本桜の「河連法眼館の場」でしたので、大変親しみ深い舞台でした。

 この観賞会は柏市の高齢者の会「あけぼの会」の七月の例会の行事で、22名が参加しました。

 今回の歌舞伎教室は最初の解説が30分ほどで短く、お芝居がたっぷり2時間と見ごたえのある歌舞伎教室でした。いつもは高校生にまじっての鑑賞でしたが、今回は大学生中心で、留学生が大勢参加しており、国際色豊かな観客でした。

 「歌舞伎のみかた」と題した解説は、2代目尾上松也、昭和60年生まれ、26歳の新鋭が担当しました。観客が高校生のときは、高校生の男女を舞台の上にあげて、面白おかしく進めるのですが、今回はモデルの学生を使わずビジュアルな解説で、これもまた分かりやすくいい趣向だったと思います。尾上松也はお芝居では義経を演じました。

 主役の渡海屋銀平と平知盛を演じたのは、四代目尾上松録です。大河ドラマ第1作「花の生涯」で大老井伊直弼を演じた二代目尾上松録の孫になります。まだ36歳ですが、なかなか貫禄のある素晴らしい演技でした。

 銀平の娘と安徳帝を演じた子役が堂々として演技をしていたのが可愛かったです。

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2011年7月 6日 (水)

手賀沼新堤防整備 -住民説明会と進む工事-

 平成23年6月2日のブログに「手賀沼新湖岸堤の築堤工事が始まった」という記事を書きましたが、今日はその続編です。

 6月16日に我孫子市アビスタ大ホールで若松地区の水害対策の住民説明会が行われました。

 その席で千葉県東葛飾地域整備センター柏整備事務所より、若松地区の手賀沼新堤防について、「新堤防整備の基本方針」の説明がありました。

 築堤工法の変更と工事期間の延長です。

 従来の計画では盛土の前に地盤をセメントで固める工法が取られる予定でしたが、新しい工法では盛土を時間をかけて3回行い、自然環境への影響を少なくするようになっています。

 その代り全体の工事期間が2年延びて約7年、完成予定も2年延びて平成27年4月の予定となりました。

 そして現在はサンドマット築堤盛土1段目の工事が始まっています。

 まず工事現場に人が立ち入らぬよう、1キロ以上にわたって金網が張られました。

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 遊歩道に沿って張られた金網です。

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 手賀沼公園側の金網の始点です。

Dsc03813

 工事は手賀沼公園の反対側の手賀大橋のふもとから始まっています。

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 手賀大橋からみた工事現場です。

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 工事の資材を運ぶ船です。

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 資材の積み出しを行う仮桟橋です。我孫子側のふれあいラインの側に作られています。

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 これからも時々工事の進み具合をブログに書きましょう。 

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2011年7月 3日 (日)

36年ぶりの山種美術館

 平成23年7月2日山種美術館に「美しき日本の原風景 -河合玉堂・奥田元宋・東山魁夷-」を見に行ってきました。

 山種美術館は1975年に訪ねて以来36年ぶりです。当時私は山種証券の子会社に導入されていたコンピュータにかかわっていました。そのとき兜町の山種証券ビルの最上階にあった山種美術館を見せていただいたことがありました。

 今回は読売新聞でチケットをいただき訪問することになったのです。

 山種美術館はJR恵比寿駅から徒歩10分余りの広尾に移っていました。周りに学校が集まっている静かな通りの新しいビルの1階と地下1階にありました。

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 山種美術館のホームページからの引用です。「山種美術館は山種証券の(現・SMBCフレンド証券)の創始者である山﨑種二(1893-1983)が個人で集めたコレクションをもとに、1966(昭和41)年7月、東京・日本橋兜町に日本初の日本画専門美術館として開館しました。

 1998(平成10)年には、設備の老朽化に伴い、桜の名所である千鳥ヶ淵にほど近い千代田区三番町に仮移転し、2009年10月1日、渋谷区広尾に移転して新美術館をオープンし、さまざまなテーマによる展覧会を開催しています。これからも理想的な環境づくりと質の高い展覧会を通じて、日本画の魅力を発信し続けてまいります。」

 今回は「美しき日本の原風景」というテーマで、河合玉堂、奥田元宋、東山魁夷の風景画を中心に、素晴らしい作品が集められていました。

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 心がいやされる素晴らしい展覧会でした。

 

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愛友会が初めて民謡大会で合唱の準優勝のタイトルを獲得

 平成23年7月1日、日本郷土民謡協会茨城西南地区連合会創立三十五周年記念大会という長い名前の大会に、私の所属する愛友会が出演しました。

110701_083853_3  この大会は毎年この時期に常総市(旧水海道市)の市民会館大ホールで開催していますが、今年は東日本大震災のため、常総市生涯学習センター多目的ホールに会場が変更となりました。市民会館が使えない時は、お城の形をした地域交流センター大ホールがありますが、あいにくこちらも震災で使えなくなり、収容人員250人ほどの生涯学習センターでの開催となりました。

   狭さが懸念されましたが、観客席は空席が目立つこともなく、ちょうどよい広さでした。

 民謡は愛好者は減っています。2010110701_083808 年の国勢調査では65歳以上の老年人口は2005年に比べて14.1%増の2929万人と大幅に増えています。

 ところが主に高齢者が楽しむ民謡の愛好者が減っているのです。高齢者の趣味も時代とともに変わっているのでしょうか。

 西南地区大会に参加する民謡会の数は、2006年の16団体から、今年は12団体になり、4団体も減りました。昨年は常総市民会館での開催でしたが、空席が目立ち、舞台に飾る会の名前の入った提灯も、無名の提灯が目立ちました。

 西南地区大会では7種類のコンクールが行われました。ある会が出演した6種類のすべてで優勝しました。これも大会の規模が小さくなっていることを示しているのではないでしょうか。

110701_101935  わが愛友会は3種類のコンクールに参加し、ミニ合唱の部で準優勝に輝きました。合唱の部で準優勝になるのは初めてです。努力が実を結んだ結果とも言えますが、実は参加チームが全部で3チームでした。

 ミニ合唱は唄い手の数が10人以下の合唱です。

 愛友会は男性6名、女性4名、三味線伴奏2名、尺八伴奏1名、太鼓1名で参加し、北海道の民謡「秋鮭大漁節」を唄いました。

 獲得したトロフィーです。

110701_172056  携帯の写真なのでややピンぼけになっています。申し訳ありません。

 帰りに湖北の大京で祝杯をあげました。

 

 

 

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