テレビのアナログ放送が終了した
平成23年7月24日正午、テレビのアナログ放送が、東日本大震災で被害が深刻な宮城、岩手、福島を除く44都道府県で終了しました。その後は地上デジタル放送になりました。
私は家族で北海道旅行をしていたため、終了の瞬間を見ることはできませんでしたが、NHKや民放のキー局はその前後を特別番組で放送したようです。
テレビ放送は昭和28年(1953年)2月1日NHKが開始しました。続いて8月28日に日本テレビが放送を始めました。
読売ジャイアンツのオーナーだった正力松太郎さんが、これからはテレビの時代だといって初のテレビの民間放送をはじめたのを今でも覚えています。当時私は高校生でした。
それ以来アナログ放送は58年間続いたことになります。
地デジは情報を圧縮して送れるため電波を有効に使えます。国内ではアナログ放送の終了で空いた周波数帯を活用し、携帯電話や携帯情報端末向けに、映画やスポーツ中継などの放送が来年4月から始まるとのことです。
海外でもデジタル放送が主流になっており、50カ国以上の国、地域に広がっています。アメリカやスウェーデンなど17カ国では、アナログ放送をやめ、、デジタルに完全移行しました。
日本民放連は、44都道府県約5000万世帯のうち、6月末で未対応は約29万世帯、7月24日になっても約10万世帯が残ると推計しています。
総務省は、テレビが見られなくなったら、地デジコールセンター(0570-07-0101または03-4334-1111)に電話するよう呼びかけています。
なお我が家はJCOMを利用していますが、2015年3月末まではJCOMがデジタルをアナログに変換して放送しています。私の部屋のアナログテレビで今まで通りテレビを見ることができます。
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