2回目の高齢者講習
平成23年10月5日運転免許の高齢者講習を我孫子自動車教習所で受けました。
70歳になる前の平成18年9月21日に受けて以来、5年ぶり2度目の受講でした。前回は受講者は3名でしたが、今回は6名いずれも男性でした。
まず最初に受けたのは講習予備検査(認知機能検査)でした。5年前にはなかった検査です。認知症の症状があるかどうかの検査です。
まず当日の日付を書かされました。年、月、日、曜日、現在時刻です。これは問題なく書けました。
次に16個の絵を見せられました。そのあと決まった時間内に何が書いてあったかを書かされました。愕然としたのは10個しか思い出せなかったのです。我ながら情けなくなりました。
続いてそれぞれのヒントを見ながら書けという問題が出ました。ヒントがあると16個を思い出すことができました。後で結果通知書をいただきましたが、満点になっていました。ヒント付きでよかったようです。
最後に時計の絵を書かされ、時刻を針で示させる問題が出ました。これは問題なくできました。
全員合格の結果が出て講習開始です。
まず高齢者が運転する時の注意点を描いたドラマを見せられました。高齢になると、反応が遅くなり、注意力が散漫になり、視野が狭くなるなどの体の衰えが運転に現れるということでした。
そのあと3人ずつ2グループに分かれました。私たちはコンピュータによる2種類の適性検査と4種類の視力検査を先に受けました。
適性検査では同時代との比較では平均的だが非高齢者(30~50歳代)と比較するとやや低下という結果が出ました。5年前はどちらのグループと比較してもよい結果が出たので、5年間で衰えが出ているのが明らかになりました。もうすぐ後期高齢者では仕方ありません。動態視力、夜間視力、視野ともに悪くなっていました。
最後に教習所内での運転です。大雨の中、最後だったので5時近くなって薄暮がせまり、最悪の条件でした。しかも日ごろは軽自動車を運転しているため、教習所の車は勝手が違います。何とか無事に終了し、高齢者講習終了証明書をいただきました。
6000円の講習料でした。今後は3年ごとにこの講習を受ける必要があります。
自分や他人の安全のため仕方がないと受け取るのか、警察や教習所のために6000円の講習料を支払うのか、なんとも判断のつかない高齢者講習でした。
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