今年のプロ野球の終了とドラフト制度改善案
平成23年11月29日、台湾の台中でおこなわれたプロ野球アジアシリーズ決勝戦でソフトバンクが韓国のサムスンに敗れ、プロ野球の試合がすべて終了しました。
11月30日にはプロ野球新人王に巨人の長野外野手と西武の牧田投手が選ばれました。
12月1日にはプロ野球のMVPにソフトバンクの内川外野手と中日の浅尾投手が選ばれました。
横浜ベイスターズは球団の経営母体が変わり、横浜DeNAベイスターズになりました。
各チームの秋季練習も終了し、来年に向けてのチームの体制作りと戦力の補強に取り掛かっています。
そしてドラフト会議で選ばれた新人の入団も続々決まりつつあります。
ところが日本ハムから1位指名を受けた東海大の菅野智之が入団を拒否、1年間浪人することになりました。
10月29日の手賀沼通信ブログは「若者の夢を奪った今年のドラフト会議」と題した一文を載せました。私はそこで次のように書きました。
「確かにドラフト会議はだれを指名しても構いません。本人の希望しない球団が指名してはいけないという規則はありません。しかしそれが若者が長く抱いていた夢を壊すとすれば、あまりに無謀といえるのではないでしょうか。
もし菅野投手が日本ハムの指名を受けないで、社会人野球に入るようなことがあれば、本人だけでなく日本のプロ野球界にとっても大きな損失になります。」
社会人野球に入るかどうかは未定ですが、プロ野球で活躍できないことが現実になったのです。1年の浪人はプロ野球界にとって大きな打撃ですが、一番つらいのは本人に間違いありません。
私はこんなことが起こらないよう次のようなドラフト改革案を考えました。
・1位指名は契約できると確信した選手を指名すること
・契約できなかった選手に罰金を払うこと
・1位指名した選手を契約できない時は、翌年は指名できる順位を各球団の最後とする
・他球団と重複指名はできない
ぜひ改革を図ってほしいと思います。
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