NHK大河ドラマ「平清盛」が始まった
平成23年1月8日、NHK大河ドラマ51作目「平清盛」が始まりました。1回目を見た限りでは、昨年の「江 姫たちの戦国」と違って迫力ある画面や、きれいごとではないリアルな画面が多く期待が持てそうです。
昨年の「江」は最初の2~3回をみて、早々と見るのをやめました。あまりにも史実や合理性を無視した展開にばかばかしくなったからです。
一昨年の「龍馬伝」は録画までして全編を見ました。痛快で面白いドラマでした。
昨年の「江」も、篤姫とおなじシナリオライター田淵久美子の脚本なので期待していたのですが、全く当て外れのドラマでした。篤姫は宮尾登美子のしっかりした原作がありましたが、「江」は田淵久美子のオリジナル作品でした。おそらく田淵久美子には荷が重かったのでしょう。 Wikipediaによると、「全46話の平均視聴率は17.7%(関東地区調べ)で前作『龍馬伝』の平均視聴率を下回り、過去10年間では『武蔵MUSASHI』(2003年)の16.7%、『新撰組!』(2004年)の17.4%についで3番目に低い数字となった」とありました。
平清盛が大河ドラマの主人公になるのは、1972年の「新平家物語」に続いて40年ぶり2度目となります。このときは吉川英治原作、平岩弓枝脚本で、仲代達矢が清盛を演じました。
今回の「平清盛」は、藤本有紀のオリジナル脚本で、松山ケンイチの清盛です。ここ3年は有名作家の名作を大河ドラマ化しつくしたため、オリジナル脚本が続いています。どんな作品になるかちょっと不安ですが、NHKも昨年の轍は踏まないよう頑張るのではないかと思っています。
平清盛はほかの大河ドラマにも主人公の敵役で顔を出しています。1966年の「源義経」、1979年の「草燃える」、2005年の「義経」です。
今回の清盛は従来の清盛と違ったタイプで登場するようです。期待して見てましょう。
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