椿と河津桜と菜の花を見に行ってきた-2
翌日の平成24年2月26日も曇り空の寒い1日でした。朝6時前に露天風呂に入ったときは快晴でしたが、朝8時出かける時には雲が広がっていました。
添乗員の平吹さんの配慮で座席はいちばん前です。宿の部屋が他の人たちに比べてよくなかったためのようです。
大島バスで向かったのは、今回の旅行の目玉、大島公園の椿まつりです。今年の椿まつりは1月29日から3月18日まで行われています。今がちょうど花の見ごろとのことでした。
約1時間の自由行動、まず椿資料館に入りました。ここは昨年1月リニューアルオープンしたばかり、素晴らしい資料館でした。
隣接する椿園で咲いている椿の主な花が1輪ずつ切り花として展示されていました。花は毎日取り換えるとのことでした。
椿園入り口では大島あんこさんが出迎えてくれました。
椿園は22ヘクタールの広大な土地に、450種3700本の園芸種の椿と約5000本のヤブツバキが植えられています。
中に入ると道の両側にいろいろな椿を見ることができました。
温室の中には珍しい椿が咲き誇っていました。
椿園の外の舞台では、椿園入り口で私たちを迎えてくれたあんこさんが、踊りで歓迎してくれました。
椿まつりを楽しんだ後、大島の岡田港から高速ジェット船で伊豆の下田港に渡りました。
下田港には前日舘山港で別れたバスが待っていました。そして「みなみの桜と菜の花まつり」が行われている下賀茂に向かいました。まず下賀茂熱帯植物園に入りました。
青野川沿いには河津桜が植えられています。5分咲きくらいでしょうか。
次に訪れたのはこのツアーの2つ目の目玉河津桜まつりでした。今年の河津桜まつりは2月5日から3月10日まで、例年なら2月末は満開のころです。
ところが寒さのためたったの1分咲きでした。人出ばかりが目につきました。
河津桜の原木だけは5分咲きになっていました。
椿と河津桜の満開の時期を狙った今回のツアーは半分だけの花見で終わりました。自然の気まぐれを感じさせられた旅でした。
ただ菜の花は房総でも伊豆でも十分に楽しめました。
河津からは伊豆半島を縦貫する国道414号線をたどり、昭和56年に開通した河津七滝ループ橋を眺めながら帰途につきました。
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