京都家族旅行-その3
前回のブログの続きで、京都旅行記は今回で完結です。
<3日目-3月25日(日)>
今日も不安定な天気で、わずかな時間ですが傘が必要になりました。昨日と同じくらい寒い1日でした。
ホテルを8時半ころ出発、初日に乗った奈良線にまた乗りました。宇治駅で下車、平等院の観光です。宇治駅の駅舎は平等院をかたどっていました。
宇治川にかかる宇治橋のたもとには紫式部の銅像がありました。宇治は源氏物語と深い関係があり、紫式部が選んだ源氏物語の最後の舞台です。宇治市には源氏物語ミュージアムがあります。
平等院は宇治駅から歩いて10数分、宇治川の側にありました。
平等院は1052年、関白藤原頼道によって開創され、10円銅貨に刻印されている鳳凰堂(国宝)は、翌年の1053年、阿弥陀如来(国宝)を安置する阿弥陀堂として建立されました。
鳳凰堂の前には美しい阿字池が配置されています。
阿字池には逆さ鳳凰堂が写っていました。
そのあと、奈良線で京都方向に戻り、途中の稲荷駅で下車し伏見稲荷大社を見物しました。
稲荷駅を出るといきなり目の前に伏見稲荷大社の大鳥居がありました。
鳥居を2本くぐると目を見張るような楼門がそびえていました。奥には本殿が見えます。
そのあとが驚きでした。伏見稲荷に行きたいと言ったのは長女です。よくテレビのコマーシャルなどで見るたくさんの鳥居をくぐってみるのが目的でした。
千本鳥居という言葉も知らなかったのですが、そのスタート地点です。
千本鳥居は1本1本企業や個人が寄付したものです。裏には寄進者の名前と日付が記されていました。
奉納する鳥居の初穂料は、大きさと場所によって違うようです。
鳥居は上へ上へと続きます。途中石段ややしろが出てくるのでここでおしまいかと思うとさらに先に鳥居が続きます。
電車の時間が気になるので途中で登るのを中止し引き返しました。
登るときは気がつかなかったのですが、入口にしっかりと案内板がたっていました。
千本鳥居をすべて回ると2時間かかるようです。
京都駅に戻り、昼食と買い物を済ませて15時53分の「のぞみ」で京都をあとにしました。
京都の3日間は雨や不安定な天気で、すっきりした青空は拝めませんでしたが、新幹線の中からは素晴らしい富士山を見ることが出しました。
孫と親とじじばばの3代の旅行は無事終了しました。
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