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2012年3月28日 (水)

京都家族旅行-その2

 前回のブログの続きです。

 今回の旅行はJR東海ツアーズの「都ホテルズスペシャル 京都2泊 新都ホテル」というツアーを利用しました。新幹線のぞみ往復、ホテル2泊(食事なし)がパックになっていて割安の料金となっています。妻がインターネットで探し当てました。

<2日目-3月24日(土)>

 2連泊の新都ホテルは京都駅の南、新幹線八条口から徒歩2分のところにあります。朝食は2日間ともホテルのバイキングを利用しました。

 朝食を済ませて早々に8時半ころホテルに近い東寺へ向かいました。

 天気予報は、「不安定な1日で寒く、晴れと曇りと雨の可能性がある」とのこと、傘を持ち厚手のコートを羽織って出かけました。

 東寺は西暦794年桓武天皇によって建てられましたが、東寺のシンボルの五重塔は弘法大師が826年に創建着手しました。五重塔も金堂も国宝、講堂の中の立体曼陀羅の仏像も国宝のオンパレードです。残念ながら仏像は撮影禁止でした。

 東寺入り口、五重塔、講堂の写真です。

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 東寺を出て、下の孫のリクエストで梅小路蒸気機関車館まで歩いて行きました。

 梅小路蒸気機関車館は、1972年に日本の鉄道開通100周年を記念し、貴重な交通文化財である蒸気機関車を末永く後世に伝えるため、博物館として誕生しました。

 日本の鉄道史に輝く蒸気機関車の名車がずらりと展示されていました。

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 しばらく待って蒸気機関車の体験乗車を楽しむことができました。妻と私は蒸気機関車全盛時代の世代です。スチーム号で懐かしい汽笛の音と石炭の燃えるにおいを思い出しました。

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 次に向かったのは石庭で有名な龍安寺です。時間を節約するためタクシーに乗りました。

 龍安寺の石庭は東西25メートル、南北10メートルの空間に白砂を敷き詰め、15個の石を配したものです。パンフレットには「極端なまでに象徴化されたこの石庭の意味は謎に包まれており、見る人の自由な解釈に委ねられています」とありました。

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 龍安寺には石庭だけでなく、美しい庭がありました。

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 龍安寺から金閣寺までは、途中で京うどんの昼食をとりながら北山を歩きました。

 金閣寺は、釈迦の骨をまつった舎利殿の「金閣」が有名なため金閣寺と呼ばれていますが、正しくは「鹿苑寺」と言い、臨済宗の禅寺です。

 何度見てもその美しさには目を見張ります。この日最大の観光客が来ていました。

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 この日最後の観光は、京都の西北にある金閣寺から反対側の東南の三十三間堂でした。今度はバスで移動しました。

 バス停を降り三十三間堂に行くまでに、鴨川にかかる七條大橋を渡りました。

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 三十三間堂は正式には蓮華王院といい、1164年に平清盛が造営しました。

 長いお堂は120メートルあり、中には中央の巨像(国宝中尊)を中心に左右に各500体の「十一面千手千眼観音像」(重文)がまつられています。そして観音像を守るため、28体の国宝観音二十八部衆像が前列に置かれています。

 中は撮影禁止のため写真はありませんが、まことに見事な眺めでした。また三十三間堂は通し矢でも有名です。

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 夕食はホテルの「四川」で中華料理をいただきました。

 

  

 

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