新東名高速道路開通
平成24年4月15日新東名高速道路の御殿場ー三ケ日ジャンクション間約162キロが開通しました。
新東名は1995年から中日本高速道路が整備を進めてきました。東名より直線道路が多く、全体の4分の1がトンネルとなっています。距離は東名より短くなっており、利用料金も普通車で200円、大型車で300円安くなっています。
新東名は災害に強い道路を想定しています。この区間は東名より10キロほど内陸を通るため、津波や液状化の心配がなく、東海地震の想定震度7の地区からも外れています。「防災拠点」として、ヘリポートを12ヶ所を設けました。
かかった費用は2兆5700億円、新東名の全線開通は2020年を予定しています。
高速道路の歴史は、1965年7月名神高速道路全線開通から始まりました。そして1969年5月には東名高速道路が全線開通し首都圏と関西圏が結ばれました。
ところがその後の経済成長とともに通行量が増加し、第2東名が計画されることになったのです。東日本大震災の経験から、災害時の代替道路としての重要性が増してきています。
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