2012年6月28日 (木)
2012年6月27日 (水)
大河ドラマ「平清盛」の視聴率が最低の理由を考えて見た
平成24年6月24日に放送されたNHK大河ドラマ「平清盛」の視聴率が、関東地区で10.1%まで下がりました。これは過去最低だった1994年8月14日の「花の乱」の視聴率と同じ数字です。
関西地区では6月3日に9.2%と最低の記録を出しました。ワールドカップのアジア最終予選日本-オマーン戦と重なった影響もありましたが、関西を舞台にした平清盛のドラマがひと桁の視聴率というのは異例のことと報道されていました。
鳴り物入りで始まった「平清盛」が視聴者に受けない理由を考えてみました。理由はいっぱいあります。
1.面白くない
・主役の平清盛がヒーローとして描かれていません。今まで大河ドラマの主役は強く、凛々しく、聡明で、人を引きつける魅力ある人物として登場するのですが、このドラマではわけのわからない人物となっています。
・主役の松山ケンイチには痛快感、爽快感、知性が感じられません。笑顔もありません。ミスキャストではないでしょうか。
・大河ドラマには毎回ヤマとなるような盛り上がりがあるのですが、今回のドラマにはそれが欠けています。会話がやたらに多く、ストーリーの展開が阻害されています。
・腹黒い人物、意地悪な人物ばかり登場するような印象を与えています。
2.分かりにくい
・登場人物が多すぎ、その関係が複雑で、解説書がなければ理解できません。
・宮中、公家、武家とも同じような名前が多いため、区別がつきにくいのです。
・誰が誰の味方で、誰が敵なのかなかなか理解できません。人物がしっかり描かれていないのです。
・画面の転換が唐突で、今どこが舞台なのかわからなくなります。
・もっとナレーションを入れて、視聴者に親切なドラマにする必要があります。
3.画面が暗く、汚い
・リアリズムを狙ったせいか、画面が暗く汚い感じを与えます。
・昨年の大河ドラマ「江」はきれいすぎるという批判がありました。それを意識したかどうか分かりませんが、汚いよりはきれいな方が視聴者には好まれます。人気の韓国ドラマはどれも画面がきれいです。
4.テンポが遅い
・ドラマは平清盛の一生を描くのでしょうか。清盛が高熱で死んでしまうまでなら中途半端なドラマで終わってしまうように思います。今のテンポではとても平家の滅亡まではたどり着けません。
・テンポの遅さにはイライラします。楽しくない場面を延々と見させられる視聴者はたまったものではありません。平忠正と源為義が清盛と義朝に首を打たれる場面ではスローテンポにばかばかしくなってしまいました。
5.脚本が悪い。音楽も悪い。
・今まで原作のない脚本家のオリジナル脚本の大河ドラマは一部を除いて人気が出ていません。今回も藤本有紀のオリジナル脚本ですが、ちょっと荷が重すぎた感じです。
・大河ドラマの音楽は「赤穂浪士」のテーマミュージックをはじめとしてすぐれた音楽が多くあります。今回の吉松隆の音楽は特徴のない音楽と思います。聞いていて楽しくありません。
今まで我慢して見てきた感じでは、「平清盛」はどんなドラマにするかというテーマに欠けた大河ドラマになっているように思います。訴えるものがありません。楽しんで見るようなものでもありません。
おそらく年間の平均視聴率も、最低だった「花の乱」の14.1%をはるかに下回る視聴率になると確信しています。
2012年6月22日 (金)
プロ野球交流戦が終わった
平成24年6月20日雨天順延となっていた2試合が行われ、プロ野球交流戦が終わりました。
今年もパリーグが67勝66敗11引き分けで勝利を収めました。これで交流戦7年間の勝敗はパリーグの7勝1敗となりました。
交流戦の優勝チームは17勝7敗の巨人でした。セ・リーグのチームが優勝するのは初めてです。巨人は交流戦が始まる前までは15勝15敗の5分の星でしたが、交流戦で貯金が10となり、首位中日に1ゲーム差となる2位に躍進しました。
巨人には毎年交流戦での優勝を期待していたのですが、その願いがやっと実りました。あとはリーグ優勝と、日本一になることを祈っています。
交流戦のMVPは4勝0敗で最多勝(他に3人が4勝)、防御率1.29で6位の内海が選ばれ、賞金200万円を獲得しました。
打率は3割4分9厘のロッテの角中、ホームランは12本の西武の中村、打点は32の同じく西武の中村がトップとなりました。
22日からはリーグ戦が再開されます。熱戦を期待しましょう。
2012年6月15日 (金)
ひったくり事件に遭遇
平成24年6月14日、ひったくり事件に遭遇しました。
毎週木曜日は若松第2自治会地区の防犯パトロールをやっています。防犯パトロールや防犯の旗のおかげで若松の犯罪発生率は我孫子市の他の地区と比べて低い数字を示していました。
ところが若松で昨日午後5時20分頃バイクの男が自転車の女性のバッグを奪うというひったくりが発生しました。
3人でパトロールをしている傍らをバイクが猛スピードで駆け抜けました。危ないなと感じた時、「泥棒」という女性の声がしました。すぐバイクを追っかけましたが、こちらは自分の足で走るだけ、角を曲がって見えなくなってしまいました。
すぐケイタイで110番、被害者の女性が被害状況を説明しました。被害者は若松の住人、ちかくのカスミストアに買い物に出かけ、自転車で数分の自宅に帰る途中、自転車のかごに入れたバッグをひったくられたのです。
バッグの中には現金のほかに、バンクカード、クレジットカード、ケイタイほかいろいろなカード類が入っているようでした。一刻も早く関係各所に連絡するため近くの自宅に帰りました。
間もなくパトロールカーが到着、警官は被害者の自宅に行って聞き取りを開始しました。私たちも犯人のことについていろいろ聞かれました。バイクが通過したときこんな細い道をスピードを出して危ないなと思いましたが、ひったくりのことは全く頭になかったため、犯人像についてはほとんど答えられませんでした。パトロール中のものとしては不覚というか、おそまつというか、反省することばかりでした。
今回の経験からひったくりの被害に遭わないための注意点をまとめてみました。
・自転車に乗る時はバッグは身につける。
・バッグを自転車のかごに入れるときはネットをかける。
・バイクの音がしたら自転車を止め振り返って安全かどうか確認する。
・歩いているときはバッグは背負うか、道路の反対側に斜めに肩にかける。
・バイクの音がしたら立ち止まって安全かどうか確認する。
とにかく隙を見せないことが一番と考えます。
2012年6月14日 (木)
歌舞伎鑑賞教室で「俊寛」を見る
平成24年6月13日、国立劇場の「第81回歌舞伎鑑賞教室」で「平家女護島 俊寛」を見ました。
柏の高齢者の会あけぼの会の6月の定例会として22名で参加しました。いつものように開幕前に劇場内のレストラン「向日葵」で幕の内弁当をいただきました。
鑑賞教室は高校生を対象にして毎年6月と7月に実施されています。まず大谷廣太郎の「歌舞伎のみかた」についての解説がありました。若手の役者の卵が解説のお手伝いに模範演技をしました。
「俊寛」は近松門左衛門作の義太夫狂言です。今回は「鬼界ヶ島の場」一幕を見ました。
俊寛は「平家物語」に出てくる悲劇的な物語です。いただいたパンフレットには次のような解説が出ていました。
「俊寛僧都は暴君と化した平清盛を倒そうとしたが、謀計がばれて仲間の成経、康頼とともに島流しにされる。やがて赦免の船が来るが俊寛だけは許されず、一人島に残されていしまう-というのが原話です。しかし近松は大胆なフィクションを加えて、大きく深い人間愛のドラマに作り上げました。
俊寛は重盛の情けにより許される。しかし成経と島の娘千鳥との恋を成就させてやるために、悪い使者を殺し、その罪を償うためだと言ってみずから一人、島に残るのです。」
俊寛は中村橋之助が演じました。NHKの大河ドラマ「毛利元就」や「おん宿かわせみ」などで好評を博した人気俳優です。島に残って船に別れを告げるシーンは迫力満点、素晴らしい熱演でした。
歌舞伎教室にはいつも何人かの若手のホープが出演します。今回は解説の大谷廣太郎、千鳥役を演じた中村小太郎などが出ていました。
2012年6月11日 (月)
最後のあやめ祭り
平成24年6月3日から6月17日まで、我孫子市であやめ祭りが開催されています。
今回で29回を迎えますが、今年が最後のあやめ祭りになりそうです。長年花の世話をしてきた農事組合法人「あやめ組合」のメンバーが高齢化したためです。我孫子市民やあやめ祭りファンにとっては誠に残念です。どこか花菖蒲の生育の面倒を見てくれる団体はいないのでしょうか。
6月8日、我孫子市のホームページでは6分咲きとのことでしたが、水生植物園に出かけてハナショウブの写真をとってきました。
6月10日にはあやめ祭りのイベントが手賀沼公園と水生植物園で開催されました。当初6月9日に予定されていましたが、悪天候のため1日順延になったのです。
手賀沼公園には舞台が設けられ、屋台が店を構え、子供の遊び場所ができていました。
手賀沼公園では次のイベントがありました。
・風船プレゼント ※なくなり次第終了
・買い物天国広場(青空市)
・包丁研ぎ
・建築相談
・お茶席(野点)
・ミニSL広場
・湖北台河童太鼓 9時30分~10時
・河童音頭 9時30分~10時
・ふれあい小動物ランド 10時~15時
・フワフワガチャピン 10時~15時
・我孫子吹奏楽団演奏会 10時30分~11時10分
・大正琴 11時10分~11時40分
・大道芸 11時40分~12時
・ハワイアンダンス 12時~12時30分
・カラオケ大会 12時30分~13時30分
・第一小学校演奏 14時~14時40分
・南京玉すだれ 14時40分~14時50分
・大杉ばやし 14時50分~15時10分
・和太鼓坐孫子 15時10分~15時30分
写真を撮りに行った時は、タイミング悪く舞台ではオープニングの市長のあいさつでした。
水生植物園のイベントは
・風船プレゼント ※なくなり次第終了
・大正琴 12時~12時30分、15時~15時30分
・河童太鼓 14時~14時30分
・カラオケ大会 空き時間に随時
でした。
手賀沼公園と水生植物園の間は臨時の遊覧船が運行されました。
2012年6月 6日 (水)
2人の同窓生から文集をいただく
平成24年4月と5月に一橋大学の2人の同窓生の文集をいただき、大学の同窓会のQクラスのホームページに載せました。
一つは長島達明氏の「自分史」全7巻です。
長島達明氏は昭和35年(1960年)に一橋大学経済学部を卒業、新三菱重工業(現三菱重工業)に入社しました。
三菱重工で要職を歴任した後、平成元年(1989年)に請われてハウステンボスに転職しました。転職後はハウステンボス社および関連会社数社の要職を勤め、平成13年に退任しました。
一橋大学では柔道部で活躍、卒業後柔道部の仲間と同人誌「珊瑚」を発行、その文章を中心に「自分史」をまとめました。
「自分史」は次の7巻からなっています。
・第一巻 生い立ち編 三菱工業編
・第二巻 ハウステンボス編 趣味・娯楽編
・第三巻 読書編 政治・経済・社会編
・第四巻 紀行文編(一)
・第五巻 紀行文編(二)
・第六巻 補遺(一)
・第七巻 補遺(二)
二つは内藤元巳氏の「あるボートマン文集抄」です。
内藤元巳氏は昭和31年(1956年)に一橋大学に入学、ボート部に入部しました。
昭和34年、主将として全日本選手権に優勝、1年留年してローマオリンピックを目指しましたが、東北大に敗れました。
卒業後は故郷の日本楽器(現ヤマハ)に入社し、社業のかたわら、静岡県のボートを強くするためにコーチや役員を務めました。
この文集は「あるボートマン」内藤元巳氏が、自ら60年の足跡を綴ったものです。
長島達明氏の「自分史」と内藤元巳氏の「あるボートマン文集抄」は、
2012年6月 4日 (月)
わいわい楽遊会で真鶴半島へ行く
平成24年6月2日わいわい楽遊会の仲間と真鶴半島に行ってきました。わいわい楽遊会はハイキングとお酒と食べることを愛する男性高齢者の会で、今回が2回目の集まりです。
柏駅に8時に集合、全員70歳台の男性です。東京駅発9時15分の快速アクティで舞鶴駅に向かいました。
ボックス席を確保、車内で早速ビールをいただきました。
真鶴駅に10時41分到着、徒歩で真鶴港の魚市場に向かいました。曇りで暑くなく寒くなく歩くには快適な天気です。
約20分ほど歩いて魚市場の向かいにある、「しとどの岩屋」に着きました。源頼朝が1180年8月、石橋山の合戦に敗れたとき、この岩屋にのがれて難を免れたという言い伝えがあります。
そこで全員の集合写真を撮りました。
昼食は魚市場の2階にある真鶴町営食堂「魚座」で、沖網定食その他をいただきました。もちろん生ビールは欠かせません。
魚座前のテラスからは、真鶴港が見渡せました。
腹ごしらえが終わったあとは観光です。まず「貴船神社」を訪れました。
「貴船神社」は889年の創建といわれます。7月27日、28日に行われる祭礼は勇壮華麗な船祭りとして有名で、国の重要無形民族文化財に指定されています。
中川一政美術館まではバスを利用しました。あと20年若ければ歩くのですが、わくわく楽遊会は、「楽に遊ぶ」ことがモットーです。
美術館に飾られている絵は、だれでも書けそうな絵のような気がしましたが、色彩の美しさと大胆な構図はさすが文化勲章受章画家のものでした。
そこからケープ真鶴までは山道を歩きました。やっとハイキングの気分が味わえました。
ケープ真鶴は真鶴岬先端にある公園で、高台になっており、眼下に三ツ石や太平洋が望めます。遠藤貝類博物館や与謝野晶子の歌碑がありました。
三ツ石は真鶴岬先端の岩礁小島で、干潮時には歩いて渡ることができるとのことでした。曇りのせいで水平線は見えませんでした。
景色を堪能し、一休みした後、ケープ真鶴15時発のバスで真鶴駅まで戻りました。
帰りの東海道線もボックス席に座り、我孫子駅に17時20分過ぎに帰着しました。
乗物に乗っている時間の方が長かったようですが、おいしい魚料理を食べ、飲みすぎもせず、楽しく遊べた1日でした。
幹事さんご苦労様でした。
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