昭和の大横綱大鵬が亡くなった
平成25年1月19日昭和の大横綱大鵬幸喜さんが心室頻拍のため亡くなりました。72歳でした。
私は1937年生まれ、大鵬は1940年生まれ、王貞治は同じ1940年生まれ、長嶋茂雄は1936年生まれです。みんな同じ世代です。身近な人がなくなった思いで残念な限りです。
私も「巨人・大鵬・卵焼き」が大好きでした。大鵬の連勝が「世紀の大誤審」で前頭の戸田に敗れて45でストップした時は、怒り心頭という感じでした。そのため翌場所からビデオ判定が導入されました。
大鵬は1996年に亡くなった横綱柏戸とともに、柏鵬時代を築きました。余談ですが柏戸は山形の花笠祭りを見に行った時見かけましたが、大鵬はテレビで見ただけです。
大鵬は樺太生まれ、父親はウクライナ出身です。1956年16歳で二所ノ関部屋に入門しました。60年初場所で新入幕、その年の9月場所後に大関昇進、大関5場所目だった61年秋場所で柏戸との決定戦を制して3度目の優勝を飾りました。そして柏戸と同時に横綱に昇進しました。
それから引退するまでは大鵬の強さが目立ちました。数々の記録を作っています。
71年夏場所途中で新鋭の初代貴ノ花に敗れて現役を引退しました。ちなみに長嶋茂雄が現役を引退したのは3年後の74年でした。
大鵬の主な記録は次の通りです。
歴代順位
・幕内優勝回数 32回 1
・全勝優勝回数 8回 1
・年間最多勝 6回 2
・年少横綱昇進 21歳3か月 2
・連続優勝 6連覇(2度) 3
・連勝記録 45連勝 4
・連続年間最多勝 5年 2
・最速優勝(新入幕から) 6場所 3
・年少優勝 20歳5か月 2
・横綱在位場所 58場所 3
・横綱出場回数 716回 3
・横綱通算勝ち星 622勝 3
・幕内通算勝ち星 746勝 4
ちなみに通算成績は872章82敗136休でした。2009年相撲界から初めての文化功労者に選ばれました。
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