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2013年5月 6日 (月)

長嶋茂雄氏、松井秀喜氏の国民栄誉賞表彰式

 平成25年5月5日に東京ドームにおいて長嶋茂雄さんと松井秀喜さんに国民栄誉賞を贈る表彰式が行われました。

 国民栄誉賞の表彰式は今までは首相官邸で行われましたが、今回は子供たちに夢を与え続けた両氏の表彰式とあって、子供の日に子供を含む大観衆の面前で実施され、テレビで実況中継されました。

 表彰式に先立って松井秀喜さんの引退セレモニーが行われました。日本に復帰しないままアメリカメジャーリーグを引退した選手が日本で引退セレモニーを行われるのは初めてです。

 引退セレモニーでの松井さんのあいさつの中で、「僕の心の中にはジャイアンツが存在続けます。いつかまた皆様にお会いできることを夢見て、新たに出発します」と述べました。おそらくいつかジャイアンツの監督になりたいということではないでしょうか。

 引退セレモニーのあと松井さんが恩師と仰ぐ長嶋元監督が登場し、オープンカーで場内を一周しました。

 そのあとはいよいよ国民栄誉賞の表彰式です。安倍首相が2人に、表彰状、盾、黄金のバット(銀製のバットを金メッキし受賞者の名前が刻まれている)を贈りました。安倍首相の祝辞のなかで「文句なしの国民栄誉賞。2人の明るさこそ私の求めているもの」と述べました。

 ゲストにはすでに国民栄誉賞を受賞している、王さん、衣笠さんが登場、2人に花束をささげました。

 脳梗塞で倒れて以後、初めてファンの前に現れた長嶋氏は「ファンの皆様本当にありがとうございます」とあいさつしました。

 松井さんは「王さんや衣笠さんのように世界記録を作ったわけではありません。長嶋さんのように日本中のファンを熱狂させる活躍したわけではありません。誇れることは日米の素晴らしいチームで、素晴らしい指導者、チームメート、ファンに恵まれたことです。本当にありがとうございます」と謙虚に述べました。

 それにしても松井さんは大変ラッキーな人だと思います。ドラフト会議では4チームが松井選手を指名しましたが、長嶋監督がくじを引き当てました。そして巨人の4番にふさわしい打者にするため、2人での特訓を続けました。それが素晴らしい素質を一層開花させたのだと思います。

 大鵬に死後国民栄誉賞を贈ったとき、なぜ生前に贈らなかったかという批判がありました。日本プロ野球の恩人の長嶋さんに生前に国民栄誉賞を贈りたいと考えていた政府にとって、松井さんの引退はいいきっかけになりました。そこで2人に同時に国民栄誉賞を贈ることにしたのではないかと思います。

 テレビで日テレの徳光アナウンサーは、「王さん、衣笠さんは記録が残った人、長嶋さん、松井さんは記憶に残った人」と言っていました。その通りでしょう。

 表彰式の後には、巨人-広島戦が控えていましたが、そこでまた楽しい演出がありました。

 ピッチャー松井、バッター長嶋、キャッチャー巨人原監督、審判安倍首相で、始球式がおこなわれたのです。

 私は、イチロー、野茂も当然国民栄誉賞に値すると思っています。イチローは2度推薦されましたが、現役を理由に辞退しています。イチローが引退したときに、また2人に国民栄誉賞が贈られるのではないかと期待しています。

 

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