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2013年8月23日 (金)

日本語教師大川豊さんの2冊の本(NO.644)

 元の会社の後輩で友人の大川豊さんが2冊目の本を出しました。

 大川さんは2003年にそれまで勤めていた日本アイ・ビー・エムを早期退職し、中国の蘇州大学に日本語教師として赴任しました。それ以後

・蘇州大学(蘇州)    2年

・南京工業大学(南京) 3年

・中南民族大学(武漢) 2年

・蘭州大学(蘭州)    3年

 の10年間、日本語を教え続けています。そしてこの9月からは蘭州大学での4年目の教師生活に入ろうとしています。

 中国は9月新学期開始、翌年7月終了の2学期制です。途中休み期間は、学期が終了する7月途中から8月末までと、春節(旧正月で中国のお正月)前後の冬休みの2回です。大川さんは、お休みには中国を旅行した後、日本に戻ってゆっくり充電します。

 大川さんは家族を神奈川県に残し、中国でこんな単身赴任の生活を10年続けました。中国と中国人が好き、日本語を教えることが好きでなければ、到底できないことだと思います。

 大川さんは近況報告を毎月メールで親しい方に送っています。中国事情や中国での生活、休み中の旅行、日本語を学ぶ学生の気質や事情、教えた内容、生徒との交流など、さまざまなテーマで生き生きとした文章が届きます。いつも楽しみにしているメールです。

 大川豊さんはその報告を2冊の本にまとめました。

・「中国で日本語を教える」蘇州・南京編 長崎出版 2008年 1200円+税

・「中国の日本語教師」団塊世代は中国を目指す 長崎出版 2013年 1500円+税 これは1冊目の続きで、武漢・蘭州編です

 2冊目の帯書きには「中国の懐に飛び込んで10年! 外資系企業を早期退職した企業戦士が選んだ第2の人生は、中国の大学生に日本語を教えることだった。 -あなたの知らなかった現代の中国が見えてくる! 激動の中国滞在記」とあります。

 大変面白い本です。お薦めします。

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イチロー日米通算4000本安打(NO.643)

 ニューヨーク・ヤンキースのイチローがまたすばらしい記録を作りました。

 8月21日ニューヨークで行われたトロント・ブルージェイズ戦の第1打席でヒットを打ち、日米通算4000本安打を達成しました。

 日本での9年間で1278本、アメリカでの13年間で2722本、合計4000本です。すばらしい記録です。

 イチローより上の記録は、ピート・ローズの4256本、タイ・カップの4191本です。

 イチローは現在39歳、全盛期に比べるとヒット数は落ちていますが、42歳まで現役を続ければピート・ローズを追い越すことは間違いないでしょう。

 日本でイチローはオリックス入団3年目から7年連続首位打者となりました。そして2001年にマリナーズに移籍し、その年、首位打者、盗塁王、最優秀選手になりました。

 マリナーズ入団以来10年間連続200安打以上のメジャーリーグ記録、この10年間はゴールデングローブ賞を連続受賞、2004年には年間最多安打262本の記録も残しています。

 イチローがこんな記録を残せた原因は、体調管理に気を配り、怪我をしないことにあります。イチローが故障者リスト入りをしたのは、2009年WBCの激闘が原因の胃潰瘍でリスト入りした1回のみです。それでもこの年も225本のヒットを打ちました。

 今後どんな記録を残してくれるか楽しみです。

 

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2013年8月17日 (土)

四国夏祭り-その3(NO.642)

第3日(8月13日-火曜) 晴れ

 旅の3日目は鳴門海峡の渦潮を見物して家に戻る日です。

 ホテルアナガには昨夜21時頃ついたので、ホテルの様子はよく分かりませんでしたが、広々とした敷地にプールやテニスコートやパターゴルフ場などを備えた、淡路島の海のそばに立てられたリゾートホテルでした。

 部屋からも、ホテルの庭からも大鳴門橋が見えました。

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 ホテルを8時50分に出発して淡路島の福良港に向かいました。

 福良港から9時30分発の観潮船咸臨丸に乗り、大鳴門橋の下に向かいました。

 咸臨丸は、1860年勝海舟らが乗り込んで、太平洋を横断してアメリカに渡った蒸気帆船の勇姿を復元したものです。観潮船なので内装は当時の咸臨丸とは違いますが、外見は同じように作られています。総トン数620トン、全長50メートル足らずの小さな船で、アメリカまで行った勝海舟らの勇気に感銘を受けました。

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 2013年渦潮カレンダーによると、8月13日の9時30分発の船は、潮の流れが特に強い日にあたり、渦潮の期待度大となっています。

 出航して25分ほど、ついに大鳴門橋の近くで渦潮に遭遇しました。結構大きな渦潮です。

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 他の港からも観潮船が来ていました。

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 大鳴門橋の橋げたを下から見上げましたが、船からでなければ見られない光景です。

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 咸臨丸は10時30分福良港に戻りました。

 国道をしばらく走った後、神戸淡路鳴門自動車道に乗り、明石海峡大橋の見える淡路ハイウェイオアシスで最後の休憩を取りました。

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 オアシスから見た明石海峡大橋です。

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 明石海峡大橋は明石海峡を横断して架けられた全長3911メートルの世界最長のつり橋です。この橋と淡路島と大鳴門橋とで、本州と四国が車道で繋がっています。

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 神戸市のホテルオークラで中華料理の昼食をいただきました。今回のツアーで初めてゆっくり食事を楽しむことができました。

 通常、夕食はゆっくり取れるツアーが多いのですが、今回は夕食後お祭り見物があるため、食事もそこそこに見物に出かけたわけです。

 参加者のお一人がマジックの達人、昼食時に披露してくださいました。

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 新神戸発15時25分の新幹線ひかりのグリーン車で帰途につきました。

 東京駅着18時40分、家には20時頃到着しました。

 添乗員の平井雄一さん、バスガイドの森さんには大変お世話になりました。平井さんは物静かですが、参加者に対する配慮は満点でした。

 森さんはにぎやかですが、大変明るく私たちを楽しませてくれました。

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 ありがとうございました。

 

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四国夏祭り-その2(NO.641)

第2日(8月12日-月曜) 晴れ

 昨日の続きです。

 JRクレメントホテルはJR高松駅のすぐそばにあります。快適なホテルでした。

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 ホテルを9時に出発、すぐ近くの栗林公園に行きました。

 栗林公園といっても松の木ばかりで、栗の木はありませんでした。

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 朝からかんかん照りの猛烈の暑さです。高松市の有名な公園ですが、ゆっくり歩いて見物する気分にはなりませんでした。早々にバスに戻り、予定時間を繰り上げて、バスは祖谷のかずら橋に向けて出発しました。この日は高知県の四万十市で、最高気温の日本記録41℃が出た日でした。

  昨夜来た道を逆にたどります。今回高松自動車道と高知自動車道は3回目です。よさこい祭りの高知市近くには適当な宿が見つからなかったため、高松まで来ざるを得なかったということなのでしょう。

 大豊インターで高知自動車道を降り、国道439号、32号を経由して、12時30分に昼食をいただくかずら橋ホテルに到着しました。

 昼食は鮎の塩焼きやこんにゃくやそばや山菜など山の料理でした。写真にあと2種類の料理が追加されました。

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 食後、ホテルの昔懐かしいボンネットバスでかずら橋に行きました。

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 祖谷のかずら橋は民謡に唄われている様に、昔は住民の生活のために架けられた橋でしたが、今は観光の橋になっています。

 お盆休みに、よさこい祭りと阿波おどりの観光客が重なって大勢の人が来ていました。

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 橋はかずらのつると木材と立ち木を利用して作られていますが、観光用になってからは安全のためスチールが入っていて、3年に1度作り替えられるとのことです。

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 橋は一方通行です。怖いからといって引き返すことはできません。

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 わたり始めると橋桁の間から下の谷の様子が見えるのと橋が揺れるため、結構恐怖感がありました。カメラを落とすおそれもあったのでわたっているときは写真を取れませんでした。

 渡り終わってから撮った写真です。

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 ボンネットバスでホテルかずら橋に戻り、RYOBIバスに乗り換えて徳島に向かいました。

 国道32号線は、吉野川の大歩危、小歩危などの景勝地を縫って通っています。池田町から徳島自動車道にのり、夕食をとるホテルサンシャイン徳島アネックスに16時30分頃到着しました。

 夕食は和食でした。

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 17時40分ホテルを出て、徒歩で藍場浜演舞場に行きました。4つある有料演舞場の1つです。

 徳島市の阿波おどりは日本三大盆踊りの一つで400年の歴史を持っています。8月12日から15日までの4日間に、1000近くの連、約10万人以上の踊り子、約120万人の観客でにぎわいます。

 踊りには、腰を低く落としてダイナミックにおどる「男踊り」と、手を高く上げてしなやかに踊る「女踊り」があります。

 「ぞめき」を奏でるのは、三味線、笛、鉦、締太鼓、大太鼓からなる「鳴り物」です。ガイドブックには鼓も載っていましたが、今回見た中で鼓を使っている連はありませんでした。

 おどりは18時から始まりました。

 最初に入ってきたのは有名連の阿呆連でした。阿呆連と書かれたちょうちんに続いて、華やかな女踊り、元気な男踊り、鳴り物と続きました。

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 連には有名連のほかに、企業連や、誰でも参加できるにわか連などがあります。

 企業連には有名人が助っ人として 参加していることがあります。

 サンスター連に参加したKONISHIKIと三田村邦彦、NHK連の槙原解説者です。

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 外国人や抱っこされた子供も参加していました。

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 連の先頭に来るのはちょうちんです。

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 なんといっても美しいのは女踊りです。

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 前に進むだけでなく集団でおどる場面もありました。

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 凧踊りもあります。

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 子供たちのかわいい踊りです。

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 有料演舞場は2時間で入れ替えとなります。

 私と妻は入れ替え時刻の5分前、19時55分に演舞場を後にして、ホテルサンシャインに戻りました。

 阿波おどりには自由奔放なよさこい祭りと違って型があります。伝統の美しさがあります。昨日と今日でタイプの違う2つの踊りを十分に堪能しました。

 宿は鳴門大橋をわたった淡路島にありました。ホテルアナガに21時に到着しました。すばらしいリゾートホテルでした。

 ビールとすだち酒をいただき眠りにつきました。

 

 

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2013年8月15日 (木)

四国夏祭り-その1(NO.640)

 平成25年8月11日から13日までクラブツーリズムの「桟敷指定付 四国夏祭り 阿波おどりと高知よさこい祭り」のツアーに妻と行ってきました。

 8月2日に「立山黒部アルペンルート」のツアーから帰ってきたばかりで、体調に多少の不安がありましたが、こちらのツアーのほうが先に申し込んでいたのです。それにこのツアーは「ロイヤル・グランステージ四季の華」という名称がついたツアーで、通常のツアーより料金は高いですが、人数が少なくゆったりしたスケジュールとなっており、ホテルや食事のレベルも高いのでそれほど心配しなくてもいいだろうと思っていました。

 このツアーを選んだ理由は往復禁煙車利用となっていたからです。東海道新幹線には全部ではありませんが、編成によっては喫煙車両がついています。東北新幹線や航空機は全席禁煙なので、それに比べると東海道新幹線や西日本新幹線は時代に後れているようです。

 妻はタバコのにおいに弱く、以前愛知万博のツアーに行った際、行きが喫煙車両だったため、ついたときはふらふらになっていました。それ以来禁煙車両の保証がないツアーは避けています。

 この3日間は毎日暑い日が続きました。高知県の四万十市では、3日間とも気温が40度を超え、12日には今までの日本最高の41.0度を記録しました。私たちが訪れた高知市、徳島市、淡路島も37度前後になっていたのではないでしょうか。

 3日間の旅行を3回のブログにまとめてみました。

第1日(8月11日-日曜) 晴れ

 東京駅8時40分発新幹線のぞみクリーン車で出発、岡山駅に12時5分に到着しました。参加者は25名、添乗員は平井雄一さんです。

 岡山駅からRYOBIバスに乗車、3日間同じバスで回ります。ドライバーは本田さん、バスガイドは元気のよい森さんです。

 岡山から瀬戸中央自動車道を利用して瀬戸大橋を通りました。瀬戸大橋は2階建てになっていて、下をJRの鉄道が通っています。

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 最初の観光地は善通寺でした。

 善通寺は香川県善通寺市にあり、弘法大師空海の生誕の地で、善通寺も弘法大師が創建、父親の名前をお寺の名前にしました。四国八十八ヶ所のうち、75番札所となっています。また、真言宗善通寺派の総本山でもあります。

  金堂です。金堂の前の一枚岩の手水場は大石良雄が寄進したといわれています。

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 お遍路さんは金堂と、次の写真の大師堂(御影堂)の前で、般若心経をあげるのがしきたりになっています。大師堂の下は戒壇めぐりができます。

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 境内には五重塔と樹齢千年を超えるクスノキがありました。

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 その後、高松自動車道と高知自動車道を通って、16時頃夕食場所のホテルニッコーに着きました。

 桟敷席でよさこい祭りを見るため、早い夕食です。トイレが心配なためビールでなく、ワインを1杯ずつ飲みました。

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 会場の近くまでバスで移動、国道の歩道に作られた桟敷の指定席で18時頃より19時25分までよさこい祭りを見物しました。

 よさこい祭りはすでに始まっていました。

 よさこい祭りは1954年に高知商工会議所有志により、阿波おどりに対抗する形で第1回大会が開かれました。今年で第60回大会となります。

 曲は「よさこい鳴子踊り」で始まり、「よさこい節」が続き、その後はお囃子や自由な唄を組み合わせます。踊りは自由な振り付けとなっています。衣装も自由なデザインです。最近は衣装や化粧や振り付けがだんだん派手になっているようです。

 曲や踊り方や衣装などが決まっている阿波おどりとは両極端です。

 踊りの本番は10日と11日、高知市の16ヶ所の競演場・演舞場で行われます。私たちが見たのは審査やテレビ生中継の行われる追手筋本部競演場でした。

 祭りはパレード形式で行われます。

 パレードの先頭は地方車と呼ばれるトラックで、音量を最大にしたオーディオ機器を鳴らします。音の大きさは持っているペットボトルやかばんを震わすような大音量です。

 車の屋根の上には通常歌い手が乗っています。

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 踊り子の先頭にはリーダーがいます。リーダーのリードでおどり始めます。

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 華麗な衣装を着けた踊りは見事というほかありません。

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 踊り子の最後に大きな旗を振っているグループもありました。

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 踊りはグループごとに趣向を凝らしていました。その一部を並べてみましょう。

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 ブラジルのサンバのようなグループもありました。

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 日が暮れると光が鮮やかになりました。

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 帰り道でおどっているグループに会いました。

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 19時55分土佐を後にし、はるか遠くの香川県高松市の宿に向かいました。

 JRクレメントホテルに22時10分に到着しました。

 暑さと音の大きさにちょっとくたびれましたが、大変面白いお祭りだったと妻と語り合いました。

 ビールとワンカップの日本酒を飲み、高知のコンビニで買ってきたおにぎりをいただいて寝ました。

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2013年8月 6日 (火)

3年ぶりの手賀沼花火大会(NO.639)

 平成25年8月3日、3年ぶりに手賀沼花火大会が実施されました。

 我孫子市は中止になった一昨年と昨年は、8月下旬に行われる「カッパまつり」の際に30分程度の花火大会をやりましたが、手賀沼花火大会は3年ぶりです。

 4日の読売新聞朝刊の東葛版荷は次のように出ていました。

 「県内各地で3日、夏の夜空を彩る花火大会が開かれ大勢の家族連れや観光客らでにぎわった。

 柏市や我孫子市にまたがる手賀沼などでは、『柏・我孫子花火大会in手賀沼』が開かれ、県内最大級となる24,500初が打ち上げられた。手賀沼花火大会を衣替えし、3年ぶりに復活となった今回は、打ち上げ会場を従来の3ヶ所から6ヶ所に増やすなど規模を拡大した。」

 交通規制のたて看板です。

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 5時過ぎの会場の手賀沼公園に向かう人波です。

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 サンドラッグのトイレにも大勢の人が並んでいました。Conv0003

 サンドラッグの駐車場は格好の見物場所です。ゆるキャラの隣に大きなゴミ箱が用意されていました。

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 我が家はたいてい長男のマンションから見物します。5階なので見晴らしがよく、今回も遠くでやっている大会を含めて7ヶ所の花火が見られました。

 ゆっくり食事をご馳走になった後ゆったり見られるのが何よりです。

 花火大会は7時を少し過ぎて始まり、8時半に終わりました。

 写真を撮りましたが、小さなデジカメなのであまりよく撮れませんでした。

 ただ、雰囲気は感じていただけると思います。

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2013年8月 5日 (月)

黒部峡谷・アルペンルート・上高地旅行-3(NO.638)

第3日(8月2日) 曇りのち晴れ

 今日は最終日、上高地を散策します。

 ホテルを8時30分に出発、大糸線に沿った道や間道を抜け、松本電鉄に沿った野麦街道に出ました。大変な時間の無駄です。松本市あたりに宿をとることはできなかったのでしょうか。

 上高地はマイカー規制がしかれており、直接上高地には入れません。大型観光バスも以前は直接入れなかったようですが、釜トンネルが新しくなってからは乗り換える必要がなくなりました。

 上高地の入り口の大正池に12時25分に到着しました。

 大正池から歩くといいという添乗員のアドバイスがあり、ほとんど全員が大正池で下車、河童橋まで歩きました。

 ホテルを出たときは曇っていましたが、大正池に着いたときは晴れていました。今回の旅行で初めての好天です。

 初めて大正池に来たのは50年以上前でした。その頃池の中に立っていた枯れ木は、今はほとんど残っていませんでした。

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 河童橋までの散策路ところどころ木道になっています。

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 焼岳の頂上は雲に隠れていました。Conv0003

 梓川はかなり水量が増えていました。

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 昼食は梓川右岸にある清水屋ホテルのレストランで取りました。とても癒される感じのホテルでした。

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 いただいたのは妻が野菜カレー、私がビーフカレーでした。3日間で一番楽しめた食事でした。

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 ホテルからすぐの場所に上高地と関係の深いウェストンのレリーフがありました。

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 河童橋は大正池から3.3キロの所にあります。大勢の人でにぎわっていました。

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 河童橋から見た穂高連峰と梓川です。最後に頂上にかかっていた雲が晴れてすばらしい眺めを楽しめました。一番高い山が奥穂高岳です。

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 8年前に訪れた上高地ビジターセンターに行ってみました。

 中はほとんど変わっていませんでした。

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 散策路にはいろいろな花が咲いていました。昨日の室堂では雨と霧のため花の咲いている道を歩けなかったので、今回の旅で初めてお目にかかる花でした。妻が撮った写真です。

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 15時に上高地のバスターミナルを出発、17時45分に上田駅に到着しました。

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 上田駅を18時59分発の新幹線で帰路につきました。大宮駅から朝の事故の影響が残っていて、上野には約30分遅れで到着しました。

 22時ころ我が家に戻りました。

 乗り物に乗る回数や時間が多く、ややくたびれる旅でしたが、妻と二人の念願がかなった旅でもありました。

 添乗員の田地さん、バスガイドさん、ドライバーさんお世話になりました。

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2013年8月 4日 (日)

黒部峡谷・アルペンルート・上高地旅行-2(NO.637)

  第2日(8月1日) 雨のちくもり

 今日は今回のツアーの目玉とも言える黒部アルペンルートをたどります。

 週間予報では晴れでしたが、不安定な今年の天気をそのまま引きずってしまいました。

 富山市のマンテンホテルを7時30分に出発し、立山ケーブルカーの立山駅に行きました。

 黒部アルペンルートは次のようになっています。

・立山ケーブルカー 立山-美女平

 1.3キロ 7分

・立山高原バス 美女平-室堂

 23キロ 50分

・立山トンネルトロリーバス 室堂-大観峰

 3.6キロ 10分

・立山ロープウェイ 大観峰-黒部平

 1.7キロ 7分

・黒部ケーブルカー(地下) 黒部平-黒部湖

 0.8キロ 5分

・徒歩 黒部ダムの上

 0.8キロ 15分

・関電トロリーバス 黒部ダム-扇沢

 6.1キロ 16分

 立山駅です。

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 あいにくの天気にもかかわらず、かなり混んでいました。黒部アルペンルートは天気で予定を変えるというものではないのでしょう。

 美女平に到着したケーブルカーです。

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 立山高原バスに乗り込みました。

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 途中は霧のため美しい景色はまったく見られませんでした。バスのビデオで景色や花を写していましたが、それを見て想像するしかありません。バスの運転手は、今頃はこんなことは月に1回くらいしかないので、もう1度おいでくださいと言っていました。

 室堂には9時35分に到着しました。最初の予定ではここで3時間過ごすことになっていましたが、この天候なので12時5分に再集合となりました。それでも2時間30分あります。

 室堂は標高2450メートル、雨と霧でかなりの寒さです。

 外に出ようとしましたが、ただ濡れるだけなので、とりあえずバスターミナルの中にある旧社殿展示室と隣の自然保護センターを見て回りました。

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 外は雨が降り続いているので、前もって注文し、途中で配られたお弁当を休憩室で食べました。本来ならきれいな景色を見ながら、みくりが池のほとりでとるはずのお弁当でした。

 集合時刻20分くらい前に外に出てみると、霧で景色は見えませんが雨はやんでいました。

 ちょっとだけ外に出てみました。

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 立山トンネルバスで大観峰に着き、ロープウェイに乗りかえるときには、霧がすこし消えて雲の間から景色が見えるようになりました。

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 ロープウェイの大観峰の駅には、DJおまわりさんならぬDJ駅員がいて、ロープウェイを待っている間、ユーモアを交えてアルペンルートのすばらしさを聞かせてくれました。そしてちゃっかりアルペンルートのグラフィックガイドの販売をしました。1冊1000円で購入しましたが、よくできたガイドブックでした。

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 ロープウェイの到着地点の黒部平には展望台がありました。かなり雲が切れてきて周囲の山が見えてきました。

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 黒部ケーブルカーは地下を下りました。

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 13時頃お目当ての黒部ダムに到着しました。

 黒部ダムは今年で完成50周年を迎えました。50年前に勤めていた保険会社のハイキング部で、立山と剣岳に登り、黒部ダムに下ってきてトロリーバスで扇沢に抜けました。その記憶がよみがえってきました。

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 室堂から中国語を話すグループがずっと一緒でした。ダムの上で聞いたら台湾のツアーでした。

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 黒部ダムと黒部湖の巨大なスケールに圧倒されながら、最後のトロリーバスに乗りました。

 このトンネルを掘削するのをテーマにしたのが、石原裕次郎や三船敏郎らが出演した映画「黒部の太陽」です。

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 トロリーバスが扇沢の駅に着き、黒部アルペンルートが終わりました。

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 室堂で雨と霧にたたられたのを別にすると、まずまずの旅でした。

 宿はコースから大きく外れた栂池高原のサンプラザ栂池でした。以前風の盆のツアーに参加したときも、宿ははるか離れた白馬岳のふもとでした。白馬岳のふもとは夏のツアーの手軽な宿泊所を提供しているようです。

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黒部峡谷・アルペンルート・上高地旅行-1(NO.636)

 平成25年7月31日から8月2日まで、クラブツーリズムの「初日の夕食を富山の料理旅館で堪能 迫力のアルペンルート・室堂と黒部峡谷トロッコ電車 上高地・北アルプスの国立公園ぐるり絶景紀行」という長ったらしい題名のツアーに妻といってきました。

 黒部アルペンルートは妻の希望ですが、私もトロッコ電車は初めて、黒部ダムは50年前の完成時に行ったきり、上高地は8年ぶり4度目です。

 黒部ダムは今年で完成後50年を迎えます。

 立山黒部アルペンルートは以前からあった富山地方鉄道、立山ケーブルカー、立山高原バス、1963年に完成した黒部ダム、1958年に開通していた関電トロリーバスに加えて、1971年に立山トンネルトロリーバス、立山ロープウェイ、黒部ケーブルカーが完成し、翌年から立山黒部アルペンルート全線が開通しました。

 全線開通以後、立山一帯は山男とスキー客の場所から、四季を通して年間100万人を越える日本有数の観光地に変わりました。

 今回のツアーを3回に分けてまとめてみました。

 第1日(7月31日) 曇り時々晴れ

 今日は黒部峡谷トロッコ電車での観光の日です。 

 上野駅9時26分発、長野新幹線で長野駅に11時5分到着。長野駅からは観光バスで、上信越自動車道、北陸自動車道を経由、黒部インターチェンジを出て宇奈月温泉に入りました。

 昼食は上野駅でのり巻きを購入し、バスの中でいただきました。

 宇奈月駅から黒部峡谷トロッコ電車に乗ります。

 黒部峡谷鉄道の宇奈月駅です。

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 駅の前にミニチュアのトロッコ電車がありました。

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 駅の構内はトロッコ電車から受ける印象とは大違いで、広々としていました。

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 トロッコ電車は最初は電源開発の資材運搬用として使われていました。その後昭和28年に関西電力が鉄道営業の免許を受けて、秘境観光の営業を開始、昭和46年鉄道専業の子会社として黒部峡谷鉄道を設立し経営を引き継いでいます。

 電気機関車2台で約13両の客車を引っ張ります。

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 鉄道は単線、途中の駅で待ち合わせをします。

 客車には窓のある特別車と窓のない普通車があります。

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 路線は黒部峡谷に沿って欅平駅まで延びていますが、私たちは手前の鐘釣駅まで行きました。

 宇奈月駅を出たのは14時14分でした。

 宇奈月駅を出てまず黒部川の鉄橋を渡りました。

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 宇奈月湖の向こうに宇奈月ダムが見えます。

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 電車は最後まで黒部川の右側(上流から下流に向かって)を走りました。進行方向右側の人がいい写真を撮っていました。

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 新柳河原発電所です。

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 場所によっては峡谷のかなり高いところを走ります。

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 途中黒部川第二発電所がありました。昭和11年に運用開始した発電所です。

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 黒部川は上流に行くと急流になるところがありました。

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 鐘釣駅には15時15分につきました。

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 黒部万年雪展望台に行きました。対岸に万年雪がありました。

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 しばらく付近を散策して、鐘釣発16時21分発のトロッコ電車で同じ線路を戻り、宇奈月駅に17時13分につきました。

 そのあとは滑川市の料理旅館海老源で富山湾の魚貝を中心の和食をいただきました。

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 宿泊は富山市のマンテンホテルでした。夕食と宿泊が別というのは海外旅行ではよくあることですが、国内のツアーではあまり経験しません。ちょっと面倒です。

 ホテルには夜8時前に到着、大浴場に入りビールを飲んで10時半ころ寝ました。

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