四国夏祭り-その2(NO.641)
第2日(8月12日-月曜) 晴れ
昨日の続きです。
JRクレメントホテルはJR高松駅のすぐそばにあります。快適なホテルでした。
ホテルを9時に出発、すぐ近くの栗林公園に行きました。
栗林公園といっても松の木ばかりで、栗の木はありませんでした。
朝からかんかん照りの猛烈の暑さです。高松市の有名な公園ですが、ゆっくり歩いて見物する気分にはなりませんでした。早々にバスに戻り、予定時間を繰り上げて、バスは祖谷のかずら橋に向けて出発しました。この日は高知県の四万十市で、最高気温の日本記録41℃が出た日でした。
昨夜来た道を逆にたどります。今回高松自動車道と高知自動車道は3回目です。よさこい祭りの高知市近くには適当な宿が見つからなかったため、高松まで来ざるを得なかったということなのでしょう。
大豊インターで高知自動車道を降り、国道439号、32号を経由して、12時30分に昼食をいただくかずら橋ホテルに到着しました。
昼食は鮎の塩焼きやこんにゃくやそばや山菜など山の料理でした。写真にあと2種類の料理が追加されました。
食後、ホテルの昔懐かしいボンネットバスでかずら橋に行きました。
祖谷のかずら橋は民謡に唄われている様に、昔は住民の生活のために架けられた橋でしたが、今は観光の橋になっています。
お盆休みに、よさこい祭りと阿波おどりの観光客が重なって大勢の人が来ていました。
橋はかずらのつると木材と立ち木を利用して作られていますが、観光用になってからは安全のためスチールが入っていて、3年に1度作り替えられるとのことです。
橋は一方通行です。怖いからといって引き返すことはできません。
わたり始めると橋桁の間から下の谷の様子が見えるのと橋が揺れるため、結構恐怖感がありました。カメラを落とすおそれもあったのでわたっているときは写真を取れませんでした。
渡り終わってから撮った写真です。
ボンネットバスでホテルかずら橋に戻り、RYOBIバスに乗り換えて徳島に向かいました。
国道32号線は、吉野川の大歩危、小歩危などの景勝地を縫って通っています。池田町から徳島自動車道にのり、夕食をとるホテルサンシャイン徳島アネックスに16時30分頃到着しました。
夕食は和食でした。
17時40分ホテルを出て、徒歩で藍場浜演舞場に行きました。4つある有料演舞場の1つです。
徳島市の阿波おどりは日本三大盆踊りの一つで400年の歴史を持っています。8月12日から15日までの4日間に、1000近くの連、約10万人以上の踊り子、約120万人の観客でにぎわいます。
踊りには、腰を低く落としてダイナミックにおどる「男踊り」と、手を高く上げてしなやかに踊る「女踊り」があります。
「ぞめき」を奏でるのは、三味線、笛、鉦、締太鼓、大太鼓からなる「鳴り物」です。ガイドブックには鼓も載っていましたが、今回見た中で鼓を使っている連はありませんでした。
おどりは18時から始まりました。
最初に入ってきたのは有名連の阿呆連でした。阿呆連と書かれたちょうちんに続いて、華やかな女踊り、元気な男踊り、鳴り物と続きました。
連には有名連のほかに、企業連や、誰でも参加できるにわか連などがあります。
企業連には有名人が助っ人として 参加していることがあります。
サンスター連に参加したKONISHIKIと三田村邦彦、NHK連の槙原解説者です。
外国人や抱っこされた子供も参加していました。
連の先頭に来るのはちょうちんです。
なんといっても美しいのは女踊りです。
前に進むだけでなく集団でおどる場面もありました。
凧踊りもあります。
子供たちのかわいい踊りです。
有料演舞場は2時間で入れ替えとなります。
私と妻は入れ替え時刻の5分前、19時55分に演舞場を後にして、ホテルサンシャインに戻りました。
阿波おどりには自由奔放なよさこい祭りと違って型があります。伝統の美しさがあります。昨日と今日でタイプの違う2つの踊りを十分に堪能しました。
宿は鳴門大橋をわたった淡路島にありました。ホテルアナガに21時に到着しました。すばらしいリゾートホテルでした。
ビールとすだち酒をいただき眠りにつきました。
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コメント
徳島県生まれ、現在は毎日手賀沼をながめて暮らしています。阿波踊りの写真、夫婦で楽しませていただきました。(Ba-)
投稿: 森のブログ | 2013年8月17日 (土) 11時33分