あけぼの会熱海1泊旅行(NO.657)
平成25年10月17日~18日に柏の高齢者の会の「あけぼの会」で熱海旅行をしました。
あけぼの会は平成20年までは毎年1回バスを借りきって1泊旅行をしていました。年によっては2回実施したこともありました。しかし会員の高齢化のため、バス1台分の会員が集まらなくなり取りやめました。
今年はバスでなく電車で行く旅行を会長が計画し、実施することになったのです。参加者は男性4名、女性9名の13名でした。
東京駅14時32分発のアクティで出発、熱海駅で静岡の女性1名と合流、宿の金城館には16時半ごろ到着しました。女性1名は遅れて到着しました。
金城館は元は老舗旅館だったようですが、今は伊藤園グループに入っています。伊藤園グループの中ではちょっとハイクラスのようです。
私たちが泊まった部屋は山側でした。海側だと花火がよく見えるようです。
設備が古く、こわれているところもあり、サービスに細かい配慮はありません。おそらく人手が足りないのでしょう。
食事はバイキング形式で、種類も味も料金を考えるとまずまずでした。
アルコールはビール、ワイン、日本酒、焼酎が飲み放題となっていました。セルフサービスのビールがおいしかったです。
翌日は熱海駅前から「湯~遊バス」で、起雲閣とMOA美術館を見物しました。
熱海駅前は一時より多少にぎわいが戻ったようです。
「湯~遊バス」に乗るのは初めてです。
このバスは10年ほど前に登場したようですが、当初はボンネットバスだったようです。800円で1日乗り放題、いくつかの観光地で乗り降りができます。ボランティアのガイドが楽しく説明してくれます。
まず起雲閣で下車しました。
起雲閣は昭和のはじめ、「鉄道王」と呼ばれた根津嘉一郎によって建てられました。瀟洒な洋館と美しい庭園で有名です。戦後は旅館に生まれ変わり、山本有三、志賀直哉、谷崎潤一郎、太宰治、舟橋聖一、武田泰淳などの文豪に愛されました。
ガラスの天井です。
英国のチューダー様式の部屋や中国的装飾やアールデコの部屋があります。
美しい庭は、茶人としても知られた根津嘉一郎が自ら采配をふるって作られたそうです。
次に行ったのは熱海駅からの別のルートにあるMOA美術館です。
MOA美術館は創立者岡田茂吉にちなんだ(Mokichi Okada Association)の頭文字をとった美術館です。
入ると美しいエスカレーターに驚かされます。
あわててカメラを取り出し、途中上から撮りました。
エスカレーターは全部で7基ありました。
エスカレーターの入り口とメインロビーの高低差は60メートルといただいたパンフレットにありました。
メインロビーへの通路はいろいろなポスターで飾られていました。
チケット売り場です。
食事前に茶の庭に出てみました。
庭の一角に尾形光琳の屋敷がありました。
昼食はレストラン桃山で野菜カレーをいただきました。
それから美術品を見ました。美術品は撮影禁止のため写真はありません。
展示室に入る前にメインロビーから素晴らしい眺望が楽しめました。
展示品は絵画、書跡、彫刻、工芸と多岐にわたっています。
ちょうど「『樹下美人図』大谷探検隊将来100年記念 樹下美人と樹下人物シルクロードの至宝 初の同時公開」を開催中でした。
言葉では表せませんが、普通の美術館と違う感じを味わいながら湯~遊バスで熱海駅に戻りました。
熱海駅では集合写真を撮りました。今回の旅行で6枚目の集合写真です。
今回の参加者の中で最高齢ながら、企画から実施まですべてこなされた家田さんと奥様に心から感謝いたします。動きの悪い高齢者ばかりで大変だったことと思います。
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