国立演芸場の鹿芝居を見る(NO.689)
平成26年2月12日あけぼの会で国立演芸場の2月中席に行ってきました。例年2月中席には人気の鹿芝居が入っています。
雪の残るとても寒い日でしたが、21名が参加、昼食をいつものホテルグランドアーク半蔵門の「パティオ」でハンバーグ定食をいただいたあと、国立演芸場に行きました。
お目当ての鹿芝居は、切られ与三郎とお富さんの「与話情浮名横櫛-源氏店の場-」でした。
鹿芝居に入る前に、林家正雀と金原亭馬生のリレー落語で、与三郎とお富の馴れ初めが演じられました。落語は与三郎がお富のおかかえ親分に切り刻まれ、お富が木更津の海に身を投げるところで終わりました。
そのあとから3年後の話が鹿芝居の舞台です。話はお富が囲われている部屋(源氏店)で展開されました。
与三郎は馬生、お富は正雀がつとめました。
おなじみのストーリーですが、そこは落語家、お笑いを誘うセリフが次々と飛び出します。脚本は竹の家すゞめが担当しましたが、おそらく演じる噺家自身のアドリブも随所に入っていたのではないかと思います。
ちなみに鹿(しか)芝居は噺家(はなしか)の芝居という意味とのことです。
一同鹿芝居に堪能した一日でした。
| 固定リンク
コメント