九州6県をめぐる旅-その3(NO.699)
前回の続きです。
第4日-3月21日(金、春分の日)
旅行最終日です。
今日は昨日より5分早く7時45分出発なので、5時20分に起きて温泉に入りました。こちらは関東より夜明けが30分ほど遅く、6時を過ぎて明るくなります。
明るくなったころ障子をあけて外をみたら雪が降っていました。南国でも、標高の高い雲仙では寒いのです。
ちなみにバスで下に降りてみると、雨が降ったあとがありましたが、青空が広がっていました。今日の天候は雪のち晴れでした。
7時45分九州ホテルを出発、長崎に向かいました。
途中諫早の老舗カステラ店杉谷本舗に立ち寄り、9時30分過ぎに長崎の南山手地区の駐車場に到着しました。
驚いたことにすぐ近くの埠頭に豪華客船のクイーンエリザベス号が停泊していました。旅行出発前に、横浜港に干潮時を利用してかろうじてベイブリッジをくぐったという記事を読んだばかりでした。
駐車場からお土産屋の立ち並ぶ坂道を上りました。
坂道の上には大浦天主堂がありました。
中には神々しいステンドグラスのキリスト像がありましたが、残念ながら撮影禁止のため内部の写真はありません。
すぐ見学を切り上げて隣のグラバー園に行きました。
グラバー園の一番高いところには旧三菱第2ドックハウスがありました。
この前からは長崎市街が一望できました。
グラバー園の中央にプッチーニのオペラ「マダムバタフライ」を唄ったオペラ歌手の「三浦環の像」とその楽譜をかたどった噴水がありました。
グラバー園はグラバー、オルト、リンガーなどの旧邸があった敷地に長崎市内に残っていた歴史的建造物を移築してできた観光施設です。
その中心がグラバー邸です。トーマス・ブレーク・グラバーはスコットランド出身で、1859年来日グラバー紹介を設立しました。日本人のツルを妻とし、幕末の動乱時代には若き志士たちを応援、維新後は日本の近代化に貢献しました。
グラバー邸の内部です。愛用のステッキがありました。
グラバー邸のそばには薩摩藩から贈られたソテツがありました。
グラバー邸の前からは、クイーンエリザベス号の雄姿が間近に望めました。
グラバー園の中にはハート石が2か所ありました。その1つとそれを写真にとっている人たちです。
長崎の有名なお祭りに「長崎くんち」があります。その時に活躍する出し物がグラバー園内の「長崎伝統芸能館」に飾られていました。
長崎の観光はここだけです。
やや後ろ髪を引かれる思いを残しながら、佐賀県有田に向かいました。
有田に立ち寄ったのは陶器を見るためではなく、「有田ポーセリンパーク のんのこの郷」で昼食をいただくためです。
ここではお酒と焼酎の試飲が楽しめました。
博多駅からは15時4分の新幹線で東京に向かいました。家には21時半ころに戻りました。
今回は温泉と食事と乗り物とピンポイントの観光を楽しむ旅でした。
旅でお世話になった添乗員、バスガイド、ドライバーの皆さんありがとうございました。
そして何よりも喜寿のお祝いの旅をプレゼントしてくれた妻に感謝したいと思います。
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