九州6県をめぐる旅-その2(NO.698)
前回の続きです。
第3日-3月20日(木)
前日と同じように、朝風呂と朝食を済ませ、7時50分に大分県湯布院温泉のホテル山水館を出発し、福岡県の柳川を目指しました。
天候はかなり雨に降られるとの予報でしたが、熊本城に入る時にちょっと降られただけの「曇り一時雨」でした。妻の「晴れ女」の実力発揮です。
10時に柳川に到着、さっそく「どんこ舟下り」を行いました。舟下りとはいうものの、川を下るわけでなく、掘割りの「お堀めぐり」と言った方が当たっています。
私たちの舟には、8組の夫婦と添乗員の17名が乗りました。かなりゆったりと座れました。
船頭は「たっちゃん」、ゆっくりとした口調で思いがけない辛口のユーモアを交えます。唄も何曲か披露しましたが、なかなかのものでした。
私たちのグループのもう1槽の舟は後からついてきます。船頭の歌声が響いてきました。
橋の下は狭く低いので、船頭さんは腰をかがめて通り抜けます。
漁に使われる「くもで網」がありました。
舟下りのお客を楽しませるために、いろいろな見せ場が用意されていました。たっちゃんは見せ場の前を通るたびに、ワサビの効いた説明を入れました。
柳川は詩人北原白秋生誕の地です。白秋の童謡「待ちぼうけ」の像です。
川をイメージした石碑もありました。
ひな人形を飾った場所もありました。
パラパラと雨が降ってきましたが何とかぬれずにお堀めぐりが終わりました。
バスは福岡県の柳川から引き返す感じで熊本市に行きました。
まずは昼食です。熊本城近くの城彩苑の中のあか牛料理の「山見茶屋」に入りました。
食事の後は熊本城見物です。熊本城天守閣見物が終わるまで小雨が降っていましたが、天守閣を出るとあがっていました。
観光客はそれほど多くはない感じでした。桜のシーズンになれば大混雑になるのではないでしょうか。
熊本城の入り口と、天守閣です。
天守閣からの眺めです。
本丸御殿にも入りました。
大広間はなんとも言えない美しさに輝いていました。天井の絵も見事でした。
熊本城の外に満開の桜がありました。ソメイヨシノと種類の違う桜のようです。
後で知ったことですが、この日に熊本県でソメイヨシノが開花したとのことでした。
熊本新港から有明海を横断して島原外港までフェリーに乗りました。23年前に来た時は逆コースでした。
今夜の宿は雲仙温泉の「九州ホテル」でした。
九州ホテルのすぐ隣には「雲仙地獄」がありました。勢いよく臭いのきつい湯気を出していました。
入浴前に雲仙地獄を一回りしました。
雲仙温泉の泉質は別府や湯布院と違い、硫黄のにおいが強烈でした。
それぞれの温泉を十分楽しむことができました。食事もどこもおいしい和食でした。
ホテルでお土産を買って宅急便で送りました。不要な持ち物も一緒に送ったので楽になりました。
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