楽しみな田中陽希さんのグレートトラバース(NO.717)
プロアドベンチャーレーサーの田中陽希さんが日本百名山を人力で踏破するという前代未聞のアドベンチャーを試みています。
4月1日に鹿児島県の屋久島の宮之浦岳に登り、10月に北海道の利尻島の利尻岳まで、日本百名山を一筆書きで踏破するものです。
陸上は自分の足で歩き海の上はカヤックで漕ぎ渡ります。
7か月間、7800キロ、登る累積標高は合計10万メートルになります。
NHKは4人のカメラマンが田中さんに張り付き、全行程をBSプレミアムで5回に分けて放送します。カメラマンも当然山登りが得意な人が選ばれました。1回目は5月24日に放送されました。
「日本百名山一筆書き」の公式ホームページでは田中さんの文章や写真を見ることができます。また現在どこを歩いているかを地図上で確認することができます。
田中さんは国内唯一のアドベンチャーレースチームのTeam EASTWINDのメンバーです。
BSプレミアムで放送されたコスタリカでのアドベンチャーレースには、田中さんがTeam EASTWINDの4人のメンバーの1人として出場しました。高山と深い谷と急流の川と深いジャングルと海の850キロを足とマウンテンバイクとカヤックで10日間にわたって踏破する世界一過酷なレースでした。
最後にゴール前7キロのところで、メンバーの女性が転倒、骨折したため3人でのゴールでチームとしては失格でした。
今回のグレートトラバースは、日本国内とはいえ、大変過酷なトラバースになることでしょう。元気で完走してほしいと願っています。
そして毎回の放送が楽しみです。
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