ニホンウナギが絶滅危惧種になった(NO.720)
平成26年6月12日、国際自然保護連合(IUCN)が、ニホンウナギを野生生物が絶滅する恐れの程度を評価した「レッドリスト」で絶滅危惧種に指定したと発表しました。
「レッドリスト」に法的拘束力はなく、直ちに捕獲や消費が制限されることはありませんが、今後国際取引の規制につながれば、ウナギが食べられなくなるかもしれません。
我孫子市のゆるきゃらは「手賀沼のうな吉さん」になっています。我孫子市の手賀沼でも昔はウナギが多く住んでいました。そのなごりか今も何軒かの有名なうなぎ料理店があります。時々その1軒で蒲焼を買いますが、愛知産と言っていました。
ウナギのかば焼きやうな重は日本の食文化の重要な部分を占めています。それがなくなるといろいろなところに大きな影響が出ることと思います。
何とかウナギの新しい人工養殖方法を発明するとか、資源の保護方法を改善するとかして、絶滅から抜け出してほしいものです。
以前は東海道新幹線ができる前は、浜松あたりを通るとうなぎの養殖池の水車が勢いよくまわっていました。新幹線ができてから、次第に養殖池が減ってきました。もちろん新幹線のせいではありませんが、時代とともにだんだんウナギが減ってきたことが実感されます。
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