ゾーン30の思想に反する白線の線引き(NO.718)
平成25年12月15日の手賀沼通信ブログに「若松地区がゾーン30になった」というブログを書きました。
ゾーン30はそれまでの道路上の白線を変更して歩道を広げ、車道を狭くして心理的に車のスピードを落とさせ、人が安心して歩けるという人にやさしい考え方が基本になっています。
下の写真は従来の白線を消した痕と新しい白線です。
平成26年6月2日、突然ふれあいラインの1つ南の東西に走る道路に白線が引かれました。
ところがこの白線が消された白線と同じような場所に引かれたのです。
道路の南側に引かれた下の写真の白線は上の写真の消される前と同じように電柱にぶつかっています。
道路の北側に引かれた下の写真の白線は上の写真の消される前と同じように、駐車場から道路に出る側溝のふたにつまずいてしまいます。
人が歩くときやベビーカーを押すときや高齢者の歩行補助器を使うときは、白線の内側に入るしかありません。
白線は人のために引かれたのではなく、車のために引かれたとしか思わざるを得ません。車は堂々と白線のなかを疾走するでしょう。むしろ白線はなかったほうがよかったのです。どうしても白線を引くなら、南か北の片方にだけ、十分な広さを確保してひけばよかったのではないかと思います。
警察と市に電話で問い合わせたところ、白線を引いたのは市ですが、警察から出ているルールと住民の要望で引いたとのことでした。引くのなら道路の広さからあの場所にするしかなかったようです。住民の要望といっても具体的なイメージを描いて要望したわけではないと思います。
私の心配が無駄に終わることを祈っています。
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